建築基準法第6章 雑則 (法第 87 条) 【用途変更(1) 用途変更(1)】 (1)】 【質問】 用途変更はどのような場合に確認申請が必要となるのか。 【回答】 ① 用途変更とは、ある建築物を他の用途に転用して、法別表第1(い)欄に掲げる用途の特殊建 築物とする行為のことで、用途変更部分が 100 ㎡を超えた場合は確認申請の対象となる。 ② なお、工事が完了した場合には建築主事に「工事完了届」を提出する規定があるが、検査済 証は交付されない。 (例) 100 ㎡を超える一般建築物(例:事務所) ⇒ 特殊建築物(例:病院) 100 ㎡を超える一般建築物 (例:住宅) ⇒ 特殊建築物(例:飲食店) ※ 新たに一般建築物となる用途変更は確認申請は不要となりますが、法に適合させる必要 がある。 【参考】 ① 法別表第1(い)欄に掲げる特殊建築物 ・劇場、映画館、演芸場、観覧場、公会堂、集会場等 ・病院、診療所(患者の収容施設があるものに限る。)、ホテル、旅館、下宿、共同住宅寄宿 舎、児童福祉施設 ・学校、体育館、博物館、美術館、図書館、ボーリング場、スキー場、スケート場、 水泳場、スポーツ練習場 ・百貨店、マーケット、展示場、キャバレー、カフェー、ナイトクラブ、バー、 ダンスホール、遊技場、公衆浴場、待合、料理店、飲食店、物品販売業を営む店舗 ・倉庫 ・自動車車庫、自動車修理工場、映画スタジオ、テレビスタジオ ② 令第 115 条の 3
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