志賀高原スキー合宿2016

志賀高原スキー合宿2016
楢戸
守
恒例の志賀高原スキー合宿に行ってきました。
昨年は工藤君と小泉君が怪我で参加できず参加者4人で寂しかったのですが、今年は両君
の他、池辺君、森屋君、伊藤君に私の6名とほぼフルメンバーでした。
志賀高原へは東京から新幹線で長野駅まで行って、長野駅からは長野電鉄の直通バスで1
時間あまりです。池辺君達4人はこのルートで行きましたが、小泉君と私はマイカーでド
ライブも楽しみながら行きました。
志賀高原は新潟県に近い長野県北部にありますが、雪国のスキー場としては比較的天候
が安定していて、今回の2月3日から5日までの3日間も快晴に恵まれ楽しいスキー旅行
になりました。
宿泊は池辺君のお世話で朝日新聞健康保険組合の保養所に泊めてもらいました。
この施設は蓮池バスセンターのすぐ近くにあり、蓮池ゲレンデに隣接していて、裏口から
スキーをつけてすぐゲレンデに出られるという好立地にあります。
スキー発祥の地は新潟県側にある妙高高原スキー場だそうですが、この蓮池ゲレンデには
「スキーリフト発祥の地」の看板が立っていますから相当歴史のあるゲレンデなのでしょ
う。
志賀高原の大部分は山麓の「和合会」の所有地(昔の入会地?)なので色々な規制があ
り、この様な施設は他には作れないのでいつも有難いと思っています。
「志賀高原スキー場」は日本で一番大きなスキーリゾートで、沢山のゲレンデからなるス
キーエリアの総称です。古くからある玄関口の蓮池・丸池・サンバレー、北部の奥志賀・
焼額(やけびたい)、中央部の一の瀬・東館山・高天ヶ原・西館山、南部の木戸池・熊の
湯・横手山・渋峠などのゲレンデは無料のシャトルバスでつながっています。昔はばらば
らに営業していたようですが、今は「志賀高原索道協会」のもと統一的に運営されていま
す。
この様に沢山のゲレンデがあるのでどのゲレンデで滑るか迷うのですが、
初日は「蓮池で練習する」という伊藤君を残して、我々5人は中央部にある西館山とブナ
平ゲレンデで滑りました。以前は近くにある有名な難ゲレンデ「ジャイアント」にもチャ
レンジしましたが、「後期高齢者」になった最近では体力や運動能力の衰えも考慮して、
どうしても緩斜面で滑ることになります。
夜は宿でスキー談義(ほとんど昔話)に花が咲きますが、池辺君の酒や料理の話、工藤君
の芸能界の裏話、小泉君の農作業、森屋君の音楽などのウンチクを聞く楽しみもあります。
二日目は伊藤君も一緒に6人で奥志賀高原のゲレンデまで遠征しました。この冬は志賀
高原も降雪が少なく普段の3分の1程度しか積雪がないそうで、どのゲレンデも雪が固く
滑りにくかったのですが、北の奥志賀高原は雪質も良く楽しく滑れました。特に山頂近く
には恰好の緩斜面があり、伊藤君も楽しそうに滑っていて、みんなで「伊藤ゲレンデ」と
名付けて繰り返し滑りました。
奥志賀ゴンドラ山頂駅付近にて
妙高・黒姫など北信の山々の眺望が素晴らしい
奥志賀高原山頂付近
伊藤君お気に入りの緩やかな斜面「伊藤ゲレンデ」
三日目は工藤君お気に入りの寺子屋ゲレンデや中央部の一の瀬天狗ゲレンデなどで滑
り、午後は二手に別れて池辺君と森屋君はジャイアントゲレンデにチャレンジに行き、私
達はまた西館山の長い緩斜面を楽しみました。
志賀高原は中学生や高校生の修学旅行や体育のスキー教室のメッカで、どのゲレンデもこ
れらの団体が占領していますので、私達一般のスキーヤーは3日間とも彼らのいないゲレ
ンデを探して滑らざるを得ませんでした。
怪我などで昨年はスキーのできなかった小泉君や工藤君はすっかり本来の調子を取り戻
しスイスイ滑っていましたし、池辺君はまだ難コースにチャレンジする気力が残っている
様でした。この調子ならまだしばらくは志賀高原スキー合宿が続けられそうです。