Title Author(s) Citation Issue Date URL B-2 農地への依存性の異なるニホンザル2群の群落利用の 比較 海老原, 寛麻 霊長類研究所年報 (2012), 42: 100-101 2012-10-04 http://hdl.handle.net/2433/171589 Right Type Textversion Departmental Bulletin Paper publisher Kyoto University 上記と並行して、ニホンザル化石の古生物学的記載(計調I J .CT撮影)を行った。 主として 、霊長研所蔵の現生 標本の小臼歯と大臼歯に計測に力J Iえ、白山自然保護センタ 一所蔵の白山産現生襟木も計測対象とした。 また 、CT 撮影による頭蓋'骨内部の検討も実施した。予察的には、言 h J 1 I J 値に基づく黒部峡谷産ニホンザル化石の地域性を認め るに至 っているのまた 、眼簡上切痕の明瞭な発達など、頭蓋骨における特徴的な形質もみられるの これら古生物学 的記載については、計測値等の再検証を経て、論文中に文章と して明記すべきであると考え、 ここ では詳細な内容 を避ける。 < 論 文 > (全て,謝辞に京都大学霊長類研究所の共同研究助成を使用した旨を明記) 1 ) 柏木健司,ほか 印刷中,富山県黒部峡谷の鐘釣地域のサノレ穴(鍾乳洞) 地質学雑誌. (日本地質学会,査 読誌) 2 ) 柏木健司 印刷中,富山県黒部峡谷の鎧釣地域の石灰岩桐窟研究史,黒部(黒部学会,非査読誌) 3 ) 柏木健司,ほか 2012,ニホンザノレの洞癒利用と化石化過程(予察).名古屋大学加速器質量分析計業績報 T I I ,1 5 6 -1 5 9 . (名古屋大学年代測定総合研究センター,非査読誌) 告書, XX 4 ) 柏木健司,ほか 査読中,豪雪地域のニホンザノレによる桐窟利用.霊長類研究.(日本霊長類学会,査読誌) く学会発表> (演旨無 し) 1 ) 柏木健百J,ほか 20 1 1,富山県東部の黒部峡谷鐘釣地域の鍾乳洞産ニホンザノレ化石.第 27回日本霊長類学 会の自由集会「ニホンザノレの化石 J . 2 ) 柏木健司,ほか 2012,黒部峡谷サノレ穴 j 産ニホンザノレ化石の炭素 1 4年 代 と化石化過程目第 24回 ( 2 0 1 1年度) 名古屋大学年代測定総合研究センタ ーシンポジウム . 以上の発表および報告概要は 、以下のようにまとめられる υ サノレ穴は、測線総延長で 100mを超える竪横複合型 桐籍で、洞口から 20mの横穴を介して竪穴に連結する。 ニホンザノレ化石は、横穴中の支洞奥と竪穴の筒前、そし て竪穴中の 4箇所でみられ、これら全 6個体は全て完全な暗黒の空間で産した3 化石の産状に基づくと、原地性な い し準原地性の化石であることは間違いなく、ニホンザ/レは横穴に自ら入り込み、何らかの理由で竪穴に落ちて化 石化したものとの推論が導き出される。その後、績穴中に現生ニホンザノレに よる多量の糞佐見出し 、2010年度冬 季に防寒目的として桐痛を利用した際に排?位された糞であるとの議論を展開した。:tた、積雪量の増減がニホンザ ルの洞窟利用を規制している点を 、ここ数年の積雪量変化に基づいて議論した。既に測定済みである炭素 1 4年代 値を考癒すると 、弥生時代前期にはニホンザノレによる洞窟利用は生態として縫立していたと判断される。そして 、 竪穴中のニホンザノレ化石は、冬季に洞窟に入り込んだニホンザノレが、何らかの理出で落ら込んで化石化したものと の議論が可能である。 。 )一般個人研究 B・1D i e tandt b eH o s t p a r a s i t ee c o l o g yo fchacmababoons PAPeb s w o r t h( W i l d c li f fN a t u r eRe s e r v e ) 所内対応者 :MAHu 缶 na n Geop bagyi . sw i d e s p r e a di nanima l sandOCC U f Si n2 1% ofalnonhumanp r i m a t e s ,buthasnotbeendes c r i b e dbyagec l a s s , S 巴x ,o rr e p r o d lc t i v 巴 s t a t e .Becauses o i lb a st h ea b i l i t yt oale v i a t eg a s r r o i n t e s t i n al( G l )d i s t r e s sandlIp s e t s ,geophagyi s c o n s i d e r e das el ι m e d i c a t i v eb e h a vi o r . 1a n a l y z e dd a t ac o l l e c t e df r Oll1 my f i e l ds t u dy ,wh i chc o n t i nualy moni t o r e ds oi l cons um p t i o ni nat r o o pofP a p i ohamadrasu r s i n usa tf o u rgeophagys i t e sw i t bv i deocamerat r a p sliomAugust2009t h r o u g b J an ua r y20 1 1 .Using60bo u r sofvi deor 巴c o r d i n g s,]eva l u a t e ds o i lco n s l l m p t i o nbya g ec 1a s s,s e x,andr e p r o d u c t i v巴 s t a t e P r e g n a n tbaboon ss p e n tmoret i m 巴 c onsumings o i la tmoni t or edgeop hagys i t e st hal 1o t h e rbaboo l 15 .Thi sp a t t e r nofs oi l c o n s u m p t i o ni ssi mi la rt owha li so b s e r v e di nhum ans .l na d d i t i o n1 0a n al y z i n gg e o p h a g i cs oi l sf o rphy s i c a l ,chernical ,and mi ne r a lpr o p e r t i e s ,1a n a l y z e dt b e s es o i l sf o rp r e s e n c eofs o i l t r a n s m i t t edhel mint ls(ST H)1 0eval l l a t et her i s kofp a r a s i t e t r a ns mi s si o nt b r o u g hs oi lc o n s u m p t i o n . 1anal y z e d 272 f e c a ls a mple st od e t e r m i n ep a r a s i t e si n f e c t i l 1 gt hi st r o o p .S i x nem a t o de s:Tr i ch u r i ss p. ,oneu l l i d ent i t i e ds p e c i e s仕omt b es ubord erS p i r u r i n a ,S t r o n g y l o i d e sf u e l l e b o r n i,Oesophagostomum s p. ,T r i c b o s t r o n g y l u ss p .,andS佐 e p t o p h a r a g uss p .weref o und.80s o i Js a mp l e sweret b e na n a l y z e df o rp a r a s i t ep r e s e n c e ,40 五 i . o mgeop hagys i t e sa nd40fromf o r a g i n gs it e s .Myp r e l i m i n a r yf i n d i J 1g si n d ic at et h a tmo 陀 T I 允h u r i ss p.ovawerer e cove r e d I I " oms a mpl e scole c t e dwheres o i l swerecon s u med ,andbothgeophagyandforagi n gs i t e swa 5ap o t e n t i a lS OU f ceofSTH i n f e c t i onf o r白 i st r o o p .However , bl a c kw a t t l 巴s t a n d sp o s eag r e a t 巴r r i s kofSTHi n f e c t i o nt h a ng印 phagys i t e s B・2 農地への依存性の異なるニホ ンザ ノレ 2群の群落利用の比較 海老原克(麻布大 ・院 ・獣医) 所内対応者:辻大和 近年、サノレ(ニホンザノレ)による農業被害が生じている 。農村の過疎化は今後さらに進むと思われ、人里を利用 するサルもさらに増えていくと予想される。 こうした状況は、サノレが環広の変化に対して、どのように生活を変化 させたかを知る好機といえる。本研究では、神奈川県丹沢東部の農地を利用しない群れ(自然群)と農地を利用す る群れ ( 加害群)の群法利用を比較した。 ラジオテ レメ トリ法により群れの位置を把握 し、GI S上で環境省の植生 図を用いて解析を行った。自然群では 、 広葉樹林の利用が秋を上限とし て山型 を示 し、針葉樹林と 草地の利用は秋 を下限に谷型を示 した。一方、加害群では、農地の利用が秋を上限 として山型を示 し、その他の群落利用に傾向は 見 られなかった。 このことは、食物供給量が関係していることが考えられる。 2群の群絡利用を比較すると、どの nU n u 季 節 に お い て も加 害 群 の 方 が 農 地 の 利 用 が 多 か っ た 。 これ は 、農 地 に 栄 養 価 の 高 い 作 物 が集 中 的 に あ る た め と考 え られ る。 ま た 、秋 以 外 は 加 害 群 の 方 が 広 葉 樹 林 の 利 用 が 多 か っ た 。 人 か ら の圧 力 や 広 葉 樹 林 が農 地 に 隣 接 して い る こ と が影 響 して 、広 葉 樹 林 の 利 用 を 高 め た た め と考 え られ る 。農 地 の 存 在 は 、サ ル の群 落 利 用 に 大 き な影 響 を及 ぼ して い る こ と が 示 され た。 〈発 表 概 要 〉 ニ ホ ン ザ ル2群 の 群 落 利 用 パ ター ン ∼ 隣 接 す る 自然 群 と加 害 群 の 比 較 ∼ 海 老 原 寛,高 槻 成 紀(麻 布 大 ・院 ・獣 医)所 内 対 応 者:辻 大 和 近 年 、サ ル(ニ ホ ン ザ ル)に よ る農 業 被 害 が 生 じて い る。 こ う した 状 況 は 一 種 の 実 験 と み る こ とが で き 、 サ ル が 環 境 の 変 化 に 対 し て 、 どの よ うに 生 活 を変 化 させ た か を 知 る 好 機 とい え る 。本 研 究 で は 、神 奈 川 県 丹 沢 東 部 の 農 地 を利 用 し な い 群 れ(自 然 群)と 農 地 を利 用 す る群 れ(加 害 群)の 群 落 利 用 を比 較 した 。 ラ ジ オ テ レメ ト リ法 に よ り 群 れ の位 置 を把 握 し、GIS上 で 環 境 省 の 植 生 図 を用 い て 解 析 を行 っ た 。 調 査 は2011年6月 ∼ll月 に お こ な っ た 。 自然 群 は 、初 夏 に針 葉 樹 林 の 利 用 が 多 く広 葉 樹 林 の利 用 が 少 な か っ た が 、季 節 が 進 む に っ れ て これ が 逆 転 した 。加 害 群 に お い て は 、初 夏 に 草 地 の 利 用 が 多 く農 地 の 利 用 が 少 な か っ た が 、季 節 が進 む に つ れ て 逆 転 した。こ の こ と は 、 お そ ら く食 物 供 給 の 違 い に よ り、 自然 群 で は 森 林 が 、加 害 群 で は 農 地 な ど が 群 落 利 用 の 季 節 変 化 の キ ー と な っ て い る こ と を示 唆 す る。2群 の群 落 利 用 を 比 較 す る と、ど の 季 節 に お い て も加 害 群 の 方 が 農 地 の 利 用 が 多 か っ た 。ま た 、 初 夏 や 晩 夏 に は加 害 群 の 方 が 広 葉 樹 林 の 利 用 が 多 か っ た 。 これ は 、農 地 に 栄 養 価 の 高 い 作 物 が集 中 的 に あ る た め と 考 え られ る 。 ま た 、農 地 と広 葉 樹 林 が 隣 接 して い る こ とが 多 い た め 、農 地 を利 用 す る こ とが 結 果 と し て 広 葉 樹 林 の 利 用 を 高 め た た め と考 え られ る。 B-3サ ル 脊 髄 損 傷 モ デ ル を 用 い た 軸 索 再 生 阻 害 因 子 と そ の 抗 体 に よ る 神 経 回 路 修 復 に 関 す る研 究 山 下 俊 英,中 川 浩,中 村 由香,佐 藤 彰 修(大 阪 大 ・院 ・医)所 内 対 応 者:高 田 昌 彦 脊 髄 損 傷 に よ り、 中枢 運 動 回 路 の 軸 索 が 切 断 され 、 上 下 肢 の 麻 痺 が 惹 起 さ れ る。 成 体 に お い て 脊 髄 が 損 傷 され る と、機 能 回復 が期 待 で き な い こ とが 多 い 。そ の 理 由 の ひ とつ と して 、軸 索 再 生 を 阻 害 す る 因子 の 存 在 が あ げ られ る 。 我 々 は 、新 規 の 軸 索 再 生 阻 害 因 子 と してRepulsiveguidancemolecule-a(RGMa)を 同 定 し 、脊 髄 損 傷 モ デ ル ラ ッ トに RGMaの 機 能 を 中 和 す る抗 体 を投 与 す る こ とに よ り、 運 動 機 能 の 回復 が促 進 され る こ と を 報 告 した。(Hata,etal., 2006)本 研 究 は 、 霊 長 類 に お い てRGMaが 軸 索 再 生 阻 害 因 子 と して 働 い て い る か ど うか に つ い て検 証 す る こ と を 目的 と し て い る。 ア カ ゲ ザ ル を用 い て 、運 動 を 制 御 す る皮 質 脊 髄 路 を 順 行 性 ト レー サ ー で ラ ベ ル し、 そ の3週 間 後 に脊 髄 損 傷(hemisection)を 施 し た 。 さ ら に そ の10日 後 に 、 脊 髄 を 採 取 し、 免 疫 染 色 法 に て 損 傷 部 周 囲 のRGMa 発 現 を観 察 し て い る と こ ろ で あ る 。 ま た 大 脳 運 動 野 領 域 、皮 質 脊 髄 路 に お け る 、RGMa受 容 体 で あ るneogeninの 発 現 も確 認 して い る。抗 体 治 療 を 施 す 予 定 の ア カ ゲ ザ ル2頭 に つ い て は 、運 動 機 能 評 価 課 題 の トレー ニ ン グ を 行 っ て い る。 B-4サ ル 系 統 進 化 に お け る 上 肢 の 解 剖 学 的 発 達 西 条 寿 夫,TAAversi-Ferreira,堀 悦 郎(富 山大 ・医 学 薬 学 研 究 部 ・シ ス テ ム 情 動 科 学)所 内対 応 者:中 村 克 樹 オ マ キ サ ル は 、 チ ンパ ン ジ ー や ヒ トと 同 様 に 、 上 肢 に よ り道 具 を 用 い て 食 物 を得 る こ とが 知 られ て い る。 これ ら 道 具 使 用 に は 、上 肢 筋 肉 の 微 細 な コ ン トロー ル が 必 要 で あ り、道 具 使 用 を 行 うオ マ キ サ ル の 手 指 は 、 ヒ トや チ ン パ ン ジ ー と異 な る 筋 支 配 に も 関 わ らず 、 ヒ トや チ ン パ ン ジ ー と 同様 な 母 指 対 向性 を 有 して い る こ と が 明 らか に され て い る。 一 方 、 ニ ホ ン ザ ル は 、 行 動 学 的研 究 や 神 経 生 理 学 的 研 究 に 多 く用 い られ て い る に も 関 わ らず 、そ の 上 肢 の解 剖 学 的 特 徴 は 比 較 的 不 明 で あ る。 本 研 究 で は 、ニ ホ ン ザ ル に お け る 上 肢 の 解 剖 学 的 特 徴 を 、 肉 眼 解 剖 に よ り解 析 し た 。 そ の 結 果 、 ニ ホ ン ザ ル の 上 腕 二 頭 筋 、 上 腕 筋 、 烏 口腕 筋 、 上 腕 三 頭 筋 お よ びdorsoepitroclearmuscle(サ ル類 の み 、 ヒ トで 存 在 せ ず)に お け る神 経 支 配 お よび 血 管 の 分 布 は 、他 の 霊 長 類 と 同 じで あ っ た が 、 そ の 起 始 と停 止 の 付 着 部 位 が 異 な る こ と が 明 ら か に な っ た 。 現 在 、 前 腕 筋 の 肉 眼 解 剖 を 行 っ て お り、 今 後 全 デ ー タ をComparative AnatomicalIndex(IAC)を 用 い て 数 値 化 す る こ とに よ り、 ヒ トを 含 む 他 の 霊 長 類 と比 較 し、 上 肢 の進 化 過 程 を 明 ら か に して い く予 定 で あ る。 B-5マ ー モ セ ッ トに お け る養 育 個 体 の オ キ シ トシ ン濃 度 齋 藤 慈 子(東 京 大 ・院 ・総 合 文 化)所 内 対 応 者:中 村 克 樹 近 年 、神 経 ペ プ チ ドの 一 つ で あ る オ キ シ トシ ン と社 会 性 に 関 す る 研 究 が げ っ歯 類 で 盛 ん に お こ な わ れ て い る。 オ キ シ トシ ン は 、社 会 性 の 第 一 歩 と考 え られ る認 知 ・行 動 に 関 わ っ て い る こ とが わ か っ て お り、 ヒ トを対 象 と し た研 究 も盛 ん とな っ て い る。 しか し、い ま だ ヒ ト以 外 の 霊 長 類 に お け る社 会 行 動 と オ キ シ トシ ン の 関 係 に つ い て の 研 究 は 数 が少 な い 。 そ こ で 、本 研 究 で は 、 協 同 繁 殖 をお こ な うコ モ ン マ ー モ セ ッ トを対 象 に 、母 親 だ け で な く父 親 の オ キ シ トシ ン 濃 度 が 、 妊 娠 ・出 産 ・養 育 行 動 に よ り どの よ うに 変 化 す る か を 調 べ る こ と を 目的 と した 。 乳 幼 児 が い る 父 親 個 体 と単 独 飼 育 オ ス 個 体 か ら採 尿 し、 市 販 の オ キ シ トシ 測 定 用EIAキ ッ ト(ヒ ト、 マ ウス 用) を 用 い て 、尿 中 の オ キ シ トシ ン 量 を比 較 した が 、群 間 に 差 は み られ な か っ た 。 ま た 出 産 前 後 で オ キ シ トシ ン 量 に 変 化 が み られ る か を検 討 す る た め に 、妊 娠 中 ∼ 出産 後 の 繁 殖 ペ ア よ り採 尿 を お こ な い 、オ キ シ トシ ン 量 の 測 定 をお こ な っ た。 そ の 結 果 、 メ ス で は 出 産 当 日(血 液 も尿 に 混 入 して い た)に ピー ク を 示 し、 出 産 前 よ りも 出 産 後 で 値 が 高 い傾 向 が み られ た 。 ま た 、 オ ス で は 前 後 で 大 き な 変 化 が み られ な か っ た 。 そ の 後 、マ ー モ セ ッ トに お け る オ キ シ トシ ン の ペ プ チ ド配 列 が 他 の 哺 乳 類 と異 な る こ とが 発 表 され た た め 、マ ー モ セ ッ トの オ キ シ トシ ン を合 成 し、 再 度 測 定 系 の 妥 当性 を検 討 して い る。 一101一
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