家畜保健衛生だより

家畜保健衛生だより
平成24年度
第 14号
子牛を下痢から守りましょう!
厳しい寒さが続いていますが、この寒さは子牛には大変厳しく、
肺炎などの呼吸器病とともに下痢などの消化器病の発生要因になります。
今回は子牛の下痢の予防対策についていくつか紹介します。
下痢の原因とは
非感染性下痢(不適切な管理が原因)
感染性下痢(病原体が原因)
食餌性 :過剰給与、過剰飲水
不消化物の給与
消化器性:胃内容物、毛球、潰瘍
神経性 :ストレス
環境性 :気温、風、湿度
細菌性
:サルモネラ
など
ウイルス性:コロナ、ロタ
BVD-MD
など
寄生虫性 :クリプトスポリジウム
コクシジウム など
予防のための対策
子牛の抵抗力を高める
病原体との接触を防ぐ
□出生直後の初乳の給与
□定期的な消毒
□ストレスの軽減
□踏み込み消毒槽の設置
□冬場の保温と換気
□発症した子牛の隔離
□ワクチン接種
□毎日の除糞や清掃
冬場の対策
よく乾いたワラやオガコを牛床に敷いて
腹部が下から冷えるのを防ぎましょう。
敷料をスノコの上に敷くと乾いた状態が
保て、子牛の体が濡れにくくなります。
また、通気性が良くなり、アンモニアに
よる影響を軽減できます。
保温の方法は電気ヒーターの利用、毛布や
タオルケットを体にかけるなど色々あり
ますが、湯たんぽの利用も簡単で効果的で
す。ペットボトルを湯たんぽがわりにし
て、敷料の中に入れるとよいでしょう。
その際、子牛に直接触れると低温やけどを
するおそれがあるので注意しましょう。
《下痢は早期発見・早期治療が肝心です。早めに獣医師に相談しましょう》
神奈川県湘南家畜保健衛生所
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