術前検査等で発見された肝炎ウイルス陽性者への

術前検査等で発見された肝炎ウイルス陽性者への
かかりつけ医対応力向上研修会
(肝疾患診療従事者事業)
術前検査等で発見されたB型・C型肝炎ウイルス陽性者への説明に関する医師の義務を
裁判例から考える研修会を行います。
B型・C型肝炎ウイルス検査を術前検査等で行う診療科を有する医療機関の開設者・管理
者、診療科長等の医療関係者のご参加をお願いいたします。
日 時 : 平成27年2月8日(日)14:00~16:00
会 場 : 津山市医師会
津山保健センターホール
津山市椿高下 114
Tel:0868-22-2168
〔演題・講師〕
1.事例紹介
「肝炎ウイルス陽性者の現状」
<50 分>
津山中央病院
内科副部長
高山
裕基 先生
術前検査等で判明した肝炎ウイルス陽性者に対し、検査結果を的確に伝えることで院内の
肝炎専門診療科または院外の肝炎専門医療機関への受診に繋げるための体制を構築した事
例を紹介する。
2.「裁判上の医師の説明義務からみた保健指導義務
~術前検査等において、肝炎ウイルス陽性と判明した場合の説明の
必要性とその説明範囲に関する考察~」
<50 分>
弁 護 士
森脇 正 先生
肝がんのほとんどがウイルス性肝炎からの発症であると考えられている現在、ウイルス性
肝炎の早期発見は患者の期待している診療情報と思われる。
術前検査の結果、陽性者と判明した患者に対して、外科医等は、肝炎ウイルス陽性者と
説明しなければならないか。説明する場合は、どの程度の説明(説明範囲)をしなければ
ならないか。
3.「肝疾患診療連携体制の確保について」
岡山県保健福祉部健康推進課
榛川
<10 分>
亜紀子
氏
術前検査等で発見された肝炎ウイルス陽性者を、院内の肝炎専門診療科への受診に繋げ
るようルール化する。
また、自らの施設では十分に対応できない場合には、院外の肝炎専門医療機関に患者を
紹介する体制の整備を促す。
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日本医師会生涯教育講座単位:2.0 単位
カリキュラムコード: 5.医師-患者関係とコミュニケーション、 7.医療制度と法律、10.チーム医療、13.地域医療
会員の先生は出席証明用のチケット帳をご持参下さい。
会員施設の職員の方もご参加ください。