ウィッチ・トライアル / James Ernest ウィッチ・トライアル BOX size M ○ 原題 : Witch Trial ○ 作者 : James Ernest ( ジェームズ・アーネスト) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ブラックユーモアに れたゲームです。プレイヤーは時 には弁護士、時には検事となり、容疑者を裁く法廷に立ち ます。弁護士のプレイヤーは容疑者が無罪に、検事のプレ イヤーは有罪になることで裁判の報酬が得られ、最終的に より多くのお金を稼いだプレイヤーが勝者となります。… これだけなら普通のゲームなのですが、この裁判は「魔女 裁判」で、プレイヤーにとって大事なのは有罪か無罪か… では全く無く、自分が ←100mm→ かるかどうかだけなのです。 ゲームは手札のカードを使うことで進行します。まず、 10才~ プレイヤーが出した容疑者カードと告発カードが組み合わ 対象年齢 さることで、裁判が起こります。「○○さんが、△△の罪で 3~7人用 遊べる人数 45 分 時間 魔女と疑われている」ということです。描かれている住民 は清廉潔白な人物からご近所の評判が悪い人まで様々で す。罪の内容も「それは悪い!」というものから、 「ちょっ コンパクト ゴージャス うものまであります。容疑者や罪状のカードには数値が記 わかりやすい ふかい いのかを示しています。最終的にはサイコロを振って目を もりあがる じっくり と お し ゃ べ り」と い う よ う な、「そ ん な こ と で!?」と い されており、この合計が、住民が有罪に近いのか無罪に近 この値に足し、13 以上なら有罪、未満なら無罪となりますので、サイコロを振る前に弁護士は証拠カードを出して数 値を減らし、検事はカードで数値を増やし、戦っていくのです。 これだけならまだ真っ当なのですが、弁護士と検事のプレイヤーはしばしば「談合」することになります。裁判は 何回も行われますし、手札は有限ですので、常にオール・オア・ナッシングになるサイコロを振る所に裁判が至る前に、 双方とも「司法取引」を持ちかけるのです。つまり「これ以上はお互いカードがもったいないし、報酬山分けにする から無罪ってことにしてくれない?」というような提案です。さらに言えば、お互いカードを出しては「どちらかと いうと有罪になる確率の方が高いから 2/3 下さい」 「私のほうが余分に 2 枚も手札を使ったので多くちょうだい」といっ た、罰当たりなフレーズが飛び交います。 題材はちょっと不謹慎ですが、盛り上がること請け合いのゲームです。冗談の通じる大人同士の席にお勧めです。 あの人ゲームを遊んでたから 魔女です! ※ゲームを遊ぶために別途ゲーム紙幣が必要になります。 詳しいルールはこちらから http://www.newgamesorder.jp/games/witch-trial カードに書かれているフレーバーテキストが重要で、容疑者の名前やその罪の内容などがブラックユーモア溢れるテイストで書かれていてゲームによ り一層の面白みを加えています。その翻訳には正確さはもちろん、面白さやしっくりくるかどうかについて熟考し何度も修正が行われていました。カー ドを出すときに読み上げながら出すとちょっと雰囲気が出て面白いのでぜひ試してみてはいかがでしょうか? -6-
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