キャピタル日本株式ファンド F - キャピタル・インターナショナル株式会社

2016 年 2 月 9 日
投資家の皆様へ
キャピタル・インターナショナル株式会社
キャピタル日本株式ファンド F
2016 年 2 月 9 日の基準価額の変動について
キャピタル日本株式ファンド F の基準価額が大幅に下落したことを受け、同ファンドがマザーファ
ンドを通じて実質的な主要投資対象としている日本の株式市場の下落の背景、今後の運用方針につ
いてご説明いたします。
【 基準価額と TOPIX の騰落率 】
日付
2016 年 2月 9 日
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キャピタル日本株式ファンドF
前営業日比
基準価額
変化
騰落率
8,204 円
▲538円
▲6.15%
TOPIX(配当なし)
前営業日比
騰落率
▲5.51%
市場の下落の背景
2 月 9 日の日本株式市場は大幅に下落し、TOPIX(配当なし)は▲5.51%の下落率となりまし
た。東京市場で新たな悪材料が示現したわけではなく、前日に米国で WTI(ウェスト・テキサ
ス・インターミディエート)原油先物が再び 30 ドル割れしたことや、業績不安などから欧州や
米国で株式市場が下落したこと、またリスク回避の動きが強まり円高が進んだことなどを受
け、日本株式市場は、ほぼ全面安の展開となりました。特に欧州市場では、債券の利払いが滞
りかねないとの懸念からドイツ銀行株が急落したことや、米国で一部エネルギー企業の信用不
安が伝わるなど、世界的に企業業績に対する懸念が投資家心理を冷え込ませる主因となってい
ます。また東京市場では、先行き不透明感から安全資産である国債に資金が向かい、長期金利
が史上初のマイナス圏に低下したことも投資家の不安感を助長しました。
今後の運用方針
円相場や原油価格が激しく変動する現状の市場環境では、日本企業の業績不安から投資家心理
が振れ易く、当面は値動きの激しい展開が続くと予想されます。しかし、運用チームでは、先
週、日銀が追加金融緩和策を実施したことは、政府・日銀のデフレ脱却に対する強いコミット
メントの現れだと評価しており、中長期の観点から、リフレ政策の結果として期待される貯蓄
から投資への動きを促進する効果を見込んでいます。加えて、今回の政策は、更なる金利引き
下げの余地が示されたことで、投機的な円買いを抑制する機能も期待されます。よって、海外
経済においては先行きに不透明感が強いものの、内需主導の景気回復や企業業績の下支え効果
から、株式市場の下値は堅いと見ています。当面は、市場動向に細心の注意を払いながらも、
基本的な運用方針であるボトムアップ・アプローチによる長期投資を継続し、有望銘柄の発掘
に力を入れる所存です。今後とも当ファンドをご愛顧くださいますよう、よろしくお願いいた
します。
以上
当資料は、ファンドの運用状況を受益者の皆様にお知らせするために当社が作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。ファン
ドの取得のお申込みを行なう場合には、販売会社よりお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)の内容を必ずご確認のうえ、お客様自身でご判断
ください。当資料は信頼できると判断した情報等に基づき作成していますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。当資料中の情
報等は過去のものであり、将来の市場環境・運用成果等を示唆または保証するものではありません。当資料に記載された市況や運用に関するコメン
ト等の内容は作成日現在の当社見解であり将来の動向や結果を保証するものではなく、また将来事前の予告なく変更されることがあります。投資信
託は値動きのある有価証券等(外国証券には為替リスクもあります。)に投資しますのでその値動きに伴い基準価額が変動します。従って投資元本お
よび運用成果が保証されているものではなく、また投資信託財産に生じた損益は全て投資家の皆様に帰属します。
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ご参考資料
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投資信託に係るリスクについて
投資信託は、国内外の株式や公社債等の値動きのある有価証券等に投資を行ないますので、組入
有価証券等の価格の下落や発行者の倒産や財務状況の悪化等の影響により、基準価額が下落し、
損失を被ることがあります。また、為替の変動により損失を被ることがあります。従って、投資
家のみなさまの投資元本は保証されているものではなく、基準価額の下落により、損失を被り、
投資元本を割り込むことがあります。当ファンドの運用による損益は全て投資者に帰属します。
なお、投資信託は預貯金と異なります。投資信託は、投資信託毎に投資対象資産の種類や投資制
限、取引市場、投資対象国等が異なることから、リスクの内容や性質が異なりますので、詳しく
は、「投資信託説明書(交付目論見書)」の「投資リスク」を必ずご覧ください。
ファンドの費用等
投資者が直接的に負担する費用
購入時手数料
ありません。
信託財産留保額
ありません。
投資者が間接的に負担する費用
運用管理費用
当ファンドの純資産総額に対して年率0.7344 %(税抜年率0.68%)となります。信託報酬は、毎計算期
(信託報酬)
間の最初の6ヵ月の終了日および毎計算期末または信託終了のときにファンドから支払われ、その支払先
への配分は下記のとおりです。
配分(年率/税抜)
委託会社
0.65%
受託会社
0.02%
販売会社
0.01%
マザーファンドの投資顧問会社の報酬は、委託会社が受取る報酬の中から支払われます。
その他の費用・
手数料
法定開示のための費用(監査費用および法定書類の作成・印刷費用)日々の信託財産の純資産総額に年
0.05%の率を乗じて得た金額の合計額を上限とし、委託会社が算出する金額をファンドから間接的にご
負担いただきます。
有価証券売買時の売買委託手数料等 実費として、ファンドから間接的にご負担いただきますが、運用状況等により変動するものがあり、
その全てについて事前に料率、上限額を表示することができません。
※上記の費用の合計額については、ファンドの保有期間等に応じて異なりますので、表示することができません。
投資信託のお申し込みにあたっては、販売会社よりお渡しする投資信託説明書(交付目論見書)
の内容を必ずご確認のうえ、ご自身でご判断ください。
キャピタル・インターナショナル株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第 317 号
加入協会: 一般社団法人投資信託協会/一般社団法人日本投資顧問業協会
当資料は、ファンドの運用状況を受益者の皆様にお知らせするために当社が作成した資料であり、特定ファンドの勧誘資料ではありません。ファン
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ください。当資料は信頼できると判断した情報等に基づき作成していますが、その正確性・完全性等を保証するものではありません。当資料中の情
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ト等の内容は作成日現在の当社見解であり将来の動向や結果を保証するものではなく、また将来事前の予告なく変更されることがあります。投資信
託は値動きのある有価証券等(外国証券には為替リスクもあります。)に投資しますのでその値動きに伴い基準価額が変動します。従って投資元本お
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