の 基準価額の下落について

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2016 年 1 月 20 日
最近の「ベトナム成長株インカムファンド」の
基準価額の下落について
掲題のファンドにおいて基準価額が年初来比で 11.7%の下落となっております。
◎ 基準価額(2016 年 1 月 19 日)
ファンド名
基準価額
ベトナム成長株インカムファンド
年初来比
8,570 円
騰落率
▲1,098 円
▲11.70%
◎ 株式市場と為替レート
株式市場
ベトナム VN 指数
為替レート
ベトナム・ドン/円
2015 年 12 月 30 日
579.45
2015 年 12 月 31 日
0.54
2016 年 1 月 18 日
526.37
2016 年 1 月 18 日
0.52
年初来比
▲53.08
年初来比
▲0.02
騰落率
▲9.16%
騰落率
▲3.70%
※為替レートの数値・前日比は投信協会のデータに基づいて作成。
市場の環境
大幅な株安と円高が、今回の基準価額の下落要因となりました。中国の景気減速や原油価格の急落を背景に世
界同時株安が進む中、ベトナム株式市場も大幅に下落しました。また、為替市場ではリスク回避の動きから円高が進
行し、ベトナムドン/円レートは年初来比 3.7%安となり、これも基準価額の下落要因となりました。
市場の見通し
短期的には中国の景気減速や原油価格下落の影響を受けて値動きの激しい相場展開になることも予想されますが、
中長期的には、ベトナム株式市場については、引き続き好調な企業業績と経済を背景に堅調な相場展開が継続する
と見ています。ベトナム計画投資省外国投資局(FIA)によれば、2015 年1月~12 月 20 日に認可された新規の外国
直接投資(FDI)と既存案件への追加投資は計 2,827 件、総額は 227 億 5,730 万米ドル(約 2 兆 7,069 億円)でした。
昨年を 12.5%上回り、2009 年以降で最高を記録しています。環太平洋連携協定(TPP)の発効を見据えた動きや不
動産市場の回復が背景にあります。今年のベトナム株式市場は、好調な経済成長(アセアン経済共同体、TPP、FDI
が支援材料)が予想されることや株価収益率が 10 倍台と割安状態にあること、外人投資制限の撤廃(4 月~6 月にか
けての株主総会に注目)が進むと予想されること、MSCI の格上げが期待されることなどの好材料を背景に堅調な相
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場展開を予想しています。特に、注目している材料としては、外人投資制限の撤廃の進展です。これは株式市場にと
っては非常にポジティブと考えられます。すでに外国人投資枠の上限に達している優良企業については、株式売買の
自由度が増すことになります。現時点で外資の持ち株比率が外国人投資枠に達している上場企業は約 30 社ありま
す。従って、4 月~6 月にかけての株主総会でこの内何社かが外国人投資枠撤廃を決議すれば、株式市場にとっては
好材料になるとみています。特に時価総額が最大のベトナム乳業がすでに外国人投資枠の引き上げを政府に要求し
ており、ベトナム乳業が外人投資枠を撤廃すれば、株式市場上昇の牽引役になるとみています。今後の運用方針とし
ては、ベトナム乳業やFPTのような優良株を引き続き高位で保有していく予定です。また、セクター別では、外国人に
よる不動産保有が解禁されたこともあり、不動産市場の回復が明確になりつつある中、建設・不動産関連株の上昇が
続くと見ています。特に、不動産、保険、小売、食品などの業種は上限を撤廃する可能性が高いと見ており不動産、保
険、小売、食品などの銘柄を多く組み入れる予定です。加えて、アセアン経済共同体銘柄として、物流関連銘柄も有
望と考えています。
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<投資信託に関するご注意>
■投資信託に係わるリスクについて
投資信託は、主に国内外の株式や公社債等の値動きのある証券を投資対象としております。当該資産の市場に
おける取引価格や為替レートの変動等により基準価額は影響を受けるため、損失が生じる可能性があります。したが
って、金融機関の預金とは異なり元本が保証されているものではありません。
また、ファンドは預金保険機構および保険契約者保護機構の保護の対象ではなく、信託財産に生じた利益および
損失はすべて受益者に帰属します。第一種金融商品取引業者以外の金融機関は投資者保護基金に加入しておりま
せん。購入の申込みにあたりましては「投資信託説明書(交付目論見書)」を予めあるいは同時におわたししますの
で、必ず内容をご確認いただき、ご自身でご判断ください。
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信託報酬: 年 1.5768%(税抜き 1.46%)~2.5704%(税抜き 2.38%)
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信託財産に関する租税、信託事務の処理等に要する諸費用等
※詳しくは各商品の「投資信託説明書(交付目論見書)」をご覧ください。
※上記のリスクについては一般的な投資信託を想定しています。また、費用の料率等につきましては、キャピタル ア
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