2016年度 一般社団法人 山辺青年会議所 理事長所信(案) 【はじめに】 私たちのまち「やまのべ・なかやま」は、豊かな自然に囲まれ山形県の中心 部に位置する、歴史と伝統に輝く、緑と湖沼のふるさと「やまのべ」と最上川 の流れる豊かな自然と、すぐれた伝統をもつ「なかやま」です。この地に一般 社団法人山辺青年会議所は、1975年に誕生して以来、「明るい豊かな社会の実現」 のもと、まちを想う熱い情熱と行動力によってその礎をつくり地域に根ざした運動を展 開して参りました。時代が目まぐるしく変化する中でも私たちの理想は変わりません。 しかし、時代の変化を敏感に捉え、今私たちに出来ることは何か、何を求められてい るのか。この時代に必要とされる団体として歩みを進めます。これまでの諸先輩方の 偉業に敬意を表すると共に本年も熱い情熱と行動力を持って活動して参ります。 【地域で活躍するひとづくり】 青年会議所という団体は、己を鍛え個々が主体性を持ちひとのため地域のた めに運動していく場と考えています。そのためには、まずメンバー一人ひとり が人のため地域のために何が出来るのかという意識を高め、志を高く持たなけ ればなりません。自らを鍛え、意識を変えていく学びの場として事業を展開し て参ります。「自分が変われば周囲が変わる、周囲が変われば地域が変わる」 メンバーのスキルアップにより、さらなる地域発展の一歩となるべく活動して 参ります。 【まちづくりと他団体との連携】 私たちのまちには多くの団体があり、それぞれがまちづくりのため運動を行 っています。まちづくりは青年会議所が単独で出来るものではなく、やはり行 政や他団体との協力・連携が必要です。他団体と協働することで町民参加型の まちづくりが芽生え意識の向上へと繋がりまちづくりの輪が広がっていくもの と考えます。2013年、2014年と南陽市を中心に豪雨災害が発生した際、 社会福祉協議会と連携し支援活動を行い多くの青年会議所の同志が南陽の地に 駆けつけました。昨年より山辺青年会議所では、山辺町で災害が発生した際の ボランティアセンター設置運営マニュアル策定会議に参加しています。青年会 議所が持つ「ネットワーク」と「フットワーク」を活かし、社会福祉協議会の みならず地域団体や行政と連携をはかって参ります。また、地域社会活動とし て継続して行っている「ふるさとOMOIYARIプロジェクト」では、回を 重ねるごとに、郷土愛を育むOMOIYARIの心が広がりをみせています。 今年度も、多くの町民の皆様に参加して頂き地域の発展へと繋げて参ります。 【未来ある子供たちの育成】 子供たちはいつも私たち大人の背中を見ています。子供たちの手本となる責 任ある行動を示し、日本人として受け継ぐべき道徳心を未来ある子供たちに伝 える必要があります。それと同時に私たち自身も子供たちから多くのことを学 ばせてもらっています。子供たちが夢や希望を持ち、自分たちが暮らすまちに 自信と誇りを感じることができるよう、私たち大人が模範となり、率先して行 動しなければなりません。 近年の青少年育成事業は、小学生を対象に自然のなかで他校との交流や、共 に協力し目的を成し遂げる事業を開催しており、多くの皆様より御参加いただ きました。次世代を担う子供たちが自ら考え、行動できる力と、人を思いやる 心、感謝の心、そして何よりも子供たちの明るい笑顔があふれる事業を継続し て参ります。 【まだ見ぬ同志を求めて】 近年、山形ブロック協議会17LOMにおいて会員拡大に対する意識と実績 は非常に高いものがあります。山辺青年会議所も新しい仲間が増え、今年度は 15名でのスタートとなります。しかし、新しい仲間が増える一方で、長年活 動を共にしてきたメンバーが40歳を境に卒業され全体の会員数は増えていな い現状があります。様々な運動を展開していく中で、重要なのは同じ志を持っ た仲間です。青年会議所の本質や魅力、さらには地域の現状や抱える課題など メンバー一人ひとりが理解し、運動を通して発信し会員拡大へと繋げて参りま す。 また、山形ブロック協議会とも連携を図り各地の会員拡大成功事例などの有 益な情報を共有し、共に会員拡大に対しての歩みを進めて参ります。 【山形ブロック大会に向けて】 第50回山形ブロック大会を私たちのまちで行いたい。 その想いから夢を現実にするための準備を行ってきました。これまで多くの諸 先輩方が山形ブロック協議会という組織の中で活躍してきた経験が実を結び自 分たちのまち「やまのべ・なかやま」の地での開催に名乗りを上げることが出 来ました。 2017年度、第50回山形ブロック大会の主管を担う我々にとって、先輩 方が残して下さった熱い思いや魂を継承し、私たちの地域からやまがたへの運 動の発信を全力で行い、山形ブロック協議会最大の運動発信の場である山形ブ ロック大会を通して、「やまのべ・なかやま」の魅力、資源を広く発信し地域 の活性化に繋げて参ります。そのためにも、主催と主管そして、16LOMと の連携・情報共有を密に行い。山形ブロック大会の主管は、山辺青年会議所に とって大きな経験となり成長へとつながると信じています。そのためメンバー 一丸となり未知なる可能性に向けた一年を歩んで行きましょう。 【結びに】 私は、これだけはだれにも負けないというものがありません。 ひとりで何でもできる人間でもありません。 JC活動を行うにあたり家族や会社の理解を得て時間を創出しなければなり ません。家族や会社の協力がありJCに参加できるということを肝に銘じ、積 極的に行動し新しい発見や知識、経験などを手に入れることによって自身の成 長へと繋げ、その成果をLOMの更なる成長へと繋げていきたいと考えます。 『成せば成る』 挑戦することが自己成長の糧になると信じて私たちは前進していきます。 失敗を恐れず行動しなければ、前に進むことは出来ません。自分たちの可能性 を信じ共に進んで参りましょう。 すべては次世代につなぐ夢と希望あふれる「やまのべ・なかやま」のために
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