2016. 1 下郡英会話学院発行 Shimogori Newsletter 〒870-0021 大分市府内町1-4-8 生野学園ビル3F tel: 097-532-3632 email : [email protected] HP: http://www.shimogori-eikaiwagakuin.com vol.10 -Contents- 新年のご挨拶 ・新年のご挨拶 謹んで新春のお慶びを申し上げます。 旧年中はいろいろとお世話になり、心から感謝申し上げます。 3学期は、それぞれのクラスで、生徒達が最も高いレベルの英語力を 身につけることが出来るよう講師全員が工夫をしていきます。 どうぞ今年も宜しくお願い申し上げます。 学院長 佐藤裕之 ・学院長からのメッセージ ・冬期セミナー 小学5年生 中学1年生 中学2年生 高校生 ・3学期の行事予定 ・進級クラスのご案内 ・新入生募集 学院長からのメッセージ 学院の3本の柱についてお話ししたいと思います。 1本目の柱: 使える英語 学院ではそれぞれの学年に対して到達目標をCan-doリストの形で設け、それに沿って教材配列・ 教授法の選択を行っています。聞く・話す・読む・書くという4技能が、英語を使う必要がほとんどな い日本国内においても、効率よく伸びるように工夫しています。特に日本人が苦手とする「瞬発力 (瞬時に理解・発表する力)」と「表現力(自分の発表したい内容を上手に表現する力)」を鍛えたい と考えています。 2本目の柱: 自立した学習者 大人によって用意されたことを単にこなしていくのではなく、自分で課題を設定しそれをやり遂げる 生徒。例えば、自分で情報収集をし、それを整理して自分なりの意見・解釈を作り上げる生徒。 できない理由を探し出すのではなく、自分で計画したり工夫をすることが出来る生徒。そのような 人間に成長するようきめの細かい指導をしていきます。 3本目の柱: 異文化コミュニケーション力 日本国内で英語の練習をする時に、日本人同士で英語を使うことももちろん1つの良い方法です。 しかし英語を練習する目的は、日本人以外の世界の人達と意思疎通し何らかの目的を達成するこ とだと思います。目には見えないものを含め様々な異なる価値観・習慣を持つそういう人達とコミュ ニケーションする対応力を生徒には身につけて欲しいと考えています。 上記の力を生徒一人ひとりが身につけることが出来るよう講師陣も頑張ります。生徒の皆さんも 迷うことなく毎日精一杯練習を継続して「世界の人を相手にしてもひるまない自分」に成長して いってください。 小学5年生冬期セミナー 今年も去年に引き続きフィージーからのドリアン先生を迎え、4日間で4冊の本を読み上げました。 今年の生徒もとても意識が高く、CDをしっかり聞いて単語の発音練習をしてきている姿が多く見られ ました。 1、2学期に習った単語・表現を使いつつ、新しいものをしっかりと習得していきました。 覚えたものを素早く日本語から英語にするチーム対抗戦では、ドリアン先生も参加してくれました。 日本語も英語も母国語ではない彼が、素早く日本語を英語にする姿に生徒たちも感銘を受けていま した。毎回の授業の終わりには、その日の本をスライド見ながら発表しましたが、みな発音もリズム もよくジェスチャーも加え、英語を読むことができていました。 最終日にはドリアン先生がフィージーについてお話をしてくれました。みな熱心に耳を傾けていま した。いつかドリアン先生のように異国の地で日本文化について英語で語れるような大人になって ほしいものです。 ↑ 発表時です。きちんとアイコンタ クトをとりながら英語を言うことがで きています。 (武津 彩乃) ↑ 写真を見ながら説明を聞いて います。 フィージーの伝統衣装 に興味津々です。 中学1年生冬期セミナー 冬期セミナーに参加をしたある生徒のアンケートへの回答です。 「自分の力で英語にしたら伝わった。英語で書くことも、自分で文法を使って出来た。」 「(読解の授業)自分で思っていた以上に日本語に訳せたのでびっくりした。全部自力でして、楽し かった。」 「普段は、日本人の先生で質問とかを日本語でしたけど、外国人の先生は全て外国語なので、と ても楽しかったし、外国に行った時もこんな感じなんだなと思った。」 (3学期はどういう力を伸ばしていきたいかという問いに)「自分で日本語を英語にし、文法を間違 えずに使う。小テストで毎回合格する。」(原文通り) 日頃の授業とは違う経験の中で、「自力で」できたという「達成感」と自分の力への「自信」が感じら れ、さらにそれが、今後の勉強への積極的姿勢に影響を与えています。これこそがセミナーの目指 すことです。 今回のセミナーでは、「日本人に英語を教える経験が長い米国人」と「日本に来て8か月、日本人 に英語を教えた経験があまりない米国人」の二人に担当をしてもらいました。前者は、話すスピード や使用する語彙の調整を生徒に合わせて出来ますが、後者は、そのあたりの加減がわかりません。 中1の受講生の皆さんは、矢継ぎ早に発せられる彼の質問を必死に理解し、それに答えようとがん ばりました。その結果が下記のアンケート結果にあらわれています。5項目の内2項目それぞれに ついての回答トップ5です。 1.何ができるようになりましたか。 ①外国人の先生の質問に答えられるようになった。 ②英語を聞いて理解できるようになった。 ③リアクションを自然にできるようになった。 ④今まで習ったことを活かして文を組み立てられるようになった。 ⑤英語でいろいろ話せるようになった。 2.3学期は自分のどういう力を伸ばしていきたいですか。 ①話す力 ②聞く力 ③発音/リズムに気を付けて話す。 ④文を即座に作る瞬発力 ⑤英語による質問に即座に答える力 「できるようになったこと」と「これから伸ばしたい力」がほぼ一致しています。つまり、セミナーを通じて、 「できるようになった」ことを体感しながらも、「そのできることをもっと伸ばしたい」という欲が出ている のです。米国人とのやりとりでは、「言いたいことがうまく言えない」というフラストレーションの連続で した。冬期セミナーが、受講した生徒さんたちの刺激となり、3学期の英語の勉強に拍車がかかってく ることを願います。 さらに、アンケートで、「4日間連続のセミナー参加中、毎日2種類の宿題を課せられましたが、どうやっ て乗り越えましたか。」という問いには、下記の回答が多く、頼もしく思いました。 ・通学時にCDを聞く/ 時間があればCDを聞く/ 塾の合間に勉強した。 ・いつもより早く起きたり、帰宅後すぐに取り掛かるなどした。 ・音読を繰り返し、ノートに書く。 ・朝と夜の2回練習 ・優先順位をつけて勉強 / 時間管理/メリハリをつけた勉強 忙しい冬休みに、学校の勉強以上のレベルを求めるセミナーに対し、きちんと準備をして熱心に臨んでく れたこと、とてもうれしいです。英語漬けの4日間でしたが、参加をした生徒さんは本当によくがんばりま した。 (佐藤都茂子) <中1冬期セミナーへの特別ゲスト> クリス先生の大学の友人が生徒たちの応援に来てくれました。3人は日本人、1人は韓国人です。皆、 数か国語を話し、それを披露してくれました。中には、11か国語を話す日本人の学生もいて、南アフリカ の現地の言葉や、ブータンで話されている言葉で皆を励ましてくれました。 中学2年生 冬期セミナー 読解のクラスではFifty Famous Storiesを読みました。高校レベルの読み物で、1,2学期の授業で学 んだ文法事項(関係代名詞、現在完了、話法、仮定法、分詞構文など)の復習をすることができました。 さらに、その文法事項を中心とした口頭ドリルやGrammar Gameを通じ、定着を図りました。 その後、米国人講師のクラスで、読解で使用したFifty Famous Storiesをもとに、絵を見ながら物語を聞 いたり、自分の英語でそれを言ったり、また、動作をつけて相手に伝える活動をしました。質疑応答をと ても流暢に行い、ペアでストーリを言い合うという英語漬けの時間でした。 もう一つの外国人講師のクラスは、4枚の絵の描写です。前半2日はドイツ人講師、後半3日は米国 人講師による授業でした。日本人講師と外国人講師のやりとりの中から、動作や感情の表現を次々 に学んでいくクラスです。それと同時に、異文化も学びます。例えば、公共のものを壊した場合の責任 の取り方など、日米間の違いがわかり生徒も興味を示しました。微妙な単語の違いも学びました。 「泥棒」をthiefとした生徒もいれば、burglarとした生徒、また、robberとした生徒もいます。使用した絵 の中ではどれが一番いいのかを、米国人講師は理由をつけて教えてくれました。 課題として出された4枚の絵の描写は実にすばらしい出来でした。習った文法事項や外国人講師 から学んだ表現、そして、自分の想像力を使い、下記のような傑作が出来上がりました。高校生や 大学生でもこれほどは書けないような出来で、多くの時間を費やして熱心に取り組んでくれた受講 生たちには頭が下がります。 今後の課題も見えました。書く力と話す力のギャップをこれからいかに埋めていくかです。そのため に、学院としては、生徒が英語を使わなければいけない状況に追い込む手だてを模索しています。 3学期からの授業楽しみにしてください。 (佐藤都茂子) ゲスト講師Chris先生より Working with the people in Shimogori English School has been one of the most rewarding experiences I have ever had. The staff members are so friendly and helpful, and the student groups all participate with the classes. I can really see a huge difference in the English learning ability of the students, and I feel like I am giving a great contribution to their future. Doing programs about grammar and punctuation helps them learn subtle differences that are difficult to learn from a textbook. It was also very fun! All of the students seemed happy to talk with me and test their English skills, both speaking/ listening and writing/ reading. They will become great leaders of tomorrow in a multinational world, and I am so happy and proud to be a part of that for them! 下郡英会話学院の方々と働けたことはこれまでで最もやりがいのある経験の一つとなりました。講 師の方々はフレンドリーかつ親切で、生徒もみな積極的に授業に取り組んでいます。一般的な生徒 に比べて英語の学習能力に格段に差があるように見えましたし、私も彼らの将来の一助になれたの ではないかと思っています。 文法や読み方のプログラムによって生徒たちは教科書からだけでは学 び難い細かい違いを学びました。それはまた楽しめる内容でもありました。全ての生徒たちが、ス ピーキング/リスニングと共にライティング/リーディングのスキルを、私との会話を楽しみながら実 践しているようでした。彼らは多文化社会の中において将来を担う優れたリーダーになるでしょう。そ して私自身もその過程の一部に貢献出来たのであれば、それは身に余る光栄です。 (和訳: 永野彰史) 高校生 冬期セミナー 2015年度の高校生対象・冬期セミナーを12月19日~29日の9日間(21,22日は休日)行いました。 英検準2級・2級に合格している高校生ならば学年を問わず参加できるセミナーです。次のような ネライを設定し、それぞれについて下記のような活動を主に行いました。 セミナーのネライ 授業での活動 *教材中の語彙は、授業前に覚え込む。 ① 語彙を増やす。 ② ノーマルスピードの英語を問題なく聞き *高速録音音声を聞いて理解速度を上げる。 取ることが出来るようになる。 *様々な種類の音読を行う。 ③ *slash readingをスピーデイに行う。 英検2級レベルの英文を速く、正確に読 *「ヘビ型の読解(語彙や文法に基づいて英文を みこなすことが出来るようになる。 読む)」と「ハチ型の読解(高所から俯瞰しながら 論理展開やパラグラフ全体の理解をしながら読 む)」の2種類の読み方を行う。 ④ 自分の言いたいことをすぐ英語にする瞬 *様々な種類の音読を行う。 発力を鍛える。 今回のセミナーでは、英文を読んだ後に読解問題を解くのではなく、自力で英文を速く正確に 読み、その構成・要点・詳細情報・筆者の意図を分析する力を伸ばすことに主眼を置きました。 そのために教師・生徒の質疑応答を通じて各パラグラフに見出しをつける、そしてその見出しに 基づいてより詳しく読むなどの活動を集中的に行いました。 授業後の生徒アンケートには次のようなコメントが書かれており、ネライ通りの力がついた ように感じています。 Q1 どのような技能が伸びたと感じていますか? *少ない回数の音読でパラグラフの概要をつかむ力。 *長文を読んですばやくその内容を頭の中で整理する力。 Q2 どのような知識を得たと思いますか? *覚えた単語を使うことで自分のものにすることができた。 *語彙力がつきました。 *ただ単語を知っているだけでなく、その使い方も身につきました。 (学院長 佐藤裕之) 3学期の行事予定 【1月9日(土)~3月25日(金)】 1月23日(土)、24日(日) 中1 第2回中2クラス編成用テスト 2月13日(土)、14日(日) 中1 第3回中2クラス編成用テスト 3月 6日(日) 平成28年度 新入生説明会 3月13日(日) 小5 進級説明会 3月20日(日) 小6 授業参観・進級説明会 3月26日(土)より春休み期間となります。 進級クラスの初回授業日につきましては、3月上旬~中旬頃にお知らせ致します。 現在の学年 来年度クラス 小5 火・水・木 小学6年生 水・金 小6 月・火・水・木 中1土 15:50クラス 19:00クラス 中1 中2 月・金・日 中2 中3 火・金・土・日 中3火 Standard Course 2 水 中3木・日 Foundation Course Standard Course 1 水 Standard Course 1 Standard Course 2 水 Standard Course 2 Advanced Course 1 火 Advanced Course 1 Advanced Course 2 月 ※各クラス詳細は2月下旬頃にご案内致します。 平成28年度新入生募集中! 小5クラス(各クラス定員15名) 火曜日17:00~18:00 (定員に達した為、現在キャンセル待ち) 金曜日17:00~18:00 (まもなく定員となります) 小6クラス(各クラス定員15名) 月曜日17:00~19:00 火曜日17:20~19:20 中1クラス(各クラス定員30名) 日曜①15:50~18:30 日曜②18:50~19:30 ※ご入学をご検討の際は、お早めにご連絡頂けますようお願い申し上げます。 資料をご希望の方は、お気軽にオフィスまでお越し下さい。
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