社会課題 :組織力向上による作業効率改善、活性ある社会実現 2

2-3 IoT(モノ+組織)
●社会課題 :組織力向上による作業効率改善、活性ある社会実現
ハピネスの客観計測
事例:コールセンター
身体運動の持続時間分布から、幸福感と
相関の高い「動きの多様性指標」を抽出
電話セールスにおける受注率向上
「歩行」のリズム
1.2
0.40
三軸加速度
1.0
0.35
集
0.30 団
活
0.25
性
0.20 度
0.8
「タイピング」のリズム
三軸加速度
受
注 0.6
率 0.4
0.2
0.0
受注率
休憩中の活発度
1 3 5 7 9 11 13 15 17 19 21 23 25 27 29
0.15
休憩中の職場の活性度と受注率に相関を発見
動きの多様性指標
頻
度
高ハピネス
低ハピネス
持続時間 T
0.90
チームをつくり、
ワークスケジューリン
グを合わせることで
受注率が13%向上
0.85
0.80
0.75
0.70
施策前
施策後
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1.ソサエティ5.0でめざす姿
2.IoTによる社会課題解決
3.社会課題解決の実現アプローチ
4.まとめ
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3-1 アプローチ
社会視点でのソリューション、サービス開発
社会課題の
抽出・把握
(NEXPERIENCE)
社会課題の
分析
(ビッグデータ/AI)
バリューチェーン創生
(Cyber-PoC/
共生自律分散)
社会課題解決
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3-2 社会課題の抽出・把握 (NEXPERIENCE)
3つのアプローチで社会課題を抽出・把握
1. 社会課題の発掘と共有
社会の本質的課題や潜在的なニーズを発掘・シェア
エスノグラフィ調査
2. ステークホルダーとの持続的な協創
課題の発見・解決サイクルを迅速に繰り返す
Exアプローチ
3. 将来ビジョンからのイノベーション創出
将来の社会課題とそれらが解決された姿を描き、
それを可能とする破壊的イノベーションを開発
ビジョンデザイン
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3-3 社会課題の分析 (人工知能:AIの活用)
種別
テキスト型
(質問応答型)
ディープラーニング
(パターン識別型)
人工知能“H”
(データ判断型)
分析対象となる
データ
言語
テキスト
画像
音声
多元数値
代表的な
技術
入力データ
経営・業務データ
・財務(POS、受注)
・顧客(会員データ)
・業務(人事、施設)
• Web検索
• 評判分析
• 情報抽出
• 顔認識
• 音声認識
• データマイニング
• 故障診断
• 店舗分析
人工知能“H”
データの自動解釈と
組合せの大量生成
業績改善施策
業績に関連する要因
を統計的に絞り込み
流通
・店員配置最適化
物流
・倉庫作業最適化
現場・人間行動データ
・センサデータ
・システムログ
プラント
・運用コスト最適化
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3-4 価値の検証 (Cyber-PoC) Cyber-PoC:
Cyber-Proof of Concept
価値を見える化するCyber-PoCによりバリューチェーン探索・検証
提供価値の
見える化
複数シミュレーター
の統合
実データでの
検証
Cyber‐PoC
による協創
PoC
コンセプト改良
現場
(特区等)
[例] 都市鉄道と省エネ製品のご提案
都市人流・交通量の計測結果
製品投入効果検証
経営KPI比較評価
電力フロー
電力消費量
従来システム
省エネシステム
初期コスト/運用コスト
累積コスト
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