10年生存率は58.2% 部位・病期で異なる

■■ AIG富士生命 ■■
がんの5年、10年生存率
10年生存率は58.2%
部位・病期で異なる
No.288
⑤30%未満
ンターは、全国がん(成人病)セン
%)、膵(9.1%)
ター協議会(全がん協)の協力を得
など
て、加盟施設での診断治療症例につ
また、全部位全臨
いて、がんの相対生存率を集計し、
床病期の10年相対生
全がん協ホームページで公開しまし
存 率 は 58.2 % で し
た。
た(同じデータベー
今回公表のポイントは、
①部位別施設別5年相対生存率につ
いて、2004年から2007年に診断治
スの5年相対生存率
は63.1%)
。
①90%以上
甲状腺(90.9%)
療を行った147,354症例を集計し
たこと
②70%以上90%未満
前立腺(84.4%)、
②1999年から2002年に診断治療を
行った35,287症例の10年相対生存
子宮体(83.1%)
、
率を初めて集計したこと
乳(80.4%)、子宮
が挙げられます。
頸(73.6%)など
生存率算出結果の概要をみると、
③50%以上70%未満
全部位全臨床病期の5年相対生存率
大腸(69.8%)、
は68.8%で、1997年の62.0%から
胃(69.0%)、腎
徐々に改善している傾向がみられま
(62.8%)、卵巣
す。これは、化学療法、放射線治療
(51.7%)など
や早期発見技術の進歩が貢献してい
④30%以上50%未満
肺(33.2%)など
ると考えられます。
①90%以上
⑤30%未満
前立腺(100%)、乳(92.9%)、
食道(29.7%)、
甲状腺(91.6%)
胆のう胆道(19.7
%)、肝(15.3%)
、
②70%以上90%未満
膵(4.9%)など
子宮体(84.9%)
、大腸(75.9%)、
部位別や治療法
子宮頸(75.1%)
、胃(73.1%)
③50%以上70%未満
卵巣(61.0%)など
④30%以上50%未満
別の生存率は、全が
ん協のウェブサイト
( http://www.zeng
肺(43.9.%)、食道(42.3%)、
ankyo.ncc.go.jp )
肝(34.8%)など
で検索できます。
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がんの種類別10年相対生存率
胆のう胆道(28.9
国立研究開発法人国立がん研究セ
出典:国立研究開発法人国立がん研究センター報道資料