v2.3 Feb.2016 コンデンサ断面を含む積分路 1 輪抜けの手品 C1 z I2 I1 S I3 C3 C2 C1 C2 H dl 0 C3 C2 d S I x 平板電極内にあっ て電極面積を含む H dl I Dds Q ガウス閉面 (上側電極を包む) Q C1 2 C H dl ? H dl I Q y C H dl ? C3 古賀先生, ``理論とモデル,’’ かがわEMC技術研究会講演資料, 2015 より引用 変位電流 3 電流の種類のまとめ ガウスの法則を時間 t で微分して dQ I Dds dt t S 伝導電流 変位電流(電束の変位) 又は、 D J ds ds S 電流密度 S t 変位電流(密度) 電極に流入する伝導電流=電極から流出する変位電流 学習科目名(章) 伝導電流 conduction current 分極電流 電流 current Polarization current 磁化電流 magnetization current 変位電流 displacement current 電気回路/電子回路 電磁気Ⅰ(誘電体) 電磁気Ⅱ(磁性体) 電磁気Ⅱ(変動電場) 電磁波 4 電流の種類 伝導電流 conduction current 分極電流 Polarization current 磁化電流 magnetization current 変位電流 displacement current 5 【電気回路・電子回路に出てくるのはこの伝導電流だけ】 dQ 2 I [A] J E [A/m ] 渦電流も 電流密度 current density eddy current dt 分極率(電気感受率) P e E E 2 e [A/m ] e t t t 磁化率(磁気感受率) m M nˆ m H nˆ [A/m] D 0 E P [C/m 2 ] の両辺を時間微分すると D E P 0 [A/m 2 ] t t t 真空中の変位電流 分極電流 displacement current in vacuum polarization current 磁性体版アンペアの法則 積分路が閉じ ていることを 示す記号 積分路上の 磁界ベクトル 磁化電流 を含む C 積分路を構成する 微小線素ベクトル H dl I 内積記号 積分が積分路Cに沿った線 積分であること示す記号 積分路内部に含まれる 電流(右ねじ方向が正) 7 真空中のアンペアの法則 積分路上の 積分路を構成する 磁束密度 微小線素 真空の透磁率 4πx10-7 積分路が閉じ ていることを示 す記号 6 C B dl 0 I 内積記号 積分が積分路Cに沿った線 積分であること示す記号 積分路内部に含まれる 電流(右ねじ方向が正) 磁性体版アンペアの法則の拡張 積分路を構成 積分路が閉じ 積分路上の する微小線素 磁界ベクトル ベクトル ていることを 磁化電流 示す記号 を含む 積分路内部に含ま れる変位電流(右 ねじ方向が正) 分極電流 を含む D dl I ds C H 内積記号 S t 積分が積分路Cに沿った線 積分であること示す記号 変位電流を含む 積分路内部に含まれる伝 導電流(右ねじ方向が正) 8 9 保存場の性質 ファラデーの法則 (積分形) Nature of the conservative field Potential energy, Kinetic energy 積分路が閉じ ていることを 示す記号 C E dl 0 内積記号 仕事 積分が積分路Cに沿った 線積分であること示す記号 電界 [V/m] 積分が積分路Cに 沿った線積分であ ること示す記号 別名:エネルギー保存の法則 位置エネルギー(ポテンシャルエネルギー)が運動エネルギー(電荷の加速)に変化するだけ 一般化(拡張) 変位磁束 静電界 の基本 方程式 D C H dl S J t d s アンペア-マクスウェルの法則 ファラデーの法則 B S t d s S Bds 0 一般化(拡張) C E dl 0 保存場の性質 (エネルギー保存則) S Dds Q ガウスの法則 D S t d s 変位電流 磁気ガウスの法則 C H dl I アンペアの法則 磁束密度 [T] 静磁界 の基本 方程式 内積記号 時間 (偏)微分 積分が左辺積分路Cの内 側に囲まれた開いた面積 分であること示す記号 電気エネルギーが磁界のエネルギーに変換されているので、保存場の性質は成り立たない 11 マクスウェルの方程式 (電磁気学の最上位バージョン※) B C E dl S t d s 積分路を構成 する微小線素 内積記号 KE 電磁気学法則間の上位互換性 積分路を構成 する微小面素 C E dl t S B d s した仕事(発) される仕事(受) PE Faraday’s law in integral form 積分路が閉じてい ることを示す記号 積分路を構成 する微小線素 電界 [V/m]=[N/c] 電磁気学単位系のまとめ 一般化(変形) 1 Qq Fe rˆ 4 0 r 2 クーロンの法則 一般化(変形) 0 Idl rˆ dB 4 r 2 ビオ-サバールの法則 ※ 上位の法則に行くほど、より一般化されて抽象的になるため難しくなるが、様々な応用がで きるようになる。逆に、下位の法則ほど具体的で簡単だが、そのままでは応用されにくい。 12 【演習】 次の物理量の名称と単位を答えよ。 透磁率 [H/m] H 磁界 [A/m] 誘電率 [F/m] E 電界 [V/m] D 電束密度 [C/m ] r 比透磁率 [無] r 比誘電率 [無] B 磁束密度 [T] n 屈折率 [無] J 電流密度 [A/m ] c 光速 [m/s] P 分極 [C/m ] 角周波数 [rad/s] V M 磁化 [A/m] I f 周波数 [Hz] ポインティング S ベクトル P 波長 [m] 2 2 伝搬定数 R 減衰定数 [Np/m] G コンダクタンス [S] C キャパシタンス [F] L インダクタンス [H] 位相定数 [rad/m] 導電率 [S/m] 抵抗率 [Ω・m] 電荷密度 [C/m3] 抵抗 [Ω] Z Y インピーダンス [Ω] X B リアクタンス [Ω] アドミタンス [S] 2 上位互換とは・・・ Windows XPで動くソフ トウェアは、Windows 7 でも使えるイメージ 10 [W/m2] 電圧 [V] 電流 [A] 電力 [W] サセプタンス [S]
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