インターネット福祉保健モニター アンケート結果 児童虐待について <アンケートの設問> Q1 昨今、児童虐待が増えていると感じますか。 Q2 児童虐待への対応について、知っていることはありますか。次の中から、あてはまるものをすべて選んでください。 Q3 あなたは、近所で児童虐待に気付いた場合、もしくは虐待を疑われる場合に通告はしますか。 Q4 Q3で、「必ずすると思う」又は「すると思う」とお答えになった方にお尋ねします。通告はどこにしますか。 Q5 あなたは、実際に虐待(疑いを含む)を見聞きして通告したことがありますか。 Q6 Q5で、「通告したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。通告はどこにしましたか。次の中から、あてはま るものをすべて選んでください。 Q7 Q5で、「見聞きをしたが通告しなかった」とお答えになった方にお尋ねします。通告しなかったのはなぜですか。あ てはまるものを2つまで選んでください。 Q8 (Q8~Q12では、)御自身の御経験について、質問します。子育てに悩んだことがありますか。 Q9 Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。どのような悩みですか。次の中から、あてはまるものをすべて選 んでください。 Q10 Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。子育てに悩んだ時、誰(どこ)に相談しましたか。次の中から、あ てはまるものをすべて選んでください。 Q11 Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。子育てに悩んだ時の相談先で、役に立ったのは誰(どこ)への相 談ですか。次の中から、あてはまるものを3つまで選んでください。 Q12 Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。あなた自身、子供を虐待しそうになったことはありますか。 Q13 児童虐待が起きる原因と思われるものを、次の中から、3つまで選んでください。 Q14 児童虐待を早期に発見するために何が最も必要だと思いますか。 Q15 親に対し、虐待防止を働きかけるためにはどのような周知や啓発が有効だと思いますか。 Q16 虐待を防ぐためには行政等の支援が有効と言われていますが、その未然防止のために特に有効なことはどれだ と思いますか。次の中から、3つまで選んでください。 Q17 毎年11月は「児童虐待防止推進月間」であり、国全体としては「オレンジリボンキャンペーン」に取り組んでいま す。児童虐待防止の取組(オレンジリボンキャンペーン)を知っていますか。 Q18 東京都ではQ17に加え、児童虐待防止に係る普及啓発キャラクター「優しく、温かく、親子を見守るOSEKKAIく ん」と共に、独自に様々な取組を行っています。児童虐待防止に係る普及啓発キャラクター「OSEKKAIくん」を 知っていますか。 Q19 児童虐待防止に関する広報で、実際に見聞きしたことのあるものはどれですか。次の中から、あてはまるものをす べて選んでください。 Q20 児童虐待を予防するためには、どのようなサービスや制度があると良いと考えますか。ご意見をお聞かせくださ い。 Q1.昨今、児童虐待が増えていると感じますか。 【全 体】(N=237) どちらでもない 7.6% わからない 8.0% そう思わない 7.2% そう思う 77.2% 昨今、児童虐待が増えていると感じるか聞いたところ、「そう思う」が77.2%であった。 Q2.児童虐待への対応について、知っていることはありますか。次の中から、あてはまるものをすべ て選んでください。 【全 体】(N=237) 0% 20% 40% 60% 80% 児童虐待を受けたと思われる児童を発見し た者は、区市町村の子供家庭支援センター や児童相談所等へ通告しなければならない 81.4 虐待と断定できなくても、疑われる場合は通 告できる。 73.4 通告を受けた児童相談所の職員等は、通告 した者を特定させるものを漏らしてはならな い 65.4 法律に守秘義務が課せられている場合で も、通告の義務は妨げられない どれも知らない 100% 46.4 8.9 児童虐待への対応について、知っていることを聞いたところ、「児童虐待を受けたと思われる児童を発見した 者は、区市町村の子供家庭支援センターや児童相談所等へ通告しなければならない」が81.4%、次いで「虐 待と断定できなくても、疑われる場合は通告できる」が73.4%であった。 Q3.あなたは、近所で児童虐待に気付いた場合、もしくは虐待を疑われる場合に通告はします か。 【全 体】(N=237) 分からない 12.2% しないと思う 3.0% 必ずすると 思う 31.6% すると思う 53.2% 近所で児童虐待に気付いた場合、もしくは虐待を疑われる場合に通告するかどうか聞いたところ、「すると 思う」(「必ずすると思う」と「すると思う」の合計)が84.8%であった。。 Q4.Q3で、「必ずすると思う」又は「すると思う」とお答えになった方にお尋ねします。通告はどこにし ますか。 【全 体】(N=201) 0% 学校・保育所・幼稚園 20% 1.0 9.5 子供家庭支援センター 30.3 児童相談所 5.5 福祉事務所 保健所・保健センター 1.5 6.0 地域の民生・児童委員 20.4 警察 病院・診療所 0.5 14.4 区市町村の窓口 児童相談所全国共通ダイヤル『189』に電話 する その他 40% 8.5 2.5 近所で児童虐待に気付いた場合、もしくは虐待を疑われる場合に通告を「必ずすると思う」「すると思う」と答え た方に、通告はどこにするか聞いたところ、「児童相談所」が30.3%、次いで「警察」が20.4%であった。 Q5.あなたは、実際に虐待(疑いを含む)を見聞きして通告したことがありますか。 【全 体】(N=237) 通告したことがある 5.9% 見聞きしたが通 告しなかった 9.7% 見聞きしたこと はない 84.4% 実際に虐待(疑いを含む)を見聞きして通告したことがあるかどうか聞いたところ、「見聞きしたことはない」 が84.4%、「見聞きしたが通告しなかった」が9.7%であった。 Q6.Q5で、「通告したことがある」とお答えになった方にお尋ねします。通告はどこにしましたか。次 の中から、あてはまるものをすべて選んでください。 【全 体】(N=14) 0% 10% 20% 30% 児童相談所 40% 50% 60% 70% 57.1 地域の民生・児童委員 28.6 子供家庭支援センター 21.4 警察 14.3 区市町村の窓口 14.3 学校・保育所・幼稚園 7.1 福祉事務所 7.1 保健所・保健センター 0.0 病院・診療所 0.0 その他 0.0 実際に虐待(疑いを含む)を見聞きして「通告したことがある」と答えた方に、通告はどこにしたか聞いたとこ ろ、「児童相談所」が57.1%、次いで「地域の民生・児童委員」が28.6%であった。 Q7.Q5で、「見聞きをしたが通告しなかった」とお答えになった方にお尋ねします。通告しなかった のはなぜですか。あてはまるものを2つまで選んでください。 【全 体】(N=23) 近隣トラブルが こわい 13.0% その他 30.4% 関わりたくない 0.0% ほかの人が通告す ると思った 4.3% 虐待かどうか判断 できなかった 52.2% 通告先がわからな かった 0.0% 実際に虐待(疑いを含む)を「見聞きしたが通告をしなかった」と答えた方に、通告しなかったのはなぜか聞 いたところ、「虐待かどうか判断できなかった」が52.2%であった。 Q8.(Q8~Q12では、)御自身の御経験について、質問します。子育てに悩んだことがあります か。 【全 体】(N=237) 子育ての経験がな い 21.9% ない 21.5% ある 56.5% 子育てに悩んだことがあるか聞いたところ、「ある」が56.5%であった。 Q9.Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。どのような悩みですか。次の中から、あては まるものをすべて選んでください。 【全 体】(N=134) 0% 20% 40% 60% 子供のしつけや行儀に関すること 57.5 子供の成績や進路などに関すること 49.3 子供の心身の発育・発達に関すること 48.5 子供同士のつきあいに関すること 44.0 子供の親同士や近隣の人とのつきあいに関 すること 26.1 子育てにお金がかかること 26.1 子育てと仕事の両立に関すること 23.9 配偶者や親戚などと子育ての方針が一致しないこと(配 偶者が非協力的であること、無関心であることも含む。) 17.9 親自身の体力や健康に関すること その他 80% 9.7 5.2 子育てに悩んだことが「ある」と答えた方に、どのような悩みか聞いたところ、「子供のしつけや行儀に関するこ と」が57.5%、次いで「子供の成績や進路などに関すること」が49.3%であった。 Q10.Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。子育てに悩んだ時、誰(どこ)に相談しました か。次の中から、あてはまるものをすべて選んでください。 【全 体】(N=134) 0% 20% 40% 60% 配偶者・親・親戚 64.9 知人・友人・同僚 50.0 学校・幼稚園・保育所 27.6 病院・診療所 10.4 保健所・保健センター 9.7 児童相談所 6.0 子供家庭支援センター 4.5 区市町村の窓口 3.7 民間相談機関 2.2 子育てひろば(地域子育て支援拠点) 0.7 地域の民生・児童委員 0.7 その他 誰(どこ)にも相談していない 80% 4.5 13.4 子育てに悩んだことが「ある」と答えた方に、誰(どこ)に相談したか聞いたところ、「配偶者・親・親戚」が 64.9%、、次いで「知人・友人・同僚」が50.0%であった。 Q11.Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。子育てに悩んだ時の相談先で、役に立った のは誰(どこ)への相談ですか。次の中から、あてはまるものを3つまで選んでください。 【全 体】(N=134) 0% 20% 40% 60% 配偶者・親・親戚 53.7 知人・友人・同僚 43.3 学校・幼稚園・保育所 20.9 病院・診療所 6.7 児童相談所 6.0 子供家庭支援センター 3.0 保健所・保健センター 3.0 子育てひろば(地域子育て支援拠点) 2.2 区市町村の窓口 2.2 民間相談機関 2.2 地域の民生・児童委員 1.5 その他 誰(どこ)にも相談していない 相談したが、役に立たなかった 6.7 9.7 8.2 子育てに悩んだ経験が「ある」と答えた方に、子育てに悩んだときの相談先で、役に立ったのは誰(どこ)への 相談か聞いたところ、「配偶者・親・親戚」が53.7%、次いで「知人・友人・同僚」が43.3%であった。 Q12.Q8で「ある」とお答えになった方にお尋ねします。あなた自身、子供を虐待しそうになったこ とはありますか。 【全 体】(N=134) 答えたくない 3.0% ある 40.3% ない 56.7% 子育てに悩んだ経験が「ある」と答えた方に、子供を虐待しそうになったことがあるか聞いたところ「ない」が 56.7%、「ある」が40.3%であった。 Q13.児童虐待が起きる原因と思われるものを、次の中から、3つまで選んでください。 【全 体】(N=237) 0% 20% 40% 経済的な問題(リストラ・生活苦) 43.5 家庭の不和 39.7 親の責任放棄 38.8 育児に対する知識・経験不足 35.4 親自身が虐待を受けてきた 32.5 親の心身の不調 30.8 家庭の孤立 22.4 周囲の支援不足 13.1 手がかかる等、子どもの側に何らかの育て にくさがある 親と子の性格の不一致 その他 60% 11.0 6.3 8.9 児童虐待が起きる原因と思われるものを聞いたところ、「経済的な問題(リストラ・生活苦)」が43.5%、次いで 「家庭の不和」が39.7%、「親の責任放棄」が38.8%であった。 Q14.児童虐待を早期に発見するために何が最も必要だと思いますか。 【全 体】(N=237) 0% 20% 通報することの重要性について意識啓発 26.2 学校、保育所、病院・診療所、警察、児童 相談所、区市町村、子供家庭支援センター 等関係機関の連携による迅速な対応 42.2 9.3 虐待相談窓口の周知徹底 その他 60% 14.3 身近な地域(地域住民、町内会等)での見 守り体制の確立 学校における相談体制の整備 40% 2.5 5.5 児童虐待を早期に発見するために何が最も必要だと思うか聞いたところ、「学校、保健所、病院・診療所、警 察、児童相談所、区市町村、子供家庭支援センター等関係機関の連携による迅速な対応」が42.2%、次いで 「身近な地域(地域住民、町内会等)での見守り体制の確立」が26.2%であった。 Q15.親に対し、虐待防止を働きかけるためにはどのような周知や啓発が有効だと思いますか。 【全 体】(N=237) 虐待の定義や子供 に与えるよくない影 響などの啓発 10.1% その他 6.8% 身近に相談機関が あることを周知 35.9% 虐待に結びつかな いような子育ての重 要性の啓発 13.5% 地域活動、「育児教 室」等の親を孤立さ せない取組の周知 33.8% 親に対し、虐待防止を働きかけるためにはどのような周知や啓発が有効だと思うか聞いたところ、「身近に 相談機関があることを周知」が35.9%、次いで「地域活動、『育児教室』等の親を孤立させない取組の周知」 が33.8%であった。 Q16.虐待を防ぐためには行政等の支援が有効と言われていますが、その未然防止のために特に 有効なことはどれだと思いますか。次の中から、3つまで選んでください。 【全 体】(N=237) 0% 20% 40% 親が短期間休息できるよう、子供を一時的に 預かるサービスの実施 41.8 親同士が交流できる場所や機会の提供 40.5 保健師や保育士等が乳幼児のいる家庭を定 期的に訪問 手当支給や親の雇用確保などの経済的自立 を促す支援 38.0 30.4 親子で利用できる居場所の提供 29.5 育児や家事を手助けしてくれる人を乳幼児が いる家庭へ派遣 28.3 妊娠期からの相談支援 22.4 区市町村の相談窓口の充実 20.7 近隣・知人の支援 16.9 その他 特にない・わからない 60% 6.8 0.8 虐待の未然防止のために特に有効だと思うことを聞いたところ、「親が短期間休息できるよう、子供を一時的 に預かるサービスの実施」が41.8%、「親同士が交流できる場所や機会の提供」が40.5%、「保健師や保育士 等が乳幼児のいる家庭を定期的に訪問」が38.0%であった。 Q17.毎年11月は「児童虐待防止推進月間」であり、国全体としては「オレンジリボンキャンペー ン」に取り組んでいます。児童虐待防止の取組(オレンジリボンキャンペーン)を知っていますか。 【全 体】(N=237) よく知っている 17.3% 全く知らない 45.6% 言葉は知っている 37.1% 国全体としての児童虐待防止の取組(オレンジリボンキャンペーン)を知っているか聞いたところ、「知ってい る」(「よく知っている」と「言葉は知っている」の合計)が54.4%であった。 Q18.東京都ではQ17に加え、児童虐待防止に係る普及啓発キャラクター「優しく、温かく、親子を 見守るOSEKKAIくん」と共に、独自に様々な取組を行っています。児童虐待防止に係る普及啓 発キャラクター「OSEKKAIくん」を知っていますか。 【全 体】(N=237) よく知っている 5.1% 名称(名前)は知っ ている 18.1% 全く知らない 76.8% 東京都の児童虐待防止に係る普及啓発キャラクター「OSEKKAIくん」を知っているか聞いたところ「全く知 らない」が76.8%であった。 Q19.児童虐待防止に関する広報で、実際に見聞きしたことのあるものはどれですか。次の中から、 あてはまるものをすべて選んでください。 【全 体】(N=237) 0% 10% 20% 30% 40% 広報東京都、区報、市報などの広報紙 60% 70% 56.5 テレビやラジオの放送 33.3 都や区市町村のホームページ 28.7 ポスターや垂れ幕 27.0 電車やバスの車内広告 23.6 インターネット上の動画 6.8 駅前や地域のイベント会場での普及啓発活 動 6.3 その他 6.8 見聞きしたことはない 50% 15.6 児童虐待防止に関する広報で、実際に見聞きしたことのあるものについて聞いたところ、「広報東京都、区 報、市報などの広報紙」が56.5%、次いで「テレビやラジオの放送」が33.3%であった。 Q20 児童虐待を予防するためには、どのようなサービスや制度があると良いと考えますか。 児童虐待を予防するために、どのようなサービスや制度があると良いか意見を聞いたところ、203人から自由意見 が寄せられた。主な意見は以下のとおりである。 1 地域の連携強化、地域での見守りに関すること ・ 地域の中で気軽に親子が集える場所の提供、向こう三軒両隣の気付き合い、見守り合い、助け合いが普通 に出来る環境づくり、経済的な子育て支援の充実 地域全体が子ども、育児ママ・パパの居場所となるよう な創意工夫(女性、70歳以上、その他) ・ 専門の担当の方はもちろん地域の者もできればもっと関心を持って、声掛けなど地域の行事でも参加してく れた子供や親と触れ合う機会を大事に心していくだけでも違ってくると思う。(女性、70歳以上、主婦) ・ 親を孤立させないことが重要だと思います。近所に知り合いの居ない人には、見守りサポーターのような人 を出産前からいたら良いのかなと思いました。行政がそういう人たちを引き合わせる仕組みを作るとか。私も 地方で子育てをしましたが、周りに知り合いもいない、とても不便な所にいて、心理的にも体力的にも辛い時 がありました。よく、民生委員や児童委員などの言葉は聞きますが、実際手が足りているのか?認知症サ ポーターのように、ママベビサポーターなる人を作ってはいかがでしょうか。(女性、50代、福祉サービス提供 事業従事者) 2 行政によるサービス(支援)に関すること ・ 1.親が子と離れて過ごし、客観的になれる環境。例えば子どもの宿泊やデイサービス、親の宿泊・デイサー ビス。 2.家庭へ公的に立ち入れる制度 原則、家庭訪問は希望者となっているが、定期的に(半強制的に) 家庭環境を行政から派遣された人が見ることができる制度。外での親子の様子と、家のなかでは違うことが あれば発見できる可能性があると思われます。(女性、30代、会社員) ・ 過去に報道されてきた児童虐待の悲惨な事例では、通報を受けた児童相談所の職員が当該家庭を訪問し た際に、家庭内の状況を見せない、立ち入らせないという親の拒否から結果的に事件に至るケースが幾つ も起きている。したがって今後必要なことは、児童相談所には虐待の疑いを含めて通報を受けた場合に、対 象となった家庭には合法的に立ち入りのできる法的権限を付与することが必要と考えている。(男性、70代、 自営業) ・ 虐待は弱者をターゲットにしてしまうものなので、まずは、親、祖父母、親戚等、血縁者の関係充実、また は、近くに血縁者がいない場合の、それに代わる自治体等の公共支援(利用者にとって金銭的負担がな い)が急務だと思います。昔も今も子育てが大変で悩む母親は同じだと思いますが、環境が違い母親が孤 立していることが最も危惧すべきことと感じます。 一昔前は、血縁関係のあるおばあちゃん、おばちゃん、 兄弟、そして、なにより、ご近所のお付き合いの中での子育てで、それなりに苦労はあったとは思いますが、 その反面、社会とのふれあいがあり、ストレスも分散できたのではないかと思います。(女性、60代、無職) 3 教育や啓発に関すること ・ まず親としての自覚不足から起こる虐待が多いのではないでしょうか。それを少なくするためには,子供の頃 からの家庭教育に加えて地域住の子供たちへの接し方の見直しが欠かせないものと思います。わが子も他 人様の子供も大切な国の財産であるという思いで。行政も、もっと重点施策を絞り込み推進して頂きたい。 (男性、70代、その他) ・ 親のどのような行動が、児童の身体・精神の発達に影響するのかを、子を持つ前の段階から教育する制度 も必要と思います。(男性、70代、会社員) ・ 特に初めての子育てはとても不安だと思います。妊娠をして産婦人科に行ったり、母子手帳をもらった時点 で、何か子育てに不安があった時に相談できる場所や方法が分かっていると、実際子育てが始まり、虐待し てしまうかもしれない状況になった時に、振り返れるかもしれないので、出産までの間に何度か案内出来る システムがあればいいと思います。(女性、40代、主婦)
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