Extrel社 MAX300TM 1台の装置で80基の蒸留機を 効率的に連続モニタリング MAX300のプラットフォームは、蒸留塔ごとの異なるレベルの気相組成を1台の分析装置(MAX300) で効率的にモニタリングすることを可能にします。製薬産業は世界的な医療システムにおいて重要な要 素であり続けています。今日の製薬メーカーは日本国内のみならず、海外における最新のプロセス分析 技術(PAT)について知っておく必要があります。革新的で最先端技術を導入することは製薬メーカーが 市場で地位を得るために必要なツールを提供する、ということでもあります。大切なことは、製品開発 の改善、より良い分析、製造プロセスを制御することです。さらに、製薬産業にはその他多くの産業と 同じような基本的なニーズを持っています。製造装置の稼働停止時間を削減し、生産性を向上させるこ とが主な目標であります。分析と制御のためにプロセス技術者は四重極質量分析装置に頼ることになる。 Extrel社のMAX300四重極質量分析装置は、すでに世界中の多くの製薬工場で運用されています。こ の高度な分析装置はプロセスコントロールをより良くする機能をエンジニアに与える、一連の分析技術 を提供することができる、PATにおける最先端の分析装置です。 製薬業界におけるMAX300のアドバンテージ ■レスポンスの速さ ガスクロマトグラフに比べて 圧倒的に速い分析時間 ■多点測定・多成分同時測定 有機物・無機物を測定可能な フレキシブルな装置 ■初期導入コストの低減 使い捨て方式イオナイザー、 高速インレット、 消耗品としてのガスは不要 ■高感度 100%~10ppb、w/Smart検出器 ■信頼性 証明された98%以上のアップタイム ■Web/Serverベースのソフトウェア LANを介したアクセスが可能、 21 CFR Part 11準拠 ■フレキシブルなプラットフォーム 可搬型(ラボ→パイロットライン→製造ライン) アプリケーション基本情報 医薬の蒸留精製は、複数の溶媒を含む混合物を分離する方法です。標準的な製薬工場では、様々な製 品を作るため非常に多くの溶媒が使用されています。使用された気相状態の溶媒は溶媒回収装置(SRU) に送られます。溶媒回収の最初のステップでは、溶媒蒸気は吸着器に収集され、ここで溶媒は、キャリ アガアから分離されます。次に、再生段階において、溶媒混合物は加熱され、蒸留塔に送られます。沸 点の違いに応じて、個々の溶媒は、カラムの異なる段階で収集することが出来ます。そして、純粋な溶 媒が再利用のために回収されます。 主なアプリケーション ■回収プロセス間の、 すべての溶媒濃度測定値を 瞬間的に結果表示 ■連続、バッチ蒸留の 両方をモニター ■吸着器の飽和状態をモニター ■複数の溶媒を分析 ■MAX300、1台で製薬企業 における醗酵モニタリング、 溶媒乾燥モニタリングとして 使用可能
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