水路修繕工事実施設計書

福 山 市
2016年度
秋丸水路
福山市 神辺町 地内
水路修繕工事実施設計書
工事延長
工
事
概
要
L=14.0m
自由勾配側溝
L=14m
上層路盤工
A=15㎡
表層工
A=15㎡
構造物撤去工
1式
仮設工
1式
特 記
記 仕
仕 様
様 書
書
第1章 総則
第1節 適用
1. 本特記仕様書は,福山市の発注する水路修繕工事(秋丸水路)に適用する。
第2節 留意事項
1. 本特記仕様書に記載のない事項については,契約書(建設工事請負契約約款「契約約款」・契約特記事項「特約事項」等),設計図書(図面,仕様書
等),福山市工事検査規定・福山市工事検査技術基準, 広島県土木工事共通仕様書,その他関連規格類によるものとする。なお,各仕様書等に記載のある
「請負者」は「受注者」と読み替えるものとする。
2. 施工にあたり,日本国の関係諸法令,諸官公庁の通達,施工に関する協定事項等を遵守し,諸官公署への届出及び許可等の手続きを速やかに行ない,監督
員に報告すること。
3. 着工前に地元関係者と本工事の施工方法等について,十分に打合せ等を行い理解を得て円滑に工事が完成するよう努めるとともに,打合せの内容等につい
て,監督員に報告すること。
4. 受注者は,工事現場内において,監理技術者,主任技術者(下請負人を含む)及び現場代理人に工事名,工期,写真,所属会社名及び証明印の入った名札
受注者
を着用させるものとする。
5. 契約締結後14日以内に実施工程表を作成し,提出すること。
6. 本工事の労務単価については補正をしていない。
7. 本工事の工期は,工事検査期間として,14日間を見込んでいる。
第3節 現場代理人の
現場代理人の配置等
1. 次のいずれかの条件に該当する場合は,発注者との連絡体制を確保した上で,現場代理人の工事現場への常駐義務緩和を認めるものとする。ただし,工事
打合せ簿での協議により承諾を受けていることとする。
(1) 契約書上の工期の始期から現場施工に着手するまでの期間(現場事務所の設置,資機材の搬入又は仮設工事等が開始されるまでの間)
(2) 工事用地等の確保が未了,自然災害の発生又は埋蔵文化財調査等により,工事を全面的に一時中止している期間
(3) 前2項に掲げる期間のほか,工事現場において作業等が行われていない期間
(4) その他,特に発注者が認めた期間
第4節 主任(
主任(監理)
監理)技術者の
技術者の配置等
1. 主任(監理)技術者の専任期間等
専任が義務付けられた工事(請負代金額3500万円以上)に配置される技術者の専任期間について,次に掲げる場合で,工事打合せ簿等により,その旨を
明確にしたときは専任を要しないものとする。
(1) 契約書上の工期の始期から現場施工に着手するまでの期間(現場事務所の設置,資機材の搬入又は仮設工事等が開始されるまでの間)
(2) 工事用地等の確保が未了,自然災害の発生又は埋蔵文化財調査等により,工事を全面的に一時中止している期間
(3) 橋梁,ポンプ,ゲート,エレベーター等の工場製作を含む工事であって,工場製作のみが行われている期間
なお,工場製作の過程を含む工事の工場製作過程においても,建設工事を適正に施工するため,主任(監理)技術者がこれを管理する必要があるが,当
該工場製作過程において,同一工場内で他の同種工事に係る製作と一元的な管理体制のもとで製作を行うことが可能である場合は,同一の主任(監理)技
術者がこれらの製作を一括して管理することができる。
2. 主任(監理)技術者の変更の特例
次に掲げる場合で,工事打合せ簿等により,その旨を明確にしたときは,主任(監理)技術者の変更ができるものとする。
(1) 受注者の責によらない理由により工事中止又は工事内容の大幅な変更が発生し,工期が延長されたとき
(2) 橋梁,ポンプ,ゲート,エレベーター等の工場製作を含む工事であって,工場から現地へ工事の現場が移行する時点
なお,いずれの場合も発注者と受注者との協議により,交代の時期は工程上一定の区切りと認められる時点とするほか,交代前後における主任(監理)
技術者の技術力が同等以上に確保されるとともに,工事の規模,難易度等に応じ一定期間重複して工事現場に設置するなど,工事の継続性,品質確保等に
支障がないと認められることが必要である。
1
第5節 事業損失防止
1. 施工に伴い通常避けることができない地盤沈下,振動等を原因として生じた,建物等の損害等の補償に関しては,「福山市建設工事損失補償事務特記仕様
書」によるものとする。
2. 受注者は必要に応じて事前に建物等の調査を実施し,建物等に近接する区間の施工には,細心の注意をはらい施工すること。
受注者
3. 事業損失が発生する可能性があるときは,監督員と協議すること。
第2章 施工
第1節 安全対策
1. 片側交互通行及び通行止め等の交通制限を行う場合は,関係官公署の許可条件を遵守し,関係機関との協議を十分に行うこと。また,地域の地元関係者等
周辺を利用する市民への周知徹底を図り,安全かつ円滑な交通を確保して事故発生のないように努めること。
2. 作業現場,作業用地内の整理整頓に留意して必要な安全施設の設置等を行い,関係者以外の立入りを禁止して危険防止に努めること。
3. 路面の補修及び転落防止対策に努めるなど,交通及び保安上の十分な措置を講じること。
4. 作業時間外(夜間等)に交通制限を行う場合は,その範囲を最小限とし夜間の保安施設は注意灯,回転灯及び防護柵等を設置して十分に配慮すること。
5. 施工に伴い事故が発生した場合は,迅速に所要の措置を講じるとともに,事故発生の原因及び経過,並びに事故による被害の内容等について,速やかに
「事故等速報」等により,監督員に報告すること。
第2節 現道工事における
現道工事における保安施設
における保安施設
1. 保安施設は,「広島県土木工事共通仕様書」による現道工事における保安施設配置図(案)及び保安施設設置基準を基本とし,現場条件等に応じ適切に実
施すること。ただし,「工事表示板」及び「工事情報看板」,「工事説明看板」,「まわり道案内表示板」の標準様式については,次のとおりとするこ
と。なお,この標準様式によらない場合は,監督員と協議すること。
2. 保安施設のうち工事情報看板の設置時期については,工事現場周辺の住民及び道路利用者等に十分周知の図れるよう事前に設置すること。また,その他の
保安施設の設置時期は,現場着手にあわせて適切な時期に設置すること。
3. 作業休止中(休日等)で通行に支障のない場合は,作業のないことの周知が図れるように標識等を撤去またはシート等でかくす等,措置すること。
4. 施工に伴い止むを得ず路面に段差が生じた状態で交通開放する場合は,通行者に周知が図れるよう警戒看板等を設置するとともに,通行者の安全に十分配
慮すること。
5. 台風等により暴風雨等が予測される場合は,保安施設(工事看板等)が頑丈に固定されていることを確認するとともに,設置場所等の状況によっては,一
時撤去し,飛散しないように最善の策を講ずること。
6. 「工事表示板」の標準様式については,次のとおりとする。なお,看板の寸法は,現場条件等に応じて適切な大きさとすること。
ご迷惑をおかけします
○○○○工事を
行 っ て い ま す
平成○年○月○日まで
時 間 帯 ○ :○ ~○ : ○
何の工事を何の目的で実施しているか
をわかりやすく示す「「工事内容」
工事内容」を表示
します
「工事期間」
工事期間」は,一目でわかるように,
終了日のみを表示し,枠囲みや大きな
文字で強調します
(様式備考)
色彩は,「ご迷惑をおかけします」等の挨拶文,「道路改良工事(○○○)」等の工事名については青地に白抜
き文字とし,「道路改良工事を行っています」等の工事内容,工事期間については青色文字,その他の文字
及び線は黒色,地を白色とする。
○○○○工事(○○○○号線)
工事内容を簡潔に説明した
施工者
○○○○建設株式会社
電話 ○○○ー○○○○
現場代理人 ○○○○○
発注者
福山市市民局神辺支所神辺建設産業課
電話 ○○○ー○○○○
路上工事看板(工事中看板)
2
7. 路上工事に関する情報を歩行者や工事現場周辺の住民に周知するため,工事情報看板及び工事説明看板を歩道部等に設置することとし,標準様式について
は,次のとおりとする。なお,看板の寸法は,現場条件等に応じて適切な大きさとすること。
ご迷惑をおかけします
を
予
定
し
て
い
ま
す
○
○
○
○
工
事
平
成
○
年
○○
月月
○○
日日
頃頃
まか
でら
平
成
○
年
○
月
○
日
ま
で
○○○○工事(○○○○号線)
○○○○建設株式会社
電話 ○○○ー○○○○
○○○○建設株式会社
電話 ○○○ー○○○○
発注者
発注者 福山市市民局
神辺支所神辺建設産業課
電話 ○○○ー○○○○
(工事情報看板)
8.
(様式備考)
色彩は,「ご迷惑をおかけします」等のあいさつ文については青地に白抜き文字,「○○○○工事を行っています」等の工事内
容については青色文字,その他の文字及び線は黒色,地を白色とする。
「工事情報看板」:路上工事の開始を事前に周知する場合に設置
予定されている工事に関する情報を提供するため,工事を開始する約1週間前から工事を開始するまでの間,工事内
容,工事期間等を標示する工事情報看板を,工事が予定されている現場付近にドライバーから看板内容が見えないよ
うに設置するものとする。
ただし,短期間に完了する軽易な工事等については,この限りではない。
○○○○工事(○○○○号線)
施工者
施工者
行
っ
て
い
ま
す
○
○
○
○
工
事
を
福山市市民局
神辺支所神辺建設産業課
電話 ○○○ー○○○○
「工事説明看板」:現在実施している工事に関する情報を提供する場合に設置
実施されている工事に関する工事情報を提供するため,工事開始から工事終了までの間,工事内容,工事期間等を標
示する工事説明看板を,工事現場付近にドライバーから見えないように設置するものとする。
(工事説明看板)
「まわり道案内表示板」の標準様式については,次のとおりとする。なお,看板の寸法は,現場条件等に応じて適切な大きさとすること。
まわり道 300m
(様式備考)
100m先○○○○工事につき
色彩は,文字については青色文字,矢印については赤色,地を白色とし,「まわり道○m⇒」の地は白色スコッチライトとす
る。
工事中通行止
期 間:○月○日~○月○日
時間帯:○:○○~○○:○○
現在地
福山市市民局神辺支所神辺建設産業課
電話 ○○○ー○○○ー○○○○
第3節 交通誘導員
1. 交通誘導員を配置するにあたって,安全かつ円滑な交通が確保できるよう状況を十分に把握し,現場条件に応じた適正人員の確保及び配置を行うこと。ま
た,交通誘導員に対して,現場条件に関する教育等を行なうこと。
交通誘導員の積上げ人数は,交通誘導の対象となる施工量に対し,作業日当り標準作業量から必要な人数を見込んでいる。従って,正当な理由がある場合
を除き,施工実績等による交通誘導員の積み上げ人数の増員に対する変更は行なわない。また,工事実績の交通誘導員が減となった場合は,実績数量によ
り変更を行なう。ただし,交通誘導員の対象となる施工量に増減等が生じた場合はこの限りでない。
3. 交通誘導員Aとは,警備業者の警備員(警備業法第2条第4項に規定する警備員をいう。)で,交通誘導警備業務(警備員等の検定等に関する規則第1条第4
項に規定する交通誘導警備業務をいう。)に従事する交通誘導警備業務に係る一級検定合格警備員又は二級検定合格警備員をいう。
4. 交通誘導員Bとは,警備業者の警備員で,交通誘導員A以外の交通の誘導に従事するものをいう。
5. 「警備員等の検定等に関する規則」により,広島県公安委員会から認定告示(2007年3月23日広島県公安委員会告示第26号)のあった路線に係る交通誘導
を実施する場合については,交通誘導員Aを誘導日あたり1名以上配置すること。
6. 交通誘導員の積上げ人数は,交通誘導員A 0人,交通誘導員B 20人を見込んでいる。
2.
3
第4節 地下埋設物
1. 工事着手前には,地下埋設物及び地下構造物の調査を行うとともに,当該管理者に立会を求めてその位置を確認し,管理者の指示を遵守して埋設物及び構
造物に損害を与えないよう注意して施工すること。
第5節 環境対策
1. 施工に伴う騒音,振動,大気汚染,水質汚濁等について,関係法令及び仕様書の規定を遵守の上,周辺地域の環境保全に努めるものとする。また,施工計
画及び工事実施の各段階において十分検討して必要な措置を講じること。
2. 資機材等の運搬にあたっては,運搬経路及び作業時間帯に留意すること。
3. 施工方法,建設機械の騒音及び振動の大きさ,発生実態,発生機構等について十分理解して,工事現場及び現場周辺の状況に留意すること。
4. 広島県土木工事共通仕様書で使用を義務付けている排出ガス対策型建設機械において,第2次排出ガス対策型建設機械を使用する場合,次のことを満たせ
ば,設計変更の対象とする。
① 施工計画書で,機種単位で第2次排出ガス対策型建設機械の使用が計画されている。
② 工事着手までに,工事打合せ簿で,設計変更の対象とする旨の協議が行われている。
③ 工事完了までに,機種単位で第2次排出ガス対策型建設機械の使用が確認できる書類(従来から義務付けている建設機械の写真でよい)が提出され
ている。
なお,第3次排出ガス対策型建設機械の取り扱いは,第2次排出ガス対策型建設機械と同様とし,第2次排出ガス対策型建設機械で設計変更を行う。
第6節 工事用地
1. 本工事に必要な現場事務所及び資材置場等の用地は,全て受注者の責任と負担において確保すること。
第3章 材料
第1節 盛土材・
盛土材・埋戻材
1. 本工事に使用する埋戻材・盛土材は,流用土,発生土および購入土を使用するものとし,品質基準については,「道路土工指針」盛土材の基準に適合する
ものとする。
なお,上記によりがたい場合は,監督員と協議すること。
2. 本工事で購入土を使用する場合は,次のとおりとする。
Ⅰ.建設発生土リサイクルプラントが製造した処理土の場合
本工事では,-m3(ほぐし)の土砂購入を見込んでいる。
(1)当該工事に使用する購入土は,建設発生土処分先一覧表に掲載された建設発生土リサイクルプラントが製造した処理土(改良土を含む。)を
使用するものとする。積算にあたっては,運搬費と処理土購入費(工場渡し)の合計が最も経済的になるものを見込んでいる。したがって,正
当な理由がある場合を除き購入土に要する費用(単価)は変更しない。
(2)(1)により使用することとしている処理土について,何らかの事情によりその使用が困難である場合は,設計図書の内容について監督員と協
議すること。
(3)使用する処理土がセメント及びセメント系固化材を使用した改良土の場合,「セメント及びセメント系固化材を使用した改良土の六価クロム溶
出試験実施要領(案)」に基づき,建設発生土リサイクルプラントから試験結果の提示を受けるとともに,施工後に六価クロム溶出試験を実施
し,試験結果(計量証明書)を提出するものとする。
Ⅱ. 新材料の場合
本工事では,-m3(ほぐし)の土砂購入を見込んでいる。
新材料を使用する場合は,採取場所,砕石(採取)業者,試験業者,試験日を明記した試験結果報告書を提出するものとする。
なお,新材料の購入土砂を見込んでいるが,建設発生土処分先一覧表に掲載された建設発生土リサイクルプラントが製造した処理土(改良土を含む。)
を使用することが可能である場合は,その使用に努めるものとする。
ただし,使用する処理土がセメント及びセメント系固化材を使用した改良土の場合,「セメント及びセメント系固化材を使用した改良土の六価クロム溶
出試験実施要領(案)」に基づき,建設発生土リサイクルプラントから試験結果の提示を受けるとともに,施工後に六価クロム溶出試験を実施し,試験結
果(計量証明書)を提出するものとする。積算にあたっては,購入土に要する費用が最も経済的になるものを見込んでいる。したがって,正当な理由があ
る場合を除き購入土に要する費用(単価)は変更しない。
Ⅲ. 工事完了時には,納品書及び試験結果等を提出すること。
4
第2節 登録リサイクル
登録リサイクル製品
リサイクル製品
1. 施工に際して必要となる資材等について,「広島県生活環境の保全等に関する条例」に基づき登録された製品(登録リサイクル製品)を使用することが可
能である場合は,その使用に努めること。
2. 次表に該当するものは,登録リサイクル製品を使用すること。
再生加熱アスファルト混合物
再生粗粒度アスファルト混合物 (最大粒径 20mm)
再生密粒度アスファルト混合物 (最大粒径 20mm)
再生密粒度アスファルト混合物 (最大粒径 13mm)
再生細粒度アスファルト混合物 (最大粒径 13mm)
3. 登録リサイクル製品を使用した場合は,登録証の写しを監督員に提出すること。
第4章 建設副産物
第1節 建設発生土(
建設発生土(搬出)(
搬出)(建設発生土
)(建設発生土リサイクルプラント
建設発生土リサイクルプラント又
リサイクルプラント又は建設発生土受入地(
建設発生土受入地(一時たい
一時たい積
たい積を含む。))
1. 当該工事により発生する建設発生土は,公の関与する埋立地,建設発生土処分先一覧表に掲載されている建設発生土リサイクルプラント,建設発生土受入
地又は建設発生土受入地(一時たい積)のいずれかに搬出するものとする。
また,搬出先として,運搬費と受入費(平日の受入費用)の合計が最も経済的になる建設発生土リサイクルプラント,建設発生土受入地又は建設発生土
受入地(一時たい積)を見込んでいる。したがって,正当な理由がある場合を除き残土処分に要する費用(単価)は変更しない。
なお,工事発注後に明らかになったやむを得ない事情により,建設発生土処分先一覧表に掲載されている建設発生土リサイクルプラント,建設発生土受
入地又は建設発生土受入地(一時たい積)への搬出が困難となった場合は,発注者と受注者が協議するものとする。
2. 搬出先においては,処分状況が確認できるよう,写真撮影を行なうとともに,計量伝票等を監督員に提出すること。
第2節 特定建設資材廃棄物(
特定建設資材廃棄物(アスファルト塊
アスファルト塊,コンクリート塊等
コンクリート塊等)
塊等)
1. 建設リサイクル法対象工事(請負代金額500万円以上)の場合,「建設工事に係る資材の再資源化等に関する法律」を遵守し適正に処理すること。ま
た,法第12条第2項に基づき,法第10条第1号から第5号までに掲げる事項について下請負人に告知する場合は,告知書の写しを監督員に提出するこ
と。
2. 特定建設資材廃棄物は,「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」(以下「廃棄物処理法」という)を遵守し,適正に処理しなければならない。
3. 特定建設資材廃棄物は,広島県(環境局)及び保健所設置政令市(広島市,呉市,福山市)が,廃棄物処理法に基づき許可した適正な施設へ搬出し再資源
化しなければならない。
4. 搬出先においては,許可看板と処分状況が確認できるよう,写真撮影を行なうとともに,伝票等を提出すること。また,必要に応じて現地確認,立入り調
査等を行なうこと。
5. 再資源化に要する費用(運搬費を含む処分費)は,広島県(環境局)及び保健所設置政令市(広島市,呉市,福山市)が廃棄物処理法に基づき許可した適
正な施設のうち受入条件が合うものの中から,運搬費と受入費(平日の受入費用)の合計が最も経済的になるものを見込んでいる。従って,正当な理由が
ある場合を除き再資源化に要する費用(単価)は変更しない。
第3節 建設発生木材(
建設発生木材(搬出)
搬出)
1. 本工事において建設発生木材を処分する場合は,建設発生木材処分先一覧表に掲載されている再資源化施設に搬出するものとする。
また,搬出先として,運搬費と受入費(平日の受入費用)の合計が最も経済的になる建設発生木材再資源化施設を見込んでいる。したがって,正当な理
由がある場合を除き建設発生木材処分に要する費用(単価)は変更しない。
なお,工事発注後に明らかになったやむを得ない事情により,建設発生木材処分先一覧表に掲載されている建設発生木材再資源化施設への搬出が困難と
なった場合は,発注者と受注者が協議するものとする。
2. 搬出先においては,処分状況が確認できるよう,写真撮影を行なうとともに,数量等が確認できるものを監督員に提出すること。
5
第4節 建設副産物システムへの
建設副産物システムへの登録
システムへの登録
建設副産物情報交換システム((財)日本建設情報総合センター)の登録対象工事(請負代金額100万円以上)の場合は,施工計画時,工事完了時及び登
録情報の変更が生じた場合は速やかに当該システムにデータの入力を行うこと。
また,「再生資源利用計画書」及び「再生資源利用促進計画書」について,当該システムにより作成を行い,提出すること。工事完了時には,「再生資源
利用実施書」及び「再生資源利用促進実施書」を提出すること。
第5節 「広島県土砂の
広島県土砂の適正処理に
適正処理に関する条例
する条例」
条例」に係る届出及び
届出及び許可
1. 土砂の搬出
建設発生土について,500m3以上(一時たい積場については500m3/月以上)の土砂を事業区域外へ搬出するときは,「広島県土砂の適正処理に関する条
例」(平成16年広島県条例第1号,以下「広島県土砂条例」という。)第2章第8条に基づき,土砂の搬出に係る計画を定め,当該土砂の搬出を開始す
る日から起算して20日前(一時たい積場については,当該計画に係る月の初日の10日前)までに,知事へ届け出なければならない。
2. 埋立行為(埋立て,盛土,たい積)
建設発生土について,事業区域外において土砂埋立区域の面積が2,000m2以上となる土砂の埋立行為を行う場合は,土砂埋立区域ごとに知事の許可を受け
なければならない。
第6節
留意事項
1. 受注者は,殻運搬処理及び発生材運搬を行う場合は,過積載防止に努めるとともに運搬物が飛散しないようしなければならない。
2. 受注者は,殻及び発生材の受入れ場所等について,設計図書に定めのない場合は,速やかに監督員と協議を行うこと。
第7節
産業廃棄物の
産業廃棄物の場外保管
1. 当該工事により発生する産業廃棄物を事業場の外(建設工事現場以外の場所)において300m2以上の面積で保管する場合には,保管場所を所管する
都道府県知事又は政令市長に事前の届出を行うこと。また,届出事項を変更する場合は事前に変更届を,保管をやめたときは30日以内に廃止届けを
提出すること。ただし,産業廃棄物業等の許可施設における保管は届出対象外とする。
第5章 その他
その他
1. 本特記仕様書及び設計図書に明示していない事項,または,疑義が生じた場合は,その都度,速やかに監督員と協議を行うこと。
2. 関係者の説明
施工に先立ち地元関係者(土木常設委員,水利組合役員等,町内会役員,湯田小学校,湯田保育所,湯田幼稚園)へ必ず実施工程及び出入りや
施工方法等を説明すること。
3. 通行規制について
工事施工ヶ所付近には保育所があり,送迎の時間帯は混雑することが予想される。利用が予想される時間帯については,それを考慮し
施工を計画し行うこと。
6
数量集計表 水路修繕工事(秋丸水路)
工事区分・工種・種別・細別・規格
単位
数量
計上数量
備考
水路修繕
土工
作業土工
床掘
m3
19.6
20
第1表
埋戻
m3
11.2
11
第1表
土砂運搬
m3
7.2
7
第1表
処分費
m3
7.2
7
自由勾配側溝
m
14.0
14
第4表
コンクリート蓋
枚
8.0
8
第4表
グレーチング蓋
枚
3.0
3
第4表
上層路盤工
m2
15.4
15
第2表
表層工
m2
15.4
15
第2表
m
2.6
3
第5表
本
2.0
2
第5表
m
14.0
14
第3表
コンクリート取壊し
m3
11.2
11
第3表
アスファルト舗装版切断
m
16.0
16
第3表
アスファルト舗装取壊し
m2
14.0
14
第3表
As殻運搬(t=0.05)
m3
0.7
1
14.0×0.05
Co殻運搬
m3
11.2
11
As殻処分(W=2.35t/m3 )
t
1.6
2
0.7×2.35
Co殻処分(W=2.35t/m3 )
t
26.3
26
11.2×2.35
残土処理工
側溝工
舗装工
防止柵工
横断防止柵(H=0.80)
道路付属物工
視線誘導標(φ300)
構造物撤去工
防護柵撤去工
防護柵撤去
構造物取壊し工
運搬処理工
作業土工
数量計算書
床掘
種 別
第1表
埋戻
距離
番 号
ST.0.0
ST7.0
合
摘
E
計
平 均 数
量
Fu
平 均 数
量
1.4
―
―
0.8
―
―
7.0
1.4
1.40
9.8
0.8
0.80
5.6
7.0
1.4
1.40
9.8
0.8
0.80
5.6
14.0
19.6 m3
平 均 数
要
量
11.2 m3
残土処理工
19.6
-
/
11.2
0.9
=
舗装 工
数量計算書
表層
種 別
7.2
第2表
路盤
距離
番 号
ST.0.0
ST.7.0
合
摘
W
計
平 均 数
量
W
平 均 数
量
1.10
―
―
1.10
―
―
7.0
1.10
1.10
7.7
1.10
1.10
7.7
7.0
1.10
1.10
7.7
1.10
1.10
7.7
14.0
15.4 m2
数量計算書
As壊
Co壊
第3表
As切断
距離
摘
As壊
番 号
ST.0.0
ST.7.0
平 均 数
量
Co壊
平 均 数
量
As切断
1.0
―
―
0.8
―
―
1.0
7.0
1.0
1.00
7.0
0.8
0.80
5.6
7.0
7.0
1.0
1.00
7.0
0.8
0.80
5.6
7.0
1.0
合
計
14.0
14.0 m2
要
量
15.4 m2
構造物取壊し
構造物取壊し工
種 別
平 均 数
11.2 m3
16.0 m
要
側溝工 数 量 計 算 書
自由勾配側溝(B1200×1100)
測 点
コンクリート蓋(B1200用・車道用)
延 長
測 点
第4表
グレーチング蓋(B1200用・T-25)
枚
測 点
ST0.0
ST0.0
ST0.0
ST7.0
7.0 ST7.0
8.0 ST7.0
(ST14.0)
7.0 (ST14.0)
合 計
14.0
枚
3.0
(ST14.0)
8.0
3.0
防止柵工・道路付属物工 数 量 計 算 書
第5表
防止柵工
横断防止柵(直柱・P種・ベースプレート式・3段)
測 点
道路付属物工
視線誘導標(φ300・防護柵取付用)
m
測 点
1.3
防護柵撤去工
個
測 点
1.0
ST0.0
ST0.0
ST0.0
ST7.0
ST7.0
ST7.0
7.0
(ST14.0)
(ST14.0)
(ST14.0)
7.0
合計
1.3
1.0
2.6
2.0
14.0
1/2
図面番号
縮 尺
工 種
水路修繕工事
種別
位置図
水路名
秋丸水路
S=1:10000
N
工事箇所 福山市 神辺町 地内
福
山
市
工事施工ヶ所
図面番号
工 種
2/2
縮 尺
図 示
水路修繕工事
平面図
各種図面
種 別
名
工事起点
(ST0.0)
S=1:100
福 山 市
工事延長 L=14.0m
(ST14.0)
工事終点
福山市 神辺町 地内
ST7.0
工事箇所
S=1:250
秋丸水路
工事起点
(ST.0.0)
As切断
L=1.0m
視線誘導標(防護柵取付用・φ300)
N=1
HP300
横断防止柵工
L=1.3m
視線誘導標(防護柵取付用・φ300)
N=1
仕
汚
ST0.0
鉄管100
仕
C
VP80
ゴミ置場
VP80
VP200
W=1.10
倉庫
As
タンク
E =1.4
Fu=0.8
Co壊=0.8
As壊=1.0
1320
1335
498
ST7.0付近
ST7.0
995
防護柵撤去工
防護柵撤去工
As切断
L=7.0m
T-25
車道用
L=7.0m
S=1:50
E,Fu,W
Co壊,As壊
L=7.0m
グレーチング蓋(B1200用)
S=1:50
S=1:50
自由勾配側溝
コンクリート蓋(B1200用)
標準断面図
W
185
150
W=1.10
E
Fu
3
1:0.
自由勾配側溝(B1200×H1100)
自由勾配側溝(B1200×H1100)
S=1:50
3
1:0.
RM=30 (t=10cm)
0.15
W(路盤工)
インバートコンクリート(平均厚8cm)
均しコンクリート
基礎砕石(RC-40)
0.15
269 270 270
50
自由勾配側溝(B1200×H1100)
W(表層工) 再生密粒度AC (t=5cm)
E,Fu,W
Co壊,As壊
L=7.0m
S=1:50
L=7.0m
自由勾配側溝
舗装工
同断
同断
1.33
横断防止柵工
(直柱 P種 ベースプレート式 3段)
S=1:50
10m当り
名称
数量
自由勾配側溝
10.00 m
インバートコンクリート
0.96 m3
均しコンクリート
2.33 m3
均しコンクリート型枠
1.50 m2
基礎砕石(RC-40)
2.40 m3
1.55
0.05
1.60
□150
参考重量 1968kg
横断防止柵工
L=1.3m
As切断
L=1.0m
(ST.14.0)
工事終点
防護柵撤去工
As切断
L=7.0m
E =1.4
Fu=0.8
Co壊=0.8
As壊=1.0
1.50
1.20
800
路 線
河 川
横断図