第 3 回国連防災世界会議で採択された「仙台防災枠組 2015-2030」では、災害リスクに対して、より 広範で、より人間を中心にした予防的アプローチの重要性が認識されました。災害が与える影響は、男 女間、年齢、障害の有無等で異なるため、防災に関する政策・計画等の策定と実施の際には、予防、緊 急対応、復旧・復興の各段階においてジェンダーや多様性の視点が重要です。そのためには女性や多様 な人々が活動や意思決定に参画できるよう、機会が確保されることが重要です。また、女性のリーダー シップ向上が重要であることも確認されました。日本政府は、同会議において「仙台防災協力イニシア ティブ」を発表し、その具体的な施策の一つとして防災における女性のリーダーシップを推進するため の研修の実施を表明しました。 国際協力機構(JICA)は、政府のイニシアティブを受けて、アジア 7 カ国(インドネシア、スリラン カ、タイ、ネパール、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム)から各国のジェンダーや防災の行政官 と NGO の方を日本に招き、ジェンダー・多様性と災害リスク削減について共に学ぶために東北の復興の 現場を訪問いただきます。 アジアからの参加者の帰国を前に、ジェンダーと多様性の視点に立った災害リスク削減に関する各国 の現場の事例や取組を紹介いただき、仙台防災枠組の実現のため、具体的な方法について考える場を作 りたいと思っております。皆様の積極的なご参加をお待ちしております。 日時: 2016 年 3 月 3 日(木)14 時から 17 時(受付開始 13 時半から、交流会 17 時から 18 時) 場所: 東京 JICA 市ヶ谷ビル 2 階国際会議室 http://jica-ri.jica.go.jp/ja/about/access.html 定員: 100 名(先着順・事前申込制) 参加費: 無料 言語: 日本語・英語(同時通訳あり) 主催: 国際協力機構(JICA) 運営実施: アイ・シー・ネット株式会社 14:00-14:10 主催者挨拶:国際協力機構(JICA) 14:10-14:30 基調講演:堂本暁子氏 男女共同参画と災害・復興ネットワーク代表 「ジェンダー・多様性と DRR~地域住民の視点から~」 14:30-14:50 事例発表:Saroj Dash 氏 CONCERN Worldwide, North Korea Country Manager 「CONCERN のジェンダー多様性と DRR の取組:私たちの学びと課題」 14:50-15:00 休憩 15:00-16:20 パネル討議: 「ジェンダー・多様性の視点に立った DRR を推進する上での課題」 モデレーター:池田恵子氏 災害と男女共同参画研修推進センター共同代表 パネリスト:招へい者代表 3人 田端八重子氏 一般社団法人 GEN・J 代表理事 16:20-17:00 質疑応答 17:00-18:00 交流会:招へい者との意見交換(逐次通訳あり) 下記 URL へアクセスし、web 上でお申込みください。ご登録いただいた e メールアドレスへ、お申込み 完了のお知らせが自動送信されます。 https://icnet.smartseminar.jp/public/seminar/view/109 web 申込みができない場合や、お問い合わせは下記運営担当者へご連絡ください。 アイ・シー・ネット株式会社 森田 080-9807-7590、小林 080-5931-9601
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