平成 17 年度受賞活動の状況(2015 年度調査) 受賞者名 平 平成 成1 17 7年 年度 度 国 国務 務大 大臣 臣・・内 内閣 閣府 府 クリーンむさしのを推進する会 特 特命 命担 担当 当大 大臣 臣・・ 所在地 経 経済 済財 財政 政政 政策 策担 担当 当 東京都武蔵野市 大 大臣 臣賞 賞の の継 継続 続状 状況 況 1. 活動継続 あり ・市内全町地域集会(12 か所、参加者 300 名以上)をごみ減量をテーマに毎年 5~6 月に実施。 ・市民集会を環境問題(ごみ減量、容器リサイクル、 生ごみ堆肥化など)をテーマに毎年 2 月に開催。 参加者 100 名以上。 ・集団回収促進、陶磁器リサイクル、生ごみ処理容器 のあっせんも継続。 ・毎年バス研修会として環境関連施設を見学 ・落ち葉の堆肥化は 23 年の原発事故のため休止して いたが、25 年より条件付き再開。 地域集会の様子 地域の皆さんと落ち葉堆肥化仕込み 2. 活動の広がり あり ・武蔵野市廃棄物に関する市民会議、武蔵野市ごみ減量協議会に委員として参加し、ごみ減量につ いて提言。 ・ごみ発生の抑制と再利用を促進するために、「容器包装リサイクル法を見直し、発生抑制と再利 用を促進するための仕組みの検討を求める」請願署名運動を展開。7736 名の署名を集約し国会に 請願、見直し市民案も全国ネットワークとともに作成。 ・生ごみの堆肥化と元気野菜の栽培学習会、講習会開催。参加者も広がる。 さらに小学校の農園に生ごみ堆肥場を設け、地域住民 の持ち込む生ごみを年間を通して堆肥化し農園用の堆 肥として活用。 ・ペットボトルの発生抑制に向けて「マイボトル・マイ カップキャンペーン武蔵野市民の会」に参加、ポスタ ー作成、貼りだしに協力。また、買ってしまったペット ボトルはスーパーの店頭回収に持参するようPR。 小学校の農園に設けた生ごみ堆肥場 3. 活動の進化 あり ・環境にやさしい事業所が取り組む「グリーンパートナー制 度」参加 ・小学校における環境教育「生ごみ堆肥を活用したゴーヤの グリーンカーテン栽培」などを学校、武蔵野市ごみ減量協 議会と協働で行う。 ・陶食器リサイクル お茶碗のリユース・リサイクルブースを 桜まつりなど、市のイベント等に出展 小学校のベランダで生ごみ堆 肥を活用したゴーヤのグリー ンカーテンを栽培 4. 今後の計画 ・引き続き、生ごみの堆肥化と元気野菜の栽培に力を入れていく。生ごみ堆肥化を拡大することによ り、ごみの減量を進める。 ・ごみ・資源物の発生抑制と排出者責任を明確化するための研究を進める。 ・容器包装リサイクル法の見直しを後退させないため、事業者と市町村の役割分担・費用負担の在り 方などを徹底的に協議し、市民や市町村が納得できる法制度の見直しとなるよう多摩地域の自治体 や市民団体と協力・連携して引き続き国等への働きかけを進める。 ・今秋以降の落ち葉堆肥事業の立て直しが必要。小・中学校や地域の公園等の落ち葉をどのように堆 肥化し循環の輪に乗せるか活動を強化していく。 ・これらの計画を市と協働して進めて行けるよう、さらに働きかけていく。 (次頁に表彰概要掲載) 【表彰概要】 項 目 受賞者名 所在地 開始時期 活動の区分 活動実績 開始時期 活動の区分 活動実績 開始時期 活動の区分 活動実績 開始時期 活動の区分 活動実績 概 要 クリーンむさしのを推進する会 東京都武蔵野市 1978 年 啓発普及等 ・隣接市にある中間処理施設の周辺住民からの抗議と市の自区内処理の方針 化のため「もうごみ場がない!みんなで考えよう」ごみ問題市民集会を昭和 52 年(参加者 450 名)及び 53 年に開催。これを契機に会を結成して活動を取り組 む。 ・毎年実施しているが、平成 16 年度では市内全町地域集会(12 カ所・参加者約 600 名)、市民中央集会(参加者約 160 名)、シンポジウム(参加者約 180 名)を 開催。市主催の家庭ごみ有料化説明会(93 カ所・参加者約 6,300 名)の運営に 参加。会主催は 12 カ所(参加者約 400 名)。 2002 年 リデュース ・どんと焼きにマイ箸・マイカップ・マイ容器持参活動(会員個人が平成 8 年から 実施)。平成 14 年からイベント(夏から秋のお祭り、コミュニティセンターの文 化祭など)に広げた。施設見学の際の昼食にマイ箸、マイカップ持参。イベント 食用容器は非プラスチック製(さとうきび殻)を使用し、使用後は市立公園に埋 めて発生抑制を図る。新聞の折込みチラシは断る、通信販売は返送する。 2002 年 リユース ・家庭にある不要品の再利用(レジ袋,陶器,雨用のビニール袋など)。 ・古傘を利用したマイバッグ取り組み。不要になったレジ袋をイベントやフリーマ ーケット(マイバッグも PR)で再利用。 ・家庭から排出する可燃ごみのうちの雑紙(新聞チラシや通信販売など)が減少し、 可燃ごみ総量が減った。 (平成 16 年 10 月に家庭ごみ有料化により、雑紙を資源 化したため約 10%減量) 1978 年 リサイクル ・集団回収(昭和 54 年)、陶食器リサイクル(平成 15 年)、学校の落ち葉堆肥及び コミュニティセンターのお茶殻の堆肥化(平成 15 年)、割り箸(平成 10 年)、生 ごみ処理容器の斡旋(平成 16 年度・56 台)。夏から秋の地域のまつりやイベン ト、コミュニティセンターなど文化祭で使用する飲食容器は非プラスチック製容 器(さとうきび殻)を使用し、その後に堆肥化で活動。
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