泉小学校食育だより No.5 平成27年9月号 夏休みが終わり、学校に子どもたちの元気な声が戻ってきました。給食の時間も、仲良 く楽しく食べる子供たちの姿が見られます。2学期も元気いっぱいに過ごしてもらいたい と思います。 今月のテーマは 「朝ごはんを食べよう」 です。 朝ごはんは、1 日のスタートとなる大切な食事です。朝ごはんを食べることで、頭と体、 おなかが目覚めて、頭や体にエネルギーが行きわたります。そして、頭が目覚めることで、 頭の働きが良くなり、集中力が高まります。体も目覚めて体温が上がり、活動する準備が できます。おなかも目覚めて、すっきりした状態で学校に行くことができます。 朝ごはんのはたらき ① 頭がすっきりとさえます ごはんを見て、においをかいで、味わいながらよくかんで食べ ることで、頭がすっきりとさえます。そして、ごはんやパン、麺 などに含まれる炭水化物が頭のエネルギーのもとになります。 ② 体温が上がって体が目覚めます 眠っている間、私たちの体温は少し低くなっています。朝ごは んを食べることで体が温まり、元気に動く準備ができます。 ③ おなかが動き出します 朝起きたばかりは、おなかの働きもにぶくなっています。朝ご はんを食べることによっておなかが刺激され、動き出します。ト イレを済ませ、すっきりとした状態で学校に行くと、1日を気持 ちよく過ごすことができます。 朝ごはんを食べると生活のリズムも整います。 毎日を元気に過ごすために、早寝・早起きをして、 朝ごはんをしっかり食べるようにしましょう。 朝ごはんのそろえ方 毎日しっかりと食べることが大切な朝ごはん、食べる内容も大切です。 しゅしょく しゅさい 朝ごはんは、主食(ごはん・パン・めんなど)、主菜(卵・肉・魚・大豆が主役のおかず)、 ふくさい 副菜(野菜が主役のおかず)、汁物(みそ汁・スープなど)をそろえて食べることが理想で す。 朝からこれだけそろえるのは大変、朝は食欲がなく量が食べられない、という場合には、 主食・主菜・副菜・汁物を意識してそろえていただけると、栄養のバランスが整います。 例) 主食 主菜 副菜 汁物 ごはん 納豆 ミニトマト みそ汁 パン 魚肉ソーセージ きゅうり スープ 主菜には、おかずの缶詰やちくわなどの練り製品、チーズや冷ややっこ、副菜には、昨 晩の残りの煮物を煮返したものなどを利用してもよいです。ただし、冷たいものばかりで そろえるのではなく、1品は温かい料理になるように心掛けていただけたらと思います。 毎日を元気に過ごすために、そして健やかに成長するために、小学生のうちから朝ごは んを毎日しっかり食べる習慣づけができたらと思います。
© Copyright 2024 ExpyDoc