平成 28 年度南小岩七丁目地区土地区画整理事業 都市再生事業計画案作成事業業務委託 募 集 要 領 平成 28 年 2 月 江 戸 川 区 1 募集の概要 標記業務の受託者を募集します。受託者の選定については、公募型プロポーザル方式を採用し ます。第一次審査については、書類審査(「9 プロポーザル提出書類」参照)を行い、第一次審 査を通過した事業者を対象に第二次審査を実施します。第二次審査については、提出された企画 提案書をもとに、プレゼンテーションによる審査を行います。 *詳細については、「8 選定方法」を参照のこと。 2 委託件名 平成 28 年度南小岩七丁目地区土地区画整理事業・都市再生事業計画案作成事業業務委託 3 委託期間 契約締結日の翌日から平成 29 年 3 月 14 日まで 4 過年度の委託実績 本地区においては、平成 26 年度に「南小岩七丁目地区土地区画整理事業と市街地再開発事業 の一体的施行に伴う事業化促進調査設計業務その5委託」、平成 27 年度に「南小岩七丁目地区土 地区画整理事業と市街地再開発事業の一体施行に伴う事業化促進調査設計業務その6委託」を実 施しています。 各年度の業務内容は以下のとおりです。 <平成 26 年度> 土地利用計画を見直すとともに、土地区画整理事業と市街地再開発事業の一体的施行の事業 化にむけて課題となる土地評価の精度を高めるため、複数地点において不動産鑑定評価を実施 し、これらの結果により区画整理の事業計画案の検討、概略換地割り込みを行いました。また、 関係権利者等の地域住民の意向を把握しながら、事業合意形成の推進を図りました。 ・地区界測量 ・従前・従後の土地価格調査 ・土地利用計画の見直し及び再開発事業区の設定検討 ・事業フレームの検討 ・土地価格調査を踏まえた概略換地割込み ・再開発施設計画の検討 ・土地利用意向把握調査(個別面談会) ・七丁目地区住民を中心としたまちづくり勉強会の運営支援 <平成 27 年度> 前年度の委託成果をもとに、権利者の生活再建を考慮した共同化や商業施設等の検討を行い、 土地区画整理事業ならびに市街地再開発事業の事業成立性を考慮した事業フレームの見直し 及び再開発施設建築物が周辺地域に与える交通環境の影響の概略検討を行いました。また、関 係権利者等の地域住民の意向を把握しながら、事業合意形成を推進し、土地区画整理事業の都 市計画決定に向けた手続き等を行いました。 ・地区界測量 ・事業フレームの検討 ・地権者意向等を踏まえた概略換地割込み ・再開発施設計画の検討 ・交通処理計画概略検討 1 ・都市計画決定図書の作成 ・土地利用意向把握調査(個別面談会) ・七丁目地区住民を中心としたまちづくり勉強会の運営支援 5 提案内容 南小岩七丁目地区まちづくりに関連する過年度の調査等を踏まえ、土地区画整理事業と市街地 再開発事業の一体的施行の事業化に向けた検討および権利者の合意形成の推進を目的とした業 務についての企画提案をしていただきます。 業務内容については「委託仕様書(案)(別紙1)」、「審査基準(別紙2)」を参考とし、本業務 についての取組方針、業務実施内容(工程計画を含む)、実施体制等を盛り込み、企画提案書を 作成してください。 なお、本事業の検討にあたっては、以下の①から③の視点について具体的な提案を行ってくだ さい。 ①業務内容の理解度 ・南小岩七丁目地区まちづくり及びまちづくり活動における現状ならびに課題認識 ・南小岩七丁目地区の事業スキームに関する理解度と課題認識 ②南小岩七丁目地区における事業化検討及び合意形成支援(※) ・小規模宅地、借地権者及び高齢権利者等の生活再建に配慮した技術提案 ・営業中断できない業態への対応及び長期中断移転などによる権利者負担をできる限り軽減す るような技術提案 ・駅前街区における大規模商業施設の立地を想定した、安全で円滑な交通処理に配慮した技術提 案 ・土地区画整理事業認可に向けて業務を円滑に進めるための技術提案 ・想定される地区の課題に対応した、円滑な合意形成の進め方 ③工程計画 ・本業務を円滑に進めるための工程計画 ※②における設定スケジュールは、平成 28 年 7 月再開発準備組合設立、平成 29 年度中の市 街地再開発事業都市計画決定、平成 29 年度∼平成 30 年度の間で土地区画整理事業認可を 目指すものとし、委託期間外は現時点で想定される業務について提案して下さい。 (参考)まちづくりに関する経緯等は区の公式ホームページを確認してください。 http://www.city.edogawa.tokyo.jp/kankyo/toshikeikaku/koiwaekishuhen/index.html 6 予定金額 上限金額 1,800 万円(消費税抜き) *上記金額には、本業務委託を行うに当たり必要な経費全てを含むものとします。 *上記金額は、契約時の予定金額を示すものではなく、提案対象の規模を示すものです。 7 応募条件 (1)本業務委託への参加を希望するものは、単独の事業者または複数の事業者からなるグループ として、期限(「8 選定方法」参照)までに提案意思表明を行ってください。また、本業務 委託への提案を希望する事業者は、以下の①から⑤の全ての事項に該当していることを条件と 2 します。 ① 代表事業者及びグループ構成事業者が、地方自治法施行令(昭和22年政令16号)の第167条 の4の規定による欠格条項に該当していないこと。 ② 江戸川区登録業者の有無は問いません。ただし、本区の指名停止期間中の企業が、代表事 業者又はグループ構成事業者に含まれていないこと。 ③ 提案書類の提出期間において、経営不振の状態(会社更生法(平成11年法律第154号)第17 条第1 項に基づき更生手続開始の申立てをしたとき、民事再生法(平成11年法律第225号) 第21条第1項に基づき民事再生手続開始の申立てをしたとき等)にある事業者が、代表事業 者又は構成事業者に含まれていないこと。 ④ 最近1年間の法人税、法人事業税、消費税及び地方消費税を滞納している事業者が、代表事 業者又はグループ構成事業者に含まれていないこと。 ⑤ 代表事業者及びグループ構成事業者が、江戸川区契約における暴力団等排除措置要綱に基 づく入札参加除外措置期間中でないこと。 (2)本プロポーザルの参加者は、業務の担当を予定する管理技術者が、次に掲げる技術資格のい ずれかを有することを条件とします。 ・技術士(都市及び地方計画) ・シビルコンサルティングマネージャ / RCCM(都市計画及び地方計画部門) 8 選定方法 (1)参加申し込み 「参加申込書(様式1) 」を事前に電話連絡の上、担当課窓口(本要領末尾参照)に持参し、 提出してください。その際に参考資料(過年度調査報告書等)一式を貸与します。 【提出期限】平成28年2月2日(火)午前9時から 2月10日(水)正午まで (2) 企画提案書等の作成に係る質問の受付・回答 Eメールにて担当課あてに「質問書(様式2)」を提出してください。提出期限以降の質問、 電話、FAX等での問合せ等については受付けません。なお、Eメールアドレスは5ページの 連絡先をご参照ください。 【提出期限】平成28年2月10日(水) 正午まで 各事業者からの質問内容を取りまとめ、すべての申込者にEメールで回答を送付します(た だし、質問のあった事業者名は非公表)。 【回 答 日】平成28年2月16日(火) 午後5時まで(予定) (3)企画提案書等の提出 事前に電話連絡の上、「9 プロポーザル提出書類」に掲げる書類一式を担当課窓口に持参 し、提出してください。 【提出期限】平成28年2月25日(木) 正午まで (4)第一次審査 提出された「企画提案書」等を用いて、江戸川区都市開発部に設置された審査委員会(以下、 審査委員会)が提案内容の優劣を「審査基準(別紙2)」に基づき評価し、評価結果が上位の 事業者を第二次審査対象事業者として選出します。 第一次審査結果は、審査対象事業者に対して個別に通知します。なお、選定結果の詳細(各 事業者の得点等)に関しては、非公表とします。 (5)第二次審査 第二次審査対象事業者には、本業務に従事する予定の管理技術者及び担当技術者による企画 提案書を用いたプレゼンテーションを行っていただきます。審査委員会が提案内容の優劣を 3 「審査基準(別紙2)」に基づき評価し、算出した総合得点により最優秀提案事業者を決定し ます。 なお、公平・公正な審査を確保するため匿名審査とし、提出書類(「9 プロポーザル提出 書類」)及びプレゼンテーションは事業者名、担当者名等が特定できないようにして下さい。 (6)結果の公表 第二次審査を実施した事業者の中から最優秀提案事業者を決定し、ホームページに掲載する とともに、全事業者に採否にかかわらず通知(文書発送)します。なお選定結果の詳細(各事 業者の得点・選考過程等)についての問い合わせには回答しません。また、異議の申し立てに ついては受け付けません。 (7)契約内容の調整と確認 最優秀提案事業者と契約内容の調整と確認を行います。 委託業務の仕様は、事業者の提案内容をもとに、担当課と事業者間で調整を行って決定しま す。 (8)選定の取消し 委託事業者選定後であっても、提案者が前記「7 応募条件」の条件を満たさなくなった場 合は、その決定を取り消す場合があります。また、提案資料等に虚偽の記載又は内容に重大な 誤りがあった場合は、提案を無効とし委託事業者選定後であっても、その決定を取り消す場合 があります。 9 プロポーザル提出書類 (1)提案書類 A4用紙縦置き横書き、片面を使用し、ファイリングや背表紙は不要です。審査用書類につ いては表紙を付け①から⑤の順にまとめ、ホチキス左2か所止めの簡易製本としてください。 なお、事業者名の記載のないものを7部(審査用書類)、事業者名の記載のあるものを 3 部(事 務局用)提出してください。 ① 企画提案書 A4用紙縦置き横書き、様式は自由です(最大 10 ページ) 。また、文字の大きさは 10 ポイント以上としてください。 ② 実施体制書(様式3) 事業の円滑な実施を図るために、応募者の現場組織の体制とこれを支援するバックアッ プ体制について記載してください(現場代理人は管理技術者を兼ねることができます。)。 なお、複数の事業者からなるグループで応募する場合は、業務の考え方を記載して下さい。 ③ 受託実績書(様式4) 企画提案を行う事業者の受託実績について様式に従って記載してください。 ④ 受託見積総括書(様式5) 「委託仕様書(案)(別紙1)」の業務内容を参考とし、業務の見積総括書を作成してくだ さい。 ⑤ 見積書(任意書式) 受託見積総括書の補足資料として、各業務の直接人件費の構成等を示す内訳書を作成 してください。 (2)受託実績を確認できる契約書の鑑と仕様書の写し 企画提案を行う事業者の受託実績を確認できる書類として、契約書の鑑と仕様書の写しを 1 部提出してください。 4 管理技術者、担当技術者の経験業務を確認できる同様の書類についても可能な限り提出して ください(契約書の鑑と仕様書の写しに加え、個人の実績を確認できる財団法人日本建設情報 総合センターの業務実績情報サービス(TECRIS)における登録内容確認書の写しなど)。 10 提案内容の評価 「審査基準(別紙2)」のとおりとします。 11 提出物の取り扱い (1)提出書類の著作権については、各々の作成事業者に帰属するものとしますが、公表・展示、 その他の理由で区が必要と認めるときには、区はこれを無償で使用できるものとします。 また、提出された書類は、理由を問わず返却しません。 (2)提出書類作成に要する費用及び本事業参加に要する費用は、参加者負担とします。 12 辞退について 企画提案書の提出締め切りまでに辞退することもできます。辞退に関する届出の様式は自由で す。また、企画提案書の受付締切り期日までに提出がなかった場合も辞退とみなします。ただし、 貸与資料については、すみやかに担当課へ返却してください。 13 スケジュール 日 2月 3月 4月 14 程(平成28年) 1日(月) 10日(水) 16日(火)予定 25日(木) 10日(木)予定 11日(金)予定 22日(火)予定 23日(水)予定 上旬予定 項 目 募集開始 参加申込書、質問書の受付締切り 質問書に対する回答 審査書類の受付締切り 第一次審査(書類審査) 第一次審査結果通知 第二次審査(プレゼンテーション選考) 第二次審査結果通知、受託予定事業者公表 契約締結 その他 本プロポーザルは、平成28年度の予算成立を前提として、平成28年4月1日以降の契約の準備 行為として行うものです。また、本業務は国土交通省の社会資本整備総合交付金の都市再生区画整理 事業の交付を前提としているため、当該交付金の交付決定後に契約の締結を予定しています。そのた め、予算が成立しなかった場合及び当該交付金の交付状況により、この契約の変更(中止を含む)を 行うことがあります。なお、この場合においても、本プロポーザルに要した費用について、江戸 川区に請求することはできず、プロポーザル参加者の負担とします。 【連絡先・提出先】 江戸川区都市開発部市街地開発課推進係 担当:板津・近藤 住所:江戸川区中央1−4−1(江戸川区役所 北棟3階) 電話:03−5662−0804(直通) E-mail:[email protected] 5
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