「一年目職員としての所感」 福祉課福祉給付係 太田 理奈 私は、一昨年の5月から嘱託員として福祉課にてお世話になり、平成27年 4月から正規職員として、引き続き福祉課に配属になりました。福祉課は、4 つの係に分かれており、私は、福祉給付係の担当です。福祉給付係の中でも様々 な事業があり、私は、主に福祉医療費給付の担当です。福祉医療とは、児童や 障がい者、母子・父子家庭への医療費負担を軽減する制度で、電話対応や窓口 受付、申請書の受給資格の審査、システム入力、受給者証交付、また、毎月対 象者に支給する前の高額療養費計算などの業務に携わっています。その他に、 重度の障がい者に給付する福祉年金の担当でもあるので、書類審査や支払処理 等も行います。 最初は、制度の概要を覚えるだけでなく、一つ一つの業務が難しく理解する ことにとても苦労しました。多くの市民が来庁し、想像以上に事務処理量が多 かったので、夏から秋にかけて夜9時から10時まで残業をするという日々で した。時期によって様々な申請手続があるので、一年たってようやく少しずつ 流れが理解できるようになったかなと感じています。 日々の業務を通して感じることは、市民の皆様からの申請や問い合わせに対 し、迅速にかつ正確に対応することが求められるということです。一職員とし て、責任感を持って判断、行動することがとても大切です。また、市役所には、 様々な心境を抱えた市民の方が来庁します。福祉課では、子供が出生し申請に 来る方、その隣の窓口では、離婚され母子家庭の相談に来る方、その隣では、 障がい者の福祉サービスの手続に来る方、また、生活保護の申請に来る方など 様々です。笑顔で対応することが必ずしも良いという訳ではありません。市民 一人一人の表情や話し方に合わせ、親身になって耳を傾け、的確な案内をする ことがとても大切だと感じました。 職員一人の対応が、市民の皆様にとって行政の印象を大きく左右することと 思います。これからも更に職員として責任のある行動をし、市民のために迅速 にかつ柔軟に対応できるよう、業務に励んでいきたいです。
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