年管発0122第2号 平成28年1月22日 日本年金機構理事長 殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公 印 省 略 ) 国民年金法施行規則の一部を改正する省令の施行について 国民年金法施行規則の一部を改正する省令( 平成28年厚生労働省令第8号 。以下「 改 正省令」という 。)が本日公布されたので通知する。 改正省令による改正の趣旨及び改正省令の内容は下記のとおりであるので、その内 容につき御了知いただくとともに、実施に当たっては、周知徹底を図り遺漏のないよ う取り扱われたい。 記 第一 改正の趣旨 政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律 (平成26年法律第64号。以下「年金事業運営改善法」という 。)により、国民年金 の付加保険料を納期限までに納付しなかったことにより辞退の申出をしたものとみ なされた者に係る付加保険料の納付の特例制度が創設された。 これに伴い、国民年金の被保険者又は被保険者であった者が、厚生労働大臣の承 認を受け、上記の特例制度により付加保険料(以下「特定付加保険料」という 。) を納付しようとする場合に提出することとされる特定付加保険料納付申込書の記載 事項等を定めるものである。 第二 1 改正省令の内容 特定付加保険料納付申込書の記載事項等(第78条の4の2、第78条の7、第82 条及び第103条の2関係) (1)特定付加保険料納付申込書には、次の①から③までに掲げる事項を記載し なければならないこととすること。 ①氏名、生年月日及び住所 ②特定付加保険料の納付を希望する旨 ③基礎年金番号 (2)特定付加保険料納付申込書の提出は、日本年金機構が定める年金事務所に 対してするものとすること。 (3)厚生労働大臣は、特定付加保険料の納付の承認について、文書で、その旨 を申込者に通知しなければならないものとすること。 (4)特定付加保険料の納付は、厚生労働大臣が交付する納付書によって行うも のとすること。 2 特定付加保険料納付の承認の権限に係る事務の引継ぎ等(第102条の2関係) 日本年金機構に行わせるものとされている特定付加保険料の納付の承認の権限 について、厚生労働大臣が当該権限を自ら行うこととするときに行うべき事項を 定めること。 3 経過措置(附則第2項関係) 政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律 の一部の施行に伴う経過措置に関する政令の一部を改正する政令(平成27年政令 第446号)附則第2項の規定により提出することができるものとされた特定付加 保険料納付申込書の記載事項は、1の(1)によるものすること。 第三 施行期日 改正省令は 、平成28年4月1日から施行すること 。ただし 、第二の3については 、 同年2月1日から施行すること。 年管発0122第3号 平成28年1月22日 地方厚生(支)局長 殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公 印 省 略 ) 国民年金法施行規則の一部を改正する省令の施行について 標記について、国民年金法施行規則の一部を改正する省令(平成28年厚生労働省 令第8号)が公布されたことに伴い、別添のとおり日本年金機構理事長あて通知した ので、御了知いただくとともに、貴管内市町村への周知をお願いする。 別 添 年管発0122第2号 平成28年1月22日 日本年金機構理事長 殿 厚生労働省大臣官房年金管理審議官 ( 公 印 省 略 ) 国民年金法施行規則の一部を改正する省令の施行について 国民年金法施行規則の一部を改正する省令( 平成28年厚生労働省令第8号 。以下「 改 正省令」という 。)が本日公布されたので通知する。 改正省令による改正の趣旨及び改正省令の内容は下記のとおりであるので、その内 容につき御了知いただくとともに、実施に当たっては、周知徹底を図り遺漏のないよ う取り扱われたい。 記 第一 改正の趣旨 政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律 (平成26年法律第64号。以下「年金事業運営改善法」という 。)により、国民年金 の付加保険料を納期限までに納付しなかったことにより辞退の申出をしたものとみ なされた者に係る付加保険料の納付の特例制度が創設された。 これに伴い、国民年金の被保険者又は被保険者であった者が、厚生労働大臣の承 認を受け、上記の特例制度により付加保険料(以下「特定付加保険料」という 。) を納付しようとする場合に提出することとされる特定付加保険料納付申込書の記載 事項等を定めるものである。 第二 1 改正省令の内容 特定付加保険料納付申込書の記載事項等(第78条の4の2、第78条の7、第82 条及び第103条の2関係) (1)特定付加保険料納付申込書には、次の①から③までに掲げる事項を記載し なければならないこととすること。 ①氏名、生年月日及び住所 ②特定付加保険料の納付を希望する旨 ③基礎年金番号 (2)特定付加保険料納付申込書の提出は、日本年金機構が定める年金事務所に 対してするものとすること。 (3)厚生労働大臣は、特定付加保険料の納付の承認について、文書で、その旨 を申込者に通知しなければならないものとすること。 (4)特定付加保険料の納付は、厚生労働大臣が交付する納付書によって行うも のとすること。 2 特定付加保険料納付の承認の権限に係る事務の引継ぎ等(第102条の2関係) 日本年金機構に行わせるものとされている特定付加保険料の納付の承認の権限 について、厚生労働大臣が当該権限を自ら行うこととするときに行うべき事項を 定めること。 3 経過措置(附則第2項関係) 政府管掌年金事業等の運営の改善のための国民年金法等の一部を改正する法律 の一部の施行に伴う経過措置に関する政令の一部を改正する政令(平成27年政令 第446号)附則第2項の規定により提出することができるものとされた特定付加 保険料納付申込書の記載事項は、1の(1)によるものすること。 第三 施行期日 改正省令は 、平成28年4月1日から施行すること 。ただし 、第二の3については 、 同年2月1日から施行すること。
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