いつ ろう 逸朗 第4回 正 副 第・2回 定 例 理 事 会 開 催 各 ブロックからの要望事項を検討 月 9 日、参 議 院 議 員 会館︵東京都千代田区︶に おいて、第4回正副会長会 並びに第2回定例理事会 が開かれ、各ブロックから の要望事項のとりまとめ 等を議題に検討しました。 ︵新任評議員については 後掲のとおりです︶議案 3、日身連財政の安定化 に対する検討委員会並び に障害者施策等に関する 検討委員会﹁運営要綱﹂ 一部改正については、委 員会の構成や副委員長の 設置などの条項の改正を 行 い承認されました。 その他報告事項として 以下について資料に基づ き報告がされました。① 社会福祉法人制 度の見直 しに関する対応について ②平成 年度日身連実態調査 ︵案︶につ いて ③日身連及びJDFの要請行動 について ④障害者政策委員会及び社保 審障害者部会の動きについて ⑤消費生 活協同組合助成事業について ︵社会福祉法人埼玉県身体障害者福祉協会会長︶ 鎌刈 拓也 ︵一般社団法人大分県身体障害者福祉協会会長︶ ︵一般社団法人広島県身体障害者団体連合会会長︶ ︵公益財団法人滋賀県身体障害者福祉協会副会長︶ ︵一般社団法人福井県身体障害者福祉連合会会長︶ せ がわ つな お 佐藤 一夫 ︵NPO法人静岡市身体障害者団体連合会理事長︶ けん いち 鷹取 清彦 ︵岡山市身体障害者福祉協会会長︶ たか とり きよ ひこ あお き さ とう いち お 青木 憲一 かま かり たく や 長谷川 綱雄 は 酒井 要 さか い かなめ 種村 朋文 たね むら とも ふみ ◆新評議員のご紹介 となるため、提出年度に合わせたものとしていま す。 ︵※︶ 要 望 事項 の取りまとめについては、年度を越えた作業 定例理事会の模様 年頭のごあいさつ い 社会福祉法人 日本身体障害者団体連合会 まつ 会 長 松 井 まず議案1として平成 年度︵※︶日身連要望事項案 の取りまとめについて検討 しました。各ブロック及び 日本オストミー協会、全日 本難聴者・中途失聴者団体 連合会から提出された要望 事項は厚労省をはじめ各省庁に対する ものを中心に約 項目に及びました。 但し、内容が重複するもの、省庁の所管 外の事業に対するもの、すでに省庁が 回答済みのものなど、整理が必要なも のがあることから、正副会長会におい て内容を精査した後、関係省庁に提出 することが承認されました。また、今後 の要望活動のあり方については、施策 の動向やこれまでの要望活動で積み重 ねてきた事項も踏まえながら、より具 体的・重点的に行っていくべきなどの意 見があり、今後、日身連の施策等検討委 員会で検討していくことが確認されま した。議案2、評議員の交替の同意につ いては、全会一致で承認されました。 26 12 いつろう まつ い や提案を踏まえた政府報告がとりまとめら れましたことは、大変歓迎すべきことであ り、大きな意味がありました。 しかし、障害者差別 解消法には差別の定 義や救済解決の仕組み、合理的配慮義務の 対象範囲等の重要な課題があります。政府 報告についても、私たち障害者団体が NGOの立場からパラレルレポートを作成 し提出することに全力を傾けていかなけれ ばなりません。加えて 、東日本大震災から 5年となる今年、被災地での復興が着実に 進むこととともに、大震災からの教訓をも とに、今後の防災減災にむけた取り組みが 進められることを期待する次第です。 日身連は、 〝 Nothing about us, without us ︵私たち抜きに私たちのことを決めない で︶〟という障害者権利条約の精神のもと に障害者施策がさらに推進し、当事者参加 の仕組みが地域において確立され、誰もが 分けへだてなく安心して暮らせる共生社会 の実現にむけ、日身連加盟団体ならびに障 害関係団体の皆さまと強い連携をもって、 鋭意努力してまいる所存です。すべての皆 さまのご健勝とご多幸を心よりお祈り申し 上げ、新年のごあいさつといたします。 28 松井 逸朗 謹んで新年のご挨拶を申し上げます。 本年4月、いよいよ障害者差別解消法が 施行されます。同法は、障害者権利条約を 批准するための重要な法律であるとともに、 障害者団体が、長年にわたって、その成立 を求めてきた法律です。法案の作成から成 立にいたるまで、障がい者制度改革推進会 議ならびに障害者政策委員会を中心に、関 係する全ての人の大変な努力と熱い想いが そそがれました。日身連では、委員として 検討に参加する一方で、全国大会での大会 決議として 、障害者差別解消法の成立を一 致団結して掲げてまいりました。 特に、同法の対応要領および対応指針に ついては、国や政党とのヒアリングにおい て 、障害当事者の意見を踏まえた内容を盛 り込むよう要望するとともに、行政府にと どまらず、立法府ならびに司法府において も﹁対応要領﹂の策定が求められることか ら与党議員の先生方の後押しをいただき、 日本障害フォーラムの代表として衆参両議 員議長に対する要望書を提出いたしました。 また、本年2月には障害者権利条約第1 回政府報告が国連の権利委員会へ提出され ます。内閣府障害者政策委員会が、この報 告書作成の検討において直接関わり、意見 60 1月15日 (毎月15日発行) 2016年(平成28年) (月刊)日 身 連 第667号 (昭和36年4月10日 第三種郵便物認可) (1)
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