県民の皆さん昨年九月、安倍内閣は憲法学者や弁護士、元内閣法制局長官など法律の専門家の方々が「憲法違反」と断じ、世論調査でも国民の八割が説明不足、六割が反対と答えているにも関わらず、安全保障関連法＝戦争法をごり押ししました。しかし、法律が成立した以降も、戦争法反対の世論と運動はますます広がっています。今、戦争法廃止の二〇〇〇万統一署名が職場や地域で取り組まれ、県議会・市町村議会から戦争法廃止の意見書も次々と採択されています。安倍内閣は、昨年の通常国会に盗聴法改悪や司法取引制度の導入を盛り込んだ刑事訴訟法等一括法案を提出し、継続審議になっています。また、「テロ対策」を口実に、共謀罪の導入が自民党幹部や閣僚らから相次いで表明されています。共謀罪導入を盛り込んだ組織犯罪処罰法改定案は、二〇〇三年以降、国会に三度提出されましたが、その都度、廃案となりました。共謀罪とは共謀罪は、犯罪行為がなくても、事前の相談や合意だけで逮捕できるとするもので、内心の自由を脅かし、市民の日常行動が監視されるなど基本的人権を脅かすものです。国民の知る権利を不当に制限する「特定秘密保護法」や密告治安維持法復活を許すな！問題だらけの刑事司法「改革」講演皆さん多数ご参加下さい資料代 300 円を奨励する「司法取引」など、日本を戦前の治安維持法のような「暗黒時代」２月１１日(木・祝) 午前 10 時～ 12 時場所盛岡市内丸「岩手県水産会館」５階大会議室～特定秘密保護法、共謀罪との危ない関係～講師小笠原基也さん（弁護士）＜プロフィール＞ 1974 年盛岡市生まれ 1996 年東北大学法学部卒業 2001 年 10 月弁護士登録（司法修習生第 54 期）もりおか法律事務所にて勤務自由法曹団、日本労働弁護団に加入日弁連刑事法制委員会、同憲法委員会、同高齢社会対策本部などに所属現在、日弁連刑事法制委員事務局次長、岩手弁護士会副会長特別報告牛山靖夫氏（治安維持法国賠同盟岩手県本部会長）に引き戻すことは戦争への道につながります。ぜひご一緒に考えてみましょう日時【呼びかけ団体】教科書・靖国神社問題岩手県市民ネットワーク／岩手県歴史教育者協議会／岩手憲法会議( 憲法改悪阻止岩手県各界連絡会 )／治安維持法犠牲者国家賠償要求同盟／日本国民救援会岩手県本部／いわて労連( 岩手県労働組合連合会 )／岩手県革新懇( 平和･民主・革新の日本をめざす岩手の会 ) ＜連絡先＞いわて労連（ 019-625-9191 ）岩手県革新懇（ 019-652-8676 ）