ASIA Indicators

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ASIA Indicators
定例経済指標レポート
NZ 準備銀、NZ ドル安歓迎の様相(Asia Weekly (1/25~1/29))
~豪州では豪ドル安による輸入インフレ圧力が高まりつつある~
発表日:2016 年 1 月 29 日(金)
第一生命経済研究所 経済調査部
主席エコノミスト 西濵 徹(03-5221-4522)
○経済指標の振り返り
発表日
指標、イベントなど
結果
コンセンサス
前回
1/25(月) (シンガポール)12 月消費者物価(前年比)
▲0.6%
▲0.7%
▲0.8%
1/26(火) (韓国)10-12 月期実質 GDP(前年比/速報値)
+3.0%
+3.0%
+2.7%
(シンガポール)12 月鉱工業生産(前年比)
▲7.9%
▲7.2%
▲6.4%
(タイ)12 月輸出(前年比)
▲8.73%
▲5.80%
▲7.42%
12 月輸入(前年比)
▲9.23%
▲6.87%
▲9.53%
(香港)12 月輸出(前年比)
▲1.1%
▲2.9%
▲3.5%
12 月輸入(前年比)
▲4.6%
▲7.5%
▲8.1%
1/27(水) (豪州)10-12 月消費者物価(前年比)
+1.7%
+1.6%
+1.5%
1/28(木) (ニュージーランド)金融政策委員会(政策金利)
2.50%
2.50%
2.50%
12 月輸出(億 NZ ドル)
44.3
43.8
40.7
12 月輸入(億 NZ ドル)
44.8
44.8
48.7
+6.3%
+5.9%
+6.1%
▲1.9%
▲3.3%
▲0.1%
▲0.28%
▲0.60%
▲0.63%
(フィリピン)10-12 月期実質 GDP(前年比)
1/29(金) (韓国)12 月鉱工業生産(前年比)
(台湾)10-12 月期実質 GDP(前年比/速報値)
(注)コンセンサスは Bloomberg 及び THOMSON REUTERS 調査。灰色で囲んでいる指標は本レポートで解説を行っています。
[ニュージーランド] ~金利を据え置くも、NZドル安歓迎や追加利下げ示唆など「ハト派」姿勢強まる~
28 日、ニュージーランド準備銀行は定例の金融政策委員会を開催し、政策金利であるオフィシャル・キャ
ッシュ・レート(OCR)を2会合ぶりに据え置く決定を行った。同行は先月の定例会合において2会合ぶり
の利下げを実施しており、足下のOCRは過去最低水準の 2.50%となっている。会合後に発表された声明文
では、足下の世界経済を巡っては「中国をはじめとする新興国の景気減速に伴い不確実性が高まっている」と
見方を下方修正するとともに、
「原油をはじめとする商品市況の低迷に加え、金融市場のボラティリティーは
高まる一方、世界的に物価は依然低水準に留まっている」との見方を示した。その一方、同国経済は昨年前半
に交易条件の悪化などの影響で調整したものの、
「今年は移民や観光客の流入のほか、建設需要の堅調さや企
業及び消費者マインドの改善によって回復感を強める」との見方を示している。国際金融市場の動揺に伴いN
Zドル安や市場金利の低下が進んだものの、
「輸出価格の低迷を勘案すればさらなるNZドル安が適切」とN
Zドル安を歓迎する考えをみせている。最大都市オークランドにおける住宅価格の上昇は金融市場のリスク要
因になる可能性があるものの、
「上昇ペースは鈍化しつつあり、今後はその他の地域の動きに注意が必要」と
した。その上で、先行きの景気見通しに対するリスク要因として「中国をはじめとする世界経済の行方、国際
金融市場の動向、乳製品価格、移民、そして住宅価格の動向」を挙げている。足下のインフレ率は依然低水準
での推移が続くが、先行きについては「これまでの見方に比べて到達には時間を要するものの、同行の定める
目標に沿った動きになる」とし、引き続き緩和的な政策を志向する考えをみせた。その上で「将来的なインフ
レ見通しを目標の中央値(2%)に到達させるにはさらなる金融緩和が必要になるかもしれない」として、追
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る
と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容
は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
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加利下げに含みを持たせる姿勢をみせており、NZドル相場にとっては上値の重い展開が続くと予想される。
同日に発表された昨年 12 月の輸出額は前年同月比+0.6%となり、前月(同+0.8%)からわずかに減速し
た。季節調整値ベースの前月比も▲2.6%と前月(同+2.7%)に拡大した反動で2ヶ月ぶりに減少に転じてお
り、木製品や原油関連の輸出は堅調な一方、乳製品価格の低迷などを反映する形で主力の乳製品や食肉関連の
輸出が落ち込んだことが全体の下押しに繋がった。国・地域別では、最大の輸出先である中国向けのほか、豪
州やEU、アジア新興国向けなどは堅調であったものの、米国向けの落ち込みが大きく影響している。一方の
輸入額は前年同月比▲2.6%となり、前月(同+12.7%)から2ヶ月ぶりに前年を下回る伸びに転じている。
前月比も▲8.4%と前月(同+6.0%)から2ヶ月ぶりに一転して減少に転じており、原油相場が調整したこと
で輸入量が拡大して原油輸入額は大幅に拡大したが、機械製品や電気機械など幅広い分野で輸入に下押し圧力
が掛かった。結果、貿易収支は▲0.53 億NZドルと前月(▲7.99 億NZドル)から赤字幅が縮小している。
図 1 NZ 政策金利(OCR)の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
図 3 NZ インフレ率の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
[豪州]
図 2 NZ NZ ドル相場(対米ドル、日本円)の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
図 4 NZ 貿易動向の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
~豪ドル安による輸入インフレなどでインフレ率は加速も、依然目標の下限以下の水準に留まる~
27 日に発表された昨年 10-12 月の消費者物価は前年同期比+1.7%となり、前期(同+1.5%)から加速し
た。前期比も+0.37%と前期(同+0.19%)から上昇ペースが加速しており、原油安の進展を反映してエネル
ギー価格には下落圧力が掛かる一方、食料品価格は上昇するなど生活必需品を取り巻く物価はまちまちである。
食料品とエネルギーを除いたコアインフレ率も前年同期比+2.15%と前期(同+2.07%)から加速しており、
前期比も+0.64%と前期(同+0.46%)から上昇ペースが加速するなど、徐々にインフレ圧力は高まりつつあ
る。中国景気の減速などを理由に国際商品市況は調整しており、海外資金の流出圧力が高まるなど、先行きの
景気に対する不透明感を反映してサービス物価の上昇圧力は後退しているものの、豪ドル安による輸入インフ
レ圧力は消費財全般にとって物価上昇圧力を高めている。なお、インフレ率は依然として準備銀の定めるイン
フレ目標(2~3%)の下限を下回る水準に留まっている。
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る
と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容
は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
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図 5 AU インフレ率の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
[韓国]
~輸出底入れや個人消費の底堅さも、景気刺激策の一巡が足かせとなり景気拡大の動きに一服~
26 日に発表された昨年 10-12 月期の実質GDP成長率は前年同期比+3.0%となり、前期(同+2.7%)か
ら加速した。前期比年率ベースでは+2.3%と前期(同+5.3%)に大きく加速した反動で減速したものの、最
大の輸出先である中国の景気減速が懸念されるなかにも拘らず、底堅い景気拡大が続いている。輸出は2四半
期ぶりに拡大に転じるなど、低迷が続いてきた輸出に底入れの動きが出ており、純輸出の成長率寄与度のマイ
ナス幅は大きく縮小している。さらに、このところの原油安などを背景とするインフレ圧力の一段の後退に伴
い家計部門の実質購買力が向上したことを受けて個人消費も一段と拡大しており、成長率寄与度も拡大するな
ど景気の押し上げに繋がった。他方、年半ばにかけては政府による景気刺激策に伴い公共投資が拡大したほか、
中銀による利下げも不動産投資を押し上げる動きに繋がったものの、拡大が一巡したことで固定資本投資の成
長率寄与度は一転マイナスとなり、景気の足かせとなっている。また、前期同様に在庫投資の成長率寄与度は
プラスで推移している上、足下ではプラス幅が拡大していることから、先行きについては在庫調整圧力が強ま
る可能性には注意が必要と言えよう。なお、この結果を受けて 2015 年通年の経済成長率は前年比+2.6%とな
り、前年(同+3.3%)から一段と減速していることが示された。
29 日に発表された昨年 12 月の鉱工業生産は前年同月比▲1.9%と2ヶ月連続で前年を下回る伸びとなり、
前月(同▲0.1%)からマイナス幅も拡大している。しかしながら、前月比は+1.3%と前月(同▲2.1%)か
ら3ヶ月ぶりに拡大に転じており、生産調整の動きに一服感が出つつある様子がうかがえる。平均設備稼働率
も 73.8%と前月(72.8%)から+1.0p 上昇しており、全般的に生産拡大の動きが広がったものと考えられる。
出荷・在庫バランスについても主要分野で軒並み改善する動きが確認されており、特に、自動車や電子部品で
の改善の動きが顕著である一方、電気機器関連は依然底這いで推移している上、金属製品関連の在庫も高水準
が続いている。GDP統計においても、昨年 10-12 月期は在庫投資の拡大が成長率の押し上げに繋がっている
ことを勘案すれば、先行きは在庫調整圧力が生産の足かせとなる可能性には注意が必要であろう。
図 6 KR 実質 GDP 成長率(前期比年率)の推移
図 7 KR 鉱工業生産と設備稼働率の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
[台湾]
~足下の景気に底打ちの動きは出ているものの、主力の製造業などを取り巻く環境は依然厳しい~
29 日に発表された昨年 10-12 月期の実質GDP成長率(速報値)は前年同期比▲0.28%と2四半期連続で
マイナス成長となったものの、前期(同▲0.63%)からマイナス幅は縮小している。なお、前期比年率ベース
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る
と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容
は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
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では+3.22%と前期(同▲1.20%)から3四半期ぶりにプラス成長に転じており、景気の底入れが進みつつあ
る様子はうかがえる。低迷が続いてきた個人消費に底入れの動きが出ており、原油安などを追い風に家計部門
の実質購買力が向上しているほか、昨年9月に中銀が利下げに踏み切るなどの景気下支え策も奏功している。
さらに、今月実施された総統選及び総選挙を前に公共投資が拡充されたことから、政府消費が拡大したことも
景気の押し上げに繋がっている。さらに、昨年夏場に大きく落ち込んだ輸出も緩やかながら底打ちしており、
純輸出の成長率(前期比年率)に対するプラス寄与度が拡大したことも景気を押し上げた。分野別では依然と
して製造業や建設関連に対する下押し圧力は収まっていないものの、金融や不動産、観光をはじめとするサー
ビス産業の拡大が景気全体を押し上げている。なお、2015 年通年の経済成長率は前年比+0.85%と前年(同
+3.92%)から減速し、世界金融危機の影響が直撃した 2009 年(同▲1.57%)以来の低い伸びとなった。
図 8 TW 実質 GDP 成長率(前期比年率)の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
[香港]
~中国本土を巡る景気の不透明感は貿易の重石になる懸念があるなか、一進一退の展開が続く~
26 日に発表された昨年 12 月の輸出額は前年同月比▲1.1%と8ヶ月連続で前年を下回る伸びとなったもの
の、前月(同▲3.5%)からマイナス幅は縮小している。当研究所が試算した季節調整値に基づく前月比も2
ヶ月ぶりに拡大に転じているものの、ここ数ヶ月の輸出動向は一進一退の展開が続いており、中国本土経済を
巡る不透明感が重石になっている一方、米国をはじめとする先進国景気の底堅さは輸出の下支えに繋がってい
ると考えられる。一方の輸入額は前年同月比▲4.6%と 11 ヶ月連続で前年を下回る伸びとなっているものの、
前月(同▲8.1%)からマイナス幅は縮小している。前月比も2ヶ月ぶりに拡大しており、原油安は輸入額の
下押し圧力となっているとみられる一方、足下では資源価格の調整を背景に中国本土で資源需要を拡大させる
動きもみられるなど、そうしたことが影響している可能性が考えられる。結果、貿易収支は▲457.06 億HK
ドルと前月(▲330.93 億HKドル)から赤字幅が拡大している。
図 9 HK 貿易動向の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
[タイ]
~国際金融市場の混乱によるバーツ安の恩恵も、海外経済の不透明感は輸出の重石となっている~
26 日に発表された昨年 12 月の輸出額は前年同月比▲8.73%と 12 ヶ月連続で前年を下回る伸びとなり、前
月(同▲7.42%)からマイナス幅も拡大している。当研究所が試算した季節調整値に基づく前月比は3ヶ月ぶ
りに拡大に転じているものの、過去2ヶ月に亘って大きく減少してきたことを勘案すれば、その戻りは力強さ
に乏しい。中国景気を巡る不透明感や、それに伴う形でASEAN周辺国の景気が勢いを欠く展開が続いてい
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る
と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容
は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。
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ることは輸出の足かせになっている。昨年半ば以降の国際金融市場の動揺などに伴い通貨バーツ相場は下落基
調を強めるなか、足下のバーツ相場は実質実効ベースで約2年ぶりの低水準となるなど、輸出競争力の向上が
期待されるにも拘らず輸出は伸び悩んでおり、外需を取り巻く環境は厳しさを増している。一方の輸入額は前
年同月比▲9.23%と 10 ヶ月連続で前年を下回る伸びとなり、前月(同▲9.53%)からわずかにマイナス幅は
縮小している。前月比は2ヶ月ぶりに減少に転じており、原油安の進展は輸入額の下押しに繋がっている一方、
インフレ圧力の後退などに伴う内需の底堅さを反映して底堅さはうかがえる。結果、貿易収支は+14.87 億ド
ルと前月(+2.99 億ドル)から黒字幅が拡大している。
図 10 TH 貿易動向の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
[シンガポール] ~主力の電気機械関連や輸送用機器関連の生産を巡っては、外需の不透明感が重石に~
25 日に発表された昨年 12 月の消費者物価は前年同月比▲0.6%と 14 ヶ月連続でマイナスとなったものの、
前月(同▲0.8%)からマイナス幅は縮小している。ただし、前月比は+0.02%と前月(同+0.20%)から上
昇ペースは鈍化しており、依然として物価上昇圧力は後退する展開が続いている。生鮮品を中心に食料品価格
は上昇に転じるなどの動きがみられる一方、原油安をはじめとする国際商品市況の調整を反映してエネルギー
価格は下落基調を強めるなど、生活必需品を取り巻く状況はまちまちである。なお、食料品とエネルギーを除
いたコアインフレ率は前年同月比+0.26%と前月(同+0.17%)から加速しており、前月比も+0.28%と前月
(同▲0.08%)から3ヶ月ぶりに上昇に転じている。エネルギー価格の調整に伴う輸送コストの低下により消
費財全般で物価が下落しているほか、景気の先行き不透明感を反映してサービス物価も落ち着いた動きが続い
ている一方、通貨SGドル安の進展に伴う輸入物価の上昇が日用品物価に影響を与えている可能性がある。
26 日に発表された昨年 12 月の鉱工業生産は前年同月比▲7.9%と 11 ヶ月連続で前年を下回る伸びとなり、
前月(同▲6.4%)からマイナス幅も拡大している。なお、前月比は+2.00%と前月(同▲3.85%)に減少し
た反動も重なり2ヶ月ぶりに拡大に転じており、月ごとの変動が大きい上に生産全体の動向に影響を与えるバ
イオ・医薬品関連の生産が同+29.16%と前月(同▲13.99%)から3ヶ月ぶりに拡大に転じたことが影響して
いる。ただし、バイオ・医薬品関連を除いたベースでは前月比▲2.70%と前月(同▲1.35%)から2ヶ月連続
で減少しており、主力の半導体をはじめとする電気機械・電子部品関連で生産が大きく落ち込んだほか、輸送
用機器関連の生産低迷が続いていることも足かせになっている。
図 11 SG インフレ率の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
図 12 SG 鉱工業生産の推移
(出所)CEIC より第一生命経済研究所作成
以
上
本資料は情報提供を目的として作成されたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。作成時点で、第一生命経済研究所経済調査部が信ずるに足る
と判断した情報に基づき作成していますが、その正確性、完全性に対する責任は負いません。見通しは予告なく変更されることがあります。また、記載された内容
は、第一生命ないしはその関連会社の投資方針と常に整合的であるとは限りません。