会長挨拶 - 日本手術看護学会近畿地区

ご挨拶
この度、第3 回日本手術看護学会 近畿地区学会を平成28年6月25日
(土)に、グランフロント
大阪 コングレコンベンションセンターで開催する運びとなりました。
本会のテーマは『進化する手術看護「技」の創成と伝承』とさせていただきました。
今、周術期におけるチーム医療が注目され、手術を受けられる患者様が安心して質の高い医療
が受けられるよう、チームで診療にあたる施設が増えております。その中で、手術室看護師は、
より一層高い専門性も求められています。
外来で手術が決定した時点から、医師、手術室看護師をはじめ、多部門で構成した多職種
チームによる安全で質の高い周術期医療を提供する取り組みが行われ、徐々にではありますが、
成果を上げているのも事実です。このような周術期の管理の中で、手術室看護師が創り出し、
成果を上げている看護(技)も多く存在すると考えます。
本会では、手術看護領域で各施設が重点的に取り組み、成果を上げている看護を表現・共有し、
お互いを高め合える場となることを期待しております。
プログラムの中には、招待講演や教育講演のほかシンポジウム等を予定しております。招待
講演では、日本看護協会常任理事の洪
愛子様をお招きし『手術看護の専門性への期待とチャ
レンジ(仮)』についてご講演頂きます。また、教育講演、シンポジウムにおいても実践レベル
での興味深い内容を企画しております。
第 3 回日本手術看護学会 近畿地区学会では、皆様と『進化する手術看護「技」の創成と伝承』
について語り合い、参加者の皆様にとって実り多き会となることを期待しております。
第 3回 日本手術看護学会 近畿地区学会
大会長 渋谷 豊克