お薬講座「ミネラルについて」のPDF資料

■はたらき
味を感じる味蕾の形成、酵素
酵素の構成成分、DNA やタンパク質の合成に
に関与、
生殖機能の維持
■不足
不足したとき
したとき
味覚障害、皮膚炎、子どもの
どもの発育不足、貧血
■摂りすぎたとき
他
急性中毒、すい臓機能の異常
異常
※通常の食生活では心配ありません
ありません
■はたらき
酸素の運搬、細胞への酸素のとり
のとり込み、酵素の成分
不足したとき
■不足
したとき
鉄欠乏性貧血(頭痛、動悸、
、食欲不振など)
■摂りすぎたとき
鉄沈着症、幼児は急性中毒
※通常の食生活では心配ありません
ありません
■はたらき
鉄の吸収を促進する、過酸化脂質
過酸化脂質の生成を抑える酵素の成分
補給を
がけた方
がよい人
■補給
を特に心がけた
方がよい
人
貧血気味の人、授乳婦
■はたらき
甲状腺ホルモンの構成、たんぱく
たんぱく質、糖質、脂質の代謝に関与、基礎代謝
基礎代謝の促進、
子どもの成長促進 他
不足したとき
■不足
したとき
甲状腺腫、甲状腺肥大、甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症、子どもの発育不全、神経障害
神経障害、低血圧
※通常の食生活では心配ありません
ありません
他
■摂りすぎたとき
甲状腺腫、甲状腺機能低下症
甲状腺機能低下症、甲状腺中毒(体重減少、頻尿、能力低下
能力低下、皮膚熱感)他
貧血とは、赤血球の血色素(ヘモグロビン
ヘモグロビン)の量が少なくなった状態を
をいいます。
ヘモグロビンは体内に酸素を運
運ぶ働きをするため、貧血になると全身へ
へ十分酸素が
行き渡らなくなります。
貧血の中でも最も多い鉄欠乏性貧血
鉄欠乏性貧血の場合、治療は鉄剤の服用+食事療法
食事療法が中心です。
食品に含まれる鉄は「ヘム鉄」
」と「非ヘム鉄」に分けられます。
吸収率 15~
15~25%
吸収率 2~5%
たんぱく質は赤血球やヘモグロビンの
やヘモグロビンの材料となる栄養素ですので、鉄と
と同様に大切です。
ビタミン B2、B6、B12、葉酸、
、ビタミン C、銅なども、造血や鉄の吸収
吸収に欠かせない
栄養素です。
ビタミン C は非ヘム鉄を吸収しやすい
しやすい形に変える助けになります。
鉄製の調理器具を使うと、吸収
吸収の良い形の鉄が微量に溶け、鉄を補う事
事ができます。
お茶に含まれる苦味成分タンニンは
タンニンは、鉄の吸収を少し阻害するようです
するようです。
食中や食後すぐには、ほうじ茶
茶や麦茶など、タンニンを含まないお茶を飲
飲むとよいでしょう。
※ごく普通の濃さのお茶を 1 日 1~2杯飲む分にはほとんど影響はないようです
はないようです。
(MSD 株式会社作成「貧血と言
言われたら」より一部引用改変