「大阪府児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の 一部改正(案)」について(概要) Ⅰ.改正の趣旨 大阪府では、 「大阪府児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例」により、保育所を含む児 童福祉施設の基準を定めております。 この度、「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準及び家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準 の一部を改正する省令」の施行により、待機児童を解消し、受け皿拡大が一段落するまでの間、保育所にお ける保育士の数についての特例を設けることが予定されています。このことを踏まえ、大阪府としましても、 本条例に同様の特例を規定するため、所要の改正を行う予定をしております。 Ⅱ.改正の概要 ① 朝夕の保育士配置の要件弾力化 保育所等においては、保育士を2名以上配置することが省令上求められているところであるが、乳児又 は幼児の年齢別の配置基準を超えて保育士を配置している時間帯に限って、保育士のうち1名を子育て 支援員研修を修了した者等の保育士資格を有しない一定の者をもって代えることを可能とする。 ② 幼稚園教諭及び小学校教諭等の活用 保育所等における必要保育士数の3分の1を超えない範囲で幼稚園教諭、小学校教諭及び養護教諭並び に保健師、看護師及び准看護師を保育士に代えて活用可能とする。 ③ 研修代替要員等の加配人員における保育士資格要件の弾力化 保育所等においては、11 時間開所で保育士一人当たり最長8時間労働としていること等により、省令上 必要となる保育士に追加して雇い入れることが必要となる保育士について、子育て支援員研修を修了し た者等の保育士資格を有しない一定の者をもって代えることを可能とする。 Ⅲ.根拠法令 児童福祉法(昭和 22 年法律第 164 号)第 34 条の 16 第 2 項及び第 45 条第 2 項 Ⅳ.施行日 平成 28 年4月1日(予定)
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