つながる ひろがる オタカラ自慢 JOHMON NO.95 平成 1007 (麻屋髙野) ぜ 〜雁木通りから共生の文化を発信〜 ご 三味線をたずさえ瞽女唄を 唄う盲目の女性旅芸人、瞽女。 その歴史と文化を紹介する全 国初の資料展示施設として昨 年 月に開館した「瞽女ミュー ジアム高田」は、城下町の風情 香る雁木通りにあります。 「高 田 に は 明 治 の 最 盛 期 に 軒、 人の瞽女さんがいま した。最後の親 方 、杉 本 キ ク イ さんが昭和 年 に世を去り、約 40 0 年 続 い た 高田瞽女の歴史 に幕を下ろしま したが、当時の 社会での支え合 い、農山村との 存 ・ 発 信 す る 会」の 事 務 局 を ぜん じ 務めている小川善司さんです。 東本町一丁目にある国の登 録有形文化財「麻屋髙野」を 改装した建物の一階に、版画 と油彩画を展示。瞽女を描き 続けた画家、故・斎藤真一さん あか の独特の赫色を使った作品が 存在感を放っています。また、 瞽女研究の歴史を語る貴重な 写真資料も紹介しています。 そ し て 、建 物 の 奥 に 進 み 、 茶の間の吹き抜けを見上げれ ば町家ならではの魅力的な空 間が楽しめます。 「 施 設 が 開 館 で き た の は 、 もともと親子二 代にわたり瞽女 ぶことが多いと 思 い ま す 」と 話 誇りであり、学 組みと共生の文 化はこの土地の 関わりなど高田 瞽女の互助の仕 してくれた池田 の斎藤真一作品 を上越市に寄贈 し た1 6 0 点 も 業績があり、さ らに個人で収集 次・信夫先生の 文化を支えてこ られた市川信 すのは、「高田瞽 敏章さんの心が 小川 善司さん 野菜を見て、 触れて、 学んでいる場面です。 緒に 「食育」 について考えてみましょう。 有線 (JHK) ・5111 編集 上越市総務管理部広報対話課 ☎025・526・5111 てくれました。 ね」と優しく語っ まちの活性化に 寄与したいです を紹介しながら、 新幹線で訪れた 観光客にも施設 周辺の町家や映 画館などと回遊 ルートをつくり、 重なってのものです。そして 市の歴史的建造物等整備支援 事業の助成をはじ め、個人や 企業の皆さん の善意の寄附に 感 謝 し て い ま す」と 、 こ れ ま での活動や関係者との出会い を振り返る小川さん。 平日も事前に見学の希望が あれば事務局として対応して いるそうです。 「2 月6 日 ㊏ 午 後 に 瞽 女 さ かど づ んの門付けの再現イベント、 4 月には企画展を開催します。 将来的には展示 スペースを広げ、 紹介者 〒 ・ 新潟県上越市木田1・1・3 24 (古紙パルプ配合率70%再生紙を使用) 2016 2・1 広報 上越市ホームページアドレス http://www.city.joetsu.niigata.jp/ す。子どもたちの健やかな成長を願い、私たちも一 74,187(-4) 報対話課または、各総合事務 市立保育園では、定期的に食育集会を行っていま ます。届かない世帯の人は、広 101,566 も、実際の形や大きさ、匂いに驚き、興味津々でした。 合計 198,356人 (-112人) へお届けし、各世帯にお配りし 数字は住民基本台帳に 基づくもの 世帯数 所へご連絡ください。 普段は調理された野菜を目にしている園児たち 2月9日㊋・10日㊌に各町内会 東本町保育園で行われた食育集会で、園児たちが 女 (-47人) 96,790人 (-65人) (☎025-526ー5111) 男 ●「広報上越2月15日号」は、 平成28.1.1現在( )は先月との比較 表紙のことば: 子どもの時から楽しく食育 上越市の人口・世帯数 広報対話課から 58 女の文化を保 ○開館時間/土・日曜日の午前10時~午後4時 ○入館料/大人500円、 学生300円、 中学生以下無料 ○問合せ/事務局 (小川さん) ☎025̶522̶3400 ▲ミュージアムの外観 89 手前は旧町名辻標 瞽女 ミュージアム高田 仲町通り 寺町 高田駅 19 11 至 新井 あすとぴあ 高田 上越大通り 大町通り 本町通り 高田小町 高田 世界館 年2月1日発行 ▲町家の雰囲気をいかした展示スペース 943 8601 瞽女ミュージアム 至 直江津 N 28 皆さんのまわりにあるすごいもん、きれいなもん、うまいもん、おも しろいもん、残したいもん…。いろいろなモノ、人、景色などなんでも 「上越のもん・上等なもん」略して「上もん」として紹介していきます。 皆さんのおタカラ情報を広報対話課(☎025-526-5111、内線1426、 ℻025-526-6111、 koho@city.joetsu.lg.jp)へお寄せください。
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