TPPに関する本県農林水産業への影響試算について TPPに関する本県

1月29日(金)記者発表資料
TPPに関する本県農林水産業への影響試算について
■農林水産業全体:約20
■農林水産業全体:約20~
20~37億円の減少
37億円の減少 ※国の試算に準じて算定
○農産物:約15~29億円(H25 農業産出額1,291億円の約1~2%)
○林産物:約3億円(H25 製造品出荷額(集成材)57億円の約6%)
○水産物:約2~5億円(H25 漁業生産額 849億円の約1%)
【品目ごとの影響額】
品
目
産出額(億円)
米
減少額(億円)
前回試算(H25)
168
0
76
小麦
0
0
0
大麦
1
0.2
2
かんきつ類
428
6.7~13.5
33
牛乳乳製品
39
0.2~0.4
19
牛肉
33
2.5~5.1
24
豚肉
132
4.4~8.6
83
鶏肉
22
0.2~0.5
5
鶏卵
62
0.4~0.8
13
─
15~29
255
合板・集成材(林産物)
57
3
10
あじ
22
0.3~0.5
9
さば
13
0.2~0.3
3
いわし
31
0.9~1.9
13
いか・干するめ
11
0.1~0.2
5
かつお・まぐろ類
28
0.9~1.8
11
さけ・ます類
0
0
0
水産物
─
2~5
41
農畜産物
小計
小計
合計
─
20~37
306
【国試算の算定方法
【国試算の算定方法】
算定方法】
○品目:関税率 10%以上かつ国内生産額 10 億円以上の 33 品目
○価格:品目ごとに、輸入品と競合する部分と競合しない部分に二分。
競合する部分は「関税削減相当分の価格が低下」又は「国の対策の効果
によりその半分に止まる」の2つの場合を想定。競合しない部分の価格
低下は、それぞれ競合する部分の価格低下率の半分と見込む。
○生産量:国内対策により、全ての品目で生産量は維持されるものと見込む。
【本県における試算方法】
○国の算定方法に準じたものであり、国の試算対象品目のうち、本県でほとんど生
産されていないものを除く 16 品目を対象とし、国の算出した生産減少額に本県
の生産割合を乗じて試算
※前回試算(H25)は、関税を即時撤廃、何ら対策を講じない前提の試算