k1602-10(276KBytes)

柔道整復師(整骨院・接骨院)の正しいかかり方
健康保険が使える範囲は、制限されています。
柔道整復師(整骨院・接骨院など)の施術に国民健康保険が使えるのは、一定の条件を満たす場合に限ら
れていますので、ご注意ください。
柔道整復師の施術を受けるときの注意点
1.負傷原因を正確に伝えてください。
外傷性の負傷でない場合は国民健康保険が使えません。
〇 国保が使える場合
× 国保が使えない場合
○捻挫・打撲・挫傷(肉離れなど)
○医師の同意がある骨折・脱臼の施術
○応急処置で行う骨折・脱臼の施術
(応急処置後の施術には、医師の同意が
必要です)
○負傷原因のはっきりしている、筋ちがいなど
全額自己負担です
□肩こり・筋肉疲労・筋肉痛
□疲労回復やリラクゼーションのための施術
□加齢による痛み(負傷によるものではない)
□脳疾患後遺症や神経痛・リウマチなどの慢性病から
くる痛み
□仕事中や勤務中に受けた負傷
※交通事故に該当する場合は、国保窓口(2番窓口)に連絡してください。
2.病院での治療と重複はできません。
同一の負傷について、同時期に柔道整復師と医師に重複してかかることはできず、原則として柔道
整復師の施術料は全額自己負担となります。ただし、負傷の状態を確認するために定期的に医師の検
査を受けることは可能です。
3.「療養費支給申請書」に署名を
療養費支給申請書は、受療者が柔道整復師に国保への請求を委任するものです。負傷原因、負傷名、
日数、金額をよく確認し、原則自分で署名しましょう。白紙の用紙に署名すると間違った請求につな
がりますので、注意してください。また、必ず領収書をもらい、大切に保管してください。
問い合わせ先:町民課 国保・年金グループ ☎82−2325
今年の冬は大流行?「新型ノロウイルス」
これからの季節、インフルエンザをはじめ、ノロウイルスなどの感染症が増える時期
です。特に今シーズンは「新型ノロウイルス」の発生により、大流行が心配されていま
す。「新型ノロウイルス」は、今までのノロウイルスと何が違うのでしょうか・・・?
結論から言うと、今までのノロウイルスと大きく変わりはないと言われています。
新しいタイプのウイルスなので、かかったことがない(抗体がない)ため大流行しやすいのではと予想され
ています。
「新型」と言われているので、従来のノロウイルスよりも強力で、重症化するのでは?とのイメージがあり
ますが、特別な違いがあるわけではないと言われています。
基本的には予防や対処法は同じ。「新型」という言葉にまどわされず、正しい知識で対応するこ
とが重要です。
・手洗いの徹底(石鹸と流水で、ていねいに)
・清潔な環境(キッチン・調理器具の消毒)
・汚物・おうと物の正しい処理
{
予 防 法
ノロウイルスにかかると、激しい下痢やおうとを繰り返し、脱水を引き起こします。
特に、高齢の方や小さなお子さんは脱水になりやすいので、早めに医療機関で受診し、点滴などの処置
をしてもらい、重症化を防ぎましょう。
インフルエンザワクチンの予防接種は、1月末で終了しました。
問い合わせ先:白老町立病院 ☎82−2181
2016年2月号
10