柔道整復師(整骨院・接骨院)の正しいかかり方 健康保険が使える範囲は、制限されています。 柔道整復師(整骨院・接骨院など)の施術に国民健康保険が使えるのは、一定の条件を満たす場合に限ら れていますので、ご注意ください。 柔道整復師の施術を受けるときの注意点 1.負傷原因を正確に伝えてください。 外傷性の負傷でない場合は国民健康保険が使えません。 〇 国保が使える場合 × 国保が使えない場合 ○捻挫・打撲・挫傷(肉離れなど) ○医師の同意がある骨折・脱臼の施術 ○応急処置で行う骨折・脱臼の施術 (応急処置後の施術には、医師の同意が 必要です) ○負傷原因のはっきりしている、筋ちがいなど 全額自己負担です □肩こり・筋肉疲労・筋肉痛 □疲労回復やリラクゼーションのための施術 □加齢による痛み(負傷によるものではない) □脳疾患後遺症や神経痛・リウマチなどの慢性病から くる痛み □仕事中や勤務中に受けた負傷 ※交通事故に該当する場合は、国保窓口(2番窓口)に連絡してください。 2.病院での治療と重複はできません。 同一の負傷について、同時期に柔道整復師と医師に重複してかかることはできず、原則として柔道 整復師の施術料は全額自己負担となります。ただし、負傷の状態を確認するために定期的に医師の検 査を受けることは可能です。 3.「療養費支給申請書」に署名を 療養費支給申請書は、受療者が柔道整復師に国保への請求を委任するものです。負傷原因、負傷名、 日数、金額をよく確認し、原則自分で署名しましょう。白紙の用紙に署名すると間違った請求につな がりますので、注意してください。また、必ず領収書をもらい、大切に保管してください。 問い合わせ先:町民課 国保・年金グループ ☎82−2325 今年の冬は大流行?「新型ノロウイルス」 これからの季節、インフルエンザをはじめ、ノロウイルスなどの感染症が増える時期 です。特に今シーズンは「新型ノロウイルス」の発生により、大流行が心配されていま す。「新型ノロウイルス」は、今までのノロウイルスと何が違うのでしょうか・・・? 結論から言うと、今までのノロウイルスと大きく変わりはないと言われています。 新しいタイプのウイルスなので、かかったことがない(抗体がない)ため大流行しやすいのではと予想され ています。 「新型」と言われているので、従来のノロウイルスよりも強力で、重症化するのでは?とのイメージがあり ますが、特別な違いがあるわけではないと言われています。 基本的には予防や対処法は同じ。「新型」という言葉にまどわされず、正しい知識で対応するこ とが重要です。 ・手洗いの徹底(石鹸と流水で、ていねいに) ・清潔な環境(キッチン・調理器具の消毒) ・汚物・おうと物の正しい処理 { 予 防 法 ノロウイルスにかかると、激しい下痢やおうとを繰り返し、脱水を引き起こします。 特に、高齢の方や小さなお子さんは脱水になりやすいので、早めに医療機関で受診し、点滴などの処置 をしてもらい、重症化を防ぎましょう。 インフルエンザワクチンの予防接種は、1月末で終了しました。 問い合わせ先:白老町立病院 ☎82−2181 2016年2月号 10
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