日本学術振興会 海外研究連絡センターにおいて実施する 我が国の大学等の海外活動展開に関する協力・支援事業 海外研究連絡センターご利用の手引き 1.協力・支援の内容 本事業は、大学等学術研究機関(以下「大学等」という)が全学組織的な国際戦略に基 づき、海外活動を展開していくための基盤整備に対し協力・支援するものです。日本学術 振興会(以下「本会」という)海外研究連絡センター(以下「センター」という)におい て、各種サービス( 「2.サービス内容」参照)を提供することにより、大学等が行う以下 の活動を支援します。 1)海外におけるシンポジウム等の開催 2)現地大学等との共同研究、研究者交流等の国際交流活動 3)現地大学等との交流を維持発展させるためのフォローアップ活動 4)広報活動・情報収集活動 等 なお、本事業は全学組織的な活動を支援するものであり、特定の研究グループ(大学等 の研究科・センター・学部等単独)や教職員個人の活動は本事業の対象ではありません。 2.サービス内容 大学等は、センターの一部を活動場所として利用し、国際活動展開のために教職員を現 地に長期間滞在させることが可能です。 <サービスの対象となるもの> ○机・椅子(1名分)の使用 ○既存のプリンター、コピー機、FAX機及び光熱水の使用(ただし通常使用料の範囲 内)※その他パソコン等の備品は各大学等にて用意いただきます。 ○卓上看板の掲示 <サービス対象外> ×パソコン本体およびその利用にかかるドメイン (各大学等にて準備・取得してください。) ×センターの固定電話 (電話は大学等で用意した携帯電話をご使用ください。) ×センターの現地スタッフ (アルバイトスタッフが必要な場合は各大学等の負担にて雇用できますが、机・椅子の 使用は1名分のみとなります。) ×卓上看板以外の看板の掲示 ×センター事務所のカギの所持 ×センターの休日における入室 3.利用対象センター(所在地) ワシントン研究連絡センター(米国・ワシントン) サンフランシスコ研究連絡センター(米国・サンフランシスコ) ボン研究連絡センター(ドイツ・ボン) ロンドン研究連絡センター(英国・ロンドン) ストックホルム研究連絡センター(スウェーデン・ストックホルム) バンコク研究連絡センター(タイ・バンコク) 北京研究連絡センター(中国・北京) カイロ研究連絡センター(エジプト・カイロ) ナイロビ研究連絡センター(ケニア・ナイロビ) ※他大学等の利用状況により、ご希望の開始日からはご利用いただけない場合があります。 4.契約形態・期間 1) 日本において、本会(理事長)と大学等(機関長)の間で業務受託契約を締結します。 2) 契約期間は、原則として1年又は1年に満たない月を単位とする期間とし、継続して 3年を上限とします。 3) 前条に関わらず、契約開始日から満3年経過後であっても、特に必要であると認めら れる場合には、1年を上限として契約を更新できるものとします。 4) 現に契約期間中の大学等の数が、センターごとに定める利用可能枠に達しているセン ターについて、新たに他の大学等から協力・支援の申込みがあった場合は、その時点 で契約の開始日から満3年以上経過しており、かつ、当該センターを現に利用する大 学等の中で継続して最も長い期間利用している大学等に対して、本会から契約の期間 に関する通知を行い、現契約期間の終了後は、本会からの通知日から起算して1年を 超えない期間を上限として一回に限り契約を更新することができるものとします。 5.申込~利用の流れ 1)大学等の担当部署より、本会国際企画課 海外センター係(「連絡先」参照)へご連絡 ください。 ※他大学等との調整のため、ご利用開始希望日の6ヶ月前を目処にご一報いただける ようご協力願います。 2)「委託申込書」(第1号様式)を提出いただきます。 3)本会が作成した「受託契約書(案)」を基に、両者間の交渉・合意を経て、契約書に 署名を取り交わします。 *お申し込みから契約締結まで1~2ヶ月程度を要します。 4)本会より大学等へ「請求書」をお送りいたしますので、必要金額をお振込みください。 5)大学等から現地への派遣者が決まりましたら、「利用者届」をご提出ください。 6.その他 大学等からの派遣者のビザ取得手続、居留許可等は各大学等が責任を持って行ってください。 7.連絡先 独立行政法人 日本学術振興会(JSPS) 国際事業部 国際企画課 海外センター係 〒102-0083 東京都千代田区麹町5-3-1 電話 +81-(0)3-3263-1794・1792 FAX +81-(0)3-3234-3700 E-mail [email protected]
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