(参考) 再委託費積算基準 再委託費を積算するにあたっては、次の通りとします。 大項目 中項目 内 容 1.再委託業務に直接従事した研究者等の労務費。 1.研究員費 Ⅰ.労務費 2.委託業務に直接従事したパート等の補助員労務費であ 2.補助員費 って、上記1以外のもの 1.消耗品費 再委託業務の実施に直接要した研究用の試薬、資材、部品 等の製作又は購入に要した経費。 基本的に 10 万円未満又は使用可能期間が 1 年未満のものを 含む。 2.旅費 再委託業務を実施するため特に必要とした旅費、滞在費、 交通費であって、再委託先の旅費規程等により算定された 経費。 3.外注費 Ⅱ.その他経費 4.諸経費 Ⅲ.一般管理費 原則として計上できない。 ただし、再委託業務実施に直接必要なもので、再委託業務 のコアな内容にならない作業かつ、研究の円滑な推進上、 経済性・効率性を考慮して外注に資することが適切と認め られるものについては個別に対応する。 1.~3.の各経費のほか、特に必要と認められる経費。 例示すれば、以下のとおりである。 1) 通信費 - 再委託業務の実施に直接必要な通信等に係 る経費。 2) 借料 -第三者所有の実験装置、測定機器その他の設備、 備品及び電子計算機の使用等に要した経費。 3) 図書資料費 - 再委託業務の実施に直接必要な図書資 料購入費。 4) 運送費 - 再委託業務の実施に必要な送付(運搬を含 む)に要した経費。 一般管理費の積算については、以下のとおりとする。 ①受託先に一般管理費率の規定がある場合 (1)研究委託及び研究マネジメント委託の場合 労務費とその他経費(光熱水費、機器リース費、外注費、 印刷製本費を除く)の合計の 20%以内。ただし、大学等 (「大学等」とは、国公立大学法人、大学共同利用機関法 人、公立大学、私立大学、高等専門学校を指す。 )につい ては 30%以内。 (2)調査業務の場合 労務費とその他経費の合計の 10%以内。 ②受託先に規定がない場合 労務費とその他経費の合計の 10%以内 ※ 諸経費に計上できる費用については、事前に県と調整を行うこと ※ 再委託費に備品購入費は計上できません。 ※ 経費算定の対象は、原則として、再委託期間中に再委託業務を行うに当たって発生し、かつ、支払われる経費 とし、再委託期間外に発生又は支払われる経費は認めないものとする。ただし、再委託期間中に発生し、かつ、 その経費の額が確定しているものであって、再委託期間中に支払われていないことについて相当の事由があると 認められるもののうち、その支払期限が再委託期間終了日の翌月末日までのものは経費精算対象とする。
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