法人営業力強化 海外進出・取引入門コース

第 122 回 金融業務能力検定(2016 年1月 24 日実施)
《模範解答》
・法人営業力強化・海外進出・取引入門コース
※配点は、特に記載のない限り、公表しておりません。また、配点・試験の内容に関す
るお問合せには、お答えできません。
※合格発表は、3月3日の予定です。
一般社団法人 金融財政事情研究会
検定センター
〈合格基準〉100 点満点で 60 点以上
(注)記述式の解答例は一例であり、表現に相違があっても趣旨が適切であるもの、また、
妥当性のあるものは可とします。
【第1問】
番号
問1
問2
問3
問4
問5
問6
問7
問8
問9
問 10
正解
3
1
1
4
2
3
2
4
2
3
番号
問 11
問 12
問 13
問 14
問 15
問 16
問 17
問 18
問 19
問 20
正解
1
3
3
2
2
3
1
3
1
4
1
【第2問】
《問 21》
(解答例)
〔概要〕
プラント等の輸出契約等が国際入札によって行われる場合に、銀行が入札参加者の契
約締結を保証するもので、入札参加者が、落札したにもかかわらず契約の締結に応じな
いとき、銀行は、外国の発注者の請求によって違約金(保証した金額)を支払うことに
なる。
〔発行の目的〕
不良業者の応札を防止する役割を果たすこと
《問 22》
(解答例)
②
契約履行
③
前受金返還
《問 23》
イ
エ
(順序が逆でも可)
2
【第3問】
《問 24》
(解答例)
① 経営権 (支配権でも正解とする)
②
出資比率
《問 25》
(解答例)
下記の中から3項目挙げていれば正解とする。
「事業内容−事業対象地域、競業禁止」「事業運営に関わる責任」
「分担−販売、製造、技
術・ブランド供与/支援とロイヤリティ、部品供給、管理、ファイナンスなど」「資本金、
発行株式額面価額、各出資者の出資額と出資比率」
「第三者への株式譲渡禁止/制限」
「取締
役会の構成−取締役総数、出資者からの派遣取締役数と役職分担」「秘密保持義務」「有効
期限−期限前終了と延長の可否」「通知手段と正式通知先」「使用言語」「準拠法」「裁判管
轄権−紛争解決手段、仲裁」「不可抗力」「最終性/他合意への優先性」など。
《問 26》
(解答例)
④『スタンドバイ・クレジット』
【説明】
現地法人が地場銀行から融資を受ける際、親会社の取引銀行が当該地場銀行に
対して発行する債務保証のための信用状。
⑤『親子ローン』
【説明】
日本の親会社から海外の現地法人(子会社)に対する貸付
3
【第4問】
《問 27》
(解答例)
貿易取引・海外投融資において、相手国のカントリーリスクまたは取引先の倒産・不払
いにより、本邦企業が被る損失をカバーする制度である。
《問 28》
(解答例)
(ア) 前払
(イ) 信用状
《問 29》
(解答例)
輸出者が期限付き荷為替手形を輸入者あてに振り出し、代金決済を手形の期日まで猶予
する方法である。
4