(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アクションプラン策定業務委託仕様書

(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アクションプラン策定業務委託仕様書(案)
第1 適用
この仕様書は、町田市(以下「甲」という。)が発注する「(仮称)町田市
北部丘陵活性化計画アクションプラン策定業務委託」に適用し、受託者(以
下「乙」という。)が行う業務(以下「委託業務」という。)の内容及び実施
方法等について定める。
第2 業務の目的
本業務は、2011年3月に策定した「町田市北部丘陵活性化計画」につ
いて、これまで実施してきた各事業を評価・検証したうえで、良好な里山の
景観保全、活用されていない山林及び農地の観光資源としての活用等につい
て、具体的な実施事業を明確にし、「(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アク
ションプラン」を策定することを目的とする。
なお、計画期間は2017年度から2020年度までの4ヵ年とする。
第3 業務の内容
本業務の内容は以下のとおりとする。
(1)業務の進め方の提案
「(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アクションプラン」の策定にあた
り、効果的・効率的な業務の進め方の提案を行う。
(2)関連計画等の調査
上位・関連計画および開発動向等の整理を行う。
(3)現状・課題の整理等
町田市北部丘陵活性化計画で提示した具体事業イメージ一覧の達成
状況を評価・検証し、問題点や課題の把握を行う。
(4)新規事業の提案
現状・課題の整理等をふまえ、良好な里山の景観保全、活用されてい
ない山林及び農地の観光資源としての活用等について、具体的な新規事
業の提案を行う。
(5)先進事例の調査
他の自治体や企業の参考となる事例を調査し、活用可能なものを収集
整理する。
(6)(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アクションプランの策定
上記を踏まえ、今後実施する事業を明確にし、事業の優先度を明示す
るとともに実施予定時期及び指標を設定した「(仮称)町田市北部丘陵活
性化計画アクションプラン」を策定する。
(7)(仮称)アクションプラン検討会運営支援
検討会の運営支援を行う。(5回)
運営支援の主な内容は、検討会への参加、資料の準備、会議録の作成
とする。
※(仮称)アクションプラン検討会とは、「(仮称)町田市北部丘陵活
性化計画アクションプラン」を策定するにあたり、必要な事項につ
いて検討を行うために設置するもので、委員構成は、地元の町内会
関係者等10名程度を予定しています。
(8)庁内検討会運営支援
庁内検討会の運営支援を行う。(4回)
運営支援の主な内容は、庁内検討会への参加、資料の準備、会議録
の作成とする。
※庁内検討会とは、「(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アクションプ
ラン」を策定するにあたり、必要な事項について庁内での検討を行
うために設置するもので、委員構成は、関係部署の職員10名程度
を予定しています。
(9)市民意見募集支援
市民意見募集の支援を行う。
主な内容は、市民意見募集及び収集、分析、結果報告の資料の作成
とする。
第4 提出書類
乙は、甲が指定した様式により、関係書類を遅滞なく甲に書面で提出しな
ければならない。甲に提出する書類で様式が定められていないものは、乙に
おいて様式を定め提出する。
第5 業務責任者等
乙は、業務責任者と担当者等について、役職、氏名、連絡先、担当する業
務を記載した実施体制図を甲に提出するものとする。なお、業務責任者につ
いては、すべての業務に着手し、町田市及び他の自治体において、当業務に
類似した計画策定や調査業務について、十分な知識と経験を有するものが実
施する。
第6 作業計画
乙は、契約後速やかに甲と作業内容や方法等について協議して作業計画書を
作成し、甲の承認を得なければならない。作業計画書には、業務実施方針、業務
内容、工程表及び担当技術者、その他必要事項を記載する。
第7 打合せ記録
乙は業務の実施にあたって、必要が生じた場合若しくは甲の要請があった
場合は、甲と打合せ協議を行い、その都度記録簿を作成し、7日以内に甲に
提出するものとする。
乙は、提出した記録簿の修正及び再提出を命じられた場合は、速やかに修
正及び再提出をしなければならない。
第8 資料の提供
乙は、甲が保有している委託業務に関する情報又は資料について、無償で
提供を受けることができる。
第9 成果品
乙は、委託業務の成果品として、次のものを提出する。
(1)(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アクションプラン 100部
(2)(仮称)町田市北部丘陵活性化計画アクションプラン概要版 100部
(3)第3業務の内容に基づいて作成した資料、その他、業務上作成した資
料及び図表等一式
(4)前3号に掲げる成果物の電子データ一式
第10 完了検査及び引渡し
乙は業務完了後、遅滞なく第9に定める成果品を業務完了届とともに甲に
提出し、甲の検査を受けるものとする。
本契約は、甲の検査合格をもって完了とするが、納品後、成果品に不備等
が発見された場合、乙は責任を持って速やかに修正のうえ、納品しなければ
ならない。
第11 契約期間
契約締結の日から、2017年3月21日までとする。
第12 その他遵守事項
(1)乙は、委託業務を遂行するにあたり、甲の担当者と随時連絡をとりあ
うこと。
(2)乙は、甲から打合せ又は状況報告等の指示があった時は、それに従う
こと。また、打合せに際しては十分な時間を設けること。
(3)印刷物の作成に関しては、本業務委託印刷特記仕様書によること。
(4)乙は、成果物が著作権法(昭和45年法律第48号)第2条第1項第 1
号に規定する著作物に該当する場合には、乙の著作権(著作権法第2
1条から第28条までに規定する権利をいう。)を引渡し時に甲に無償
で譲渡すること。ただし、乙が従前より著作権を有する著作物につい
ては、引き続き乙に権利が留保されるものとする。
(5)この調査に関して知り得た秘密は他に漏らしてはならない。また、個
人情報の取り扱いに関しては、情報セキュリティ確保・個人情報保護
のための特記仕様書及び町田市個人情報保護条例を遵守すること。
(6)万一、漏えいや紛失等の事故が発生した場合は、以下の対応を行うこ
と。
ア 直ちに発生日時、内容、発生原因等を確認し、甲に書面により報
告する。
イ 発生内容等により、対応措置(流出元の特定、再調査、紛失物等
の追跡等)を甲と協議・検討し実行する。
ウ
発生原因等により、再発防止策を検討し、甲の承認を得た上で即
時実施する。
エ 関係者より二次被害の有無について調査し、二次被害が発生した
場合は、甲と協議・検討し、速やかに対策を講じる。
(7)甲及び乙は、仕様書に定めのない事項及び疑義が生じた場合は速やか
に協議する。