公 募 要 項 - 林野庁

公 募 要 項
平成28年度治山・林道災害復旧調査業務等委託対象者(以下「委託対象者」という。)の公募
について、次のように定めます。
1
目 的
本公募は、山地災害及び施設災害等の災害復旧調査の委託対象者を予め選定しておき、災害発
生時に復旧調査契約を迅速に締結することにより、災害の早期復旧に資することを目的とします。
2
参加資格
本公募への参加者は、次の全てに該当する者とする。
(1) 予算決算及び会計令(昭和 22 年勅令第 165 号(以下「予決令」という。))第 70 条の規定に
該当しない者であること。
なお、未成年者、被保佐人又は被補助人であって、契約締結のために必要な同意を得てい
る者は、同条中、特別な理由がある場合に該当する。
(2) 予決令第71条の規定に該当しない者であること。
(3) 中部森林管理局における平成27・28年度の測量・建設コンサルタント等業務に係る一般
競争参加資格の認定を受けていること。(会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)に基づき更生
手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法(平成 11 年法律第 225 号)に基づき再生
手続開始の申立てがなされている者については、手続開始の決定後、中部森林管理局長が別に
定める手続に基づく一般競争参加資格の再確認を受けていること。)
(4) 会社更生法に基づき更生手続開始の申立てがなされている者又は民事再生法に基づき再生手
続開始の申立てがなされている者(上記(3)の再確認を受けた者を除く。)でないこと。
(5) 平成12年度以降に元請けとして、治山・林道事業における同種業務(一般調査業務、測量、
設計業務又は解析業務)の実績を有する者。
なお、当該実績が森林管理局長等(林野庁長官、森林技術総合研修所長、森林管理局長、森
林管理署長、森林管理署支署長、森林管理事務所長、治山センター所長及び総合治山事業所長
をいう。以下同じ。)が発注し、かつ業務成績評定を実施している業務に係る実績である場合
にあっては、「国有林野事業における建設工事に係る調査等業務成績評定要領」(平成 22 年 3
月 18 日付け 21 林国管第 106 号林野庁長官通知)第 4 の 3 に規定する業務成績評定表の業務成
績評定点(以下「業務成績評定点」という。)が 60 点未満であるものを除く。
(6) 森林管理局長等が発注した業務で当該業務と同種業務のうち、平成 25 年 4 月 1 日から平成
27 年 12 月 31 日までの間に完成した当該業務に係る業務成績評定点の平均が 60 点以上である
こと。
(7) 次に掲げる基準を満たす管理技術者を当該業務に配置できること。なお、照査技術者は管理技
術者を兼ねることができない。
ア 技術士法(昭和58年法律第25号)第32条に規定する技術士又は技術士補の登録(総合技術
監理部門(森林-(森林土木)又は森林部門(森林土木)の登録に限る。
)を受けた者並びに(一
社)建設コンサルタンツ協会が行うRCCMの登録(森林土木部門の登録に限る。)を受けた
者。又は次のいずれかに該当する者。
a
学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学(同法第108条の2に規定する大学(以下「短
期大学」という。)を除く)又は旧大学令(大正7年勅令第388号)による大学において、林業
又は土木に関する課程を修めて卒業した者であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した
期間が18年以上ある者
b
短期大学、学校教育法による高等専門学校又は旧専門学校令(明治36年勅令第61号)による
専門学校において、林業又は土木に関する課程を修めて卒業した者であって、卒業後森林土
木部門の職務に従事した期間が23年以上ある者
c
学校教育法による高等学校若しくは旧中等学校令(昭和18年勅令第36号)による中等学校を
卒業した者又はこれと同等以上の資格を有する者のうち林業若しくは土木の知識及び技術を
有している者であって、卒業(上記学校の卒業と同等以上の資格を取得した場合を含む。)後、
森林土木部門の職務に従事した期間が27年以上ある者
d
(一社)日本森林技術協会が行う林業技士の登録(森林土木部門の登録に限る。)を受けた
者又は、これと同等の能力を有する者であって、森林土木部門の職務に従事した期間が8年以
上ある者
イ
平成12年度以降に、上記(6)に掲げる業務の管理技術者、照査技術者及び担当技術者と
して従事した経験を有する者であること。
なお、当該実績が森林管理局長等が発注した業務のうち、業務成績評定を実施している
場合にあっては、業務成績評定点、管理技術者に係る技術成績評価点及び照査技術者に
係る技術者成績評価点のいずれかが60点未満であるものを除く。
(8) 申請書等の提出期限までの期間に、中部森林管理局長から「工事請負契約指名停止等措置要
領の制定について」(昭和 59 年 6 月 11 日付け 59 林野経第 156 号林野庁長官通知)又は「物品
の製造契約、物品の購入契約及び役務等契約指名停止等措置要領について」
(平成 26 年 12 月 4
日付け 26 林政政第 338 号林野庁長官通知)に基づく指名停止を受けていないこと。
(9) 公募に参加しようとする者の間に資本又は人的な関係がないこと。
(10) 「農林水産省発注工事等からの暴力団排除の推進について」(平成 19 年 12 月 7 日付け 19 経
第 1314 号大臣官房経理課長通知)に基づき、警察当局から、部局長に対し、暴力団員が実質
的に経営を支配する建設業者又はこれに準ずるものとして、農林水産省発注工事等からの排除
要請があり、当該状態が継続している者でないこと。
(11) 中部森林管理局管内に本店、支店、営業所の何れかを有し、緊急的な対応が可能であること。
3
業務内容
豪雨などにより発生した以下の災害について、現地調査の実施及び復旧計画の作成。
①林地崩壊、渓流荒廃、治山施設等に係る災害
②地すべり災害、地すべり対策施設等に係る災害
③林道及び保安林管理道等の施設に係る災害
4
書類作成
公募に参加する者は、前述3に掲げる災害のうち、希望する業務(災害の種類)毎に以下の
書類を作成する。
(1) 申 込 書 (別紙様式1)
(2) 技術資料 (別紙様式2)
5
書類の提出
公募に参加する者は、以下の書類を提出する。
(1) 提出書類
申込書
1通
技術資料 1通
(2) 提出場所
長野市 大字 栗田 715番地5
中部森林管理局 経理課(1階)専門官(契約適正化)
IP 電話 050-3160-6533 NTT 電話 026-236-2582
(3) 提出期限
平成28年1月25日から平成28年2月9日 午後5時00分
まで
(4)
提出に当たっての留意事項
① 持参により提出する場合の受付時間は、平日の、午前9時から午後5時まで(正午から
午後1時を除く)
② 郵送等により提出する場合は、「(3)提出期限」内に中部森林管理局に到着したものま
でを有効とする。
③ 提出された書類は原則として、変更又は取消を行うことはできない。
④ 提出された書類は提出者に無断で使用しない。
⑤ 書類の作成及び提出に係る経費の支払いは行わない。
⑥ 提出された書類は、返却しない。
6
対象者の選定
(1) 提出された技術資料の内容について、別途選定要領を定めて審査を行い、対象者を選定し
ます。
(2) 選定に当たっては、以下の項目について審査します。
① 参加資格の有無
② 緊急的対応の可否(事業所の所在地)
③ 経験及び履行能力(森林管理局長等又は県等発注の同種業務の実績)
④ 担当者の経験及び能力(森林管理局長等又は県等発注の同種業務の実績)
⑤ 調査実施体制(技術者数)
(3) 対象者が決定したときは、その旨を技術資料を提出した者全員に通知します。
( 別紙様式3)
7
その他
災害復旧調査業務の委託契約に当たっては、災害発生の都度、本公募により対象者として選定
された者から見積書を徴収し有利な者と委託契約を締結します。
8
問い合わせ先
〒380-8575
長野市 大字 栗田 715番地5
中部森林管理局 治山課(3階) 課長補佐
IP 電話 050-3160-6554 NTT 電話 026-236-2640
(別紙様式1)
申
込
書
業務名:平成28年度治山・林道災害復旧調査業務等委託対象者の公募
①林地崩壊、渓流荒廃、治山施設等に係る災害
②地すべり災害、地すべり対策施設等に係る災害
③林道及び保安林管理道等の施設に係る災害
標記業務の対象者の選定に参加したいので、技術資料を添えて提出します。
平成
年
月
日
支出負担行為担当官
中部森林管理局長
桂川
裕樹
殿
住
所
会社等名
代表者名
担当者名:
電話番号:
メールアドレス:
○
印
(別紙様式2)
技
1
術
資
料
登録を受けている事業
別紙 一般競争参加資格「参加資格申請書(写し)」のとおり
(注)平成 27・28 年度一般競争(指名競争)参加資格申請書の写しを添付すること
2
事務所等の所在地
中部森林管理局管内における、本店、支店、営業所の所在地については、次のとおり。
・本店
・支店
・営業所
県
県
県
市(郡)
市(郡)
市(郡)
町(村)
町(村)
町(村)
(注)所在を証明する資料等を添付すること。
3
同種業務の実績
業務分類
業 務 名
履行期間
発
注
者
自
至
自
至
自
至
住 所
電 話
氏 名
業務概要
業務の特徴
業務成績評定点
(注)1 業務分類は、森林管理局長等発注における同種業務を記載すること。(同種業務:一般調
査、測量・設計業務又は解析業務の実績)
2 登録を希望する業務(災害の種類)の実績について記載すること。
3 実績は、過去15ヶ年(当初契約の日が平成12年度から平成26年度)までの
ものとすること。
4 実績が複数ある場合は、同種業務を3件まで記載すること。
5 実績が森林管理局長等が発注した業務である場合にあっては、業務成績評定通知書の写
しを添付すること。(60点未満のものは実績として認めない)
4
技術者の数
中部森林管理局管内の本店・支店・営業所の何れかに勤務しており、かつ、業務が発生した場合
に配置可能な技術者については、以下のとおり。
別紙技術者の資格区分(「森林整備保全事業の調査・測量・設計等を外注する場合の取扱要領の
制定について(平成7年4月1日7林野治第1078号)林野庁長官通知」)による。
林地崩壊、渓流荒廃、治山施設に係る災害
又は林道及び保安林管理道等の施設に係る災害
・技術士(総合技術監理部門 森林-森林土
木又は森林部門 森林土木)
名
・林業技士(森林土木部門)
名
・RCCM(森林土木部門)
名
・測量士
名
地すべり災害、地すべり対策施設等に係る災害
・技術士(総合技術監理部門 森林-森林土木又は
森林部門 森林土木)
名
・林業技士(森林土木部門)
名
・RCCM(森林土木部門)
名
・地すべり防止工事士
名
5
業務実施体制
○配置可能な技術者
区
分
予定者名
所属・役職
資格・部門
担当する業務内容
(注)1 区分には、管理技術者、照査技術者、技術担当者を記載
2 予定者は中部森林管理局管内の本店・支店・営業所の何れかに勤務している者とするこ
と。また、勤務していることが確認できる資料等を添付すること。
6
予定技術者の経歴
氏
名
生年月日
所属・役職
保 有 資 格
技術者
業務名(業務分類)
業 務 概 要
発注機関
履行期間
管 照 担
評定点 理 査 当
業
務
経
歴
(発表論文、表彰、取得特許等)
その他の経歴
(注)1.保有資格は、技術士、林業技士等を記載
2.業務経歴は、森林管理局長等又は県発注における、過去2ヶ年(平成25年度から平成
26年度)の登録を希望する業務(災害の種類)の同種業務について記載
3.業務経歴が複数ある場合は、同種業務を5件まで記載すること。
4.森林管理局長等が発注した業務である場合にあっては業務成績評定通知書の写しを添付す
ること。(60点未満のものは実績として認めない)
【参
考】
森林整備保全事業の調査・測量・設計等を外注する場合の取扱要領の制定について
平成7年4月1日付け 7林野治第1078号
林野庁長官より各都道府県(沖縄県を除く)知事、
沖縄総合事務局長、各営林(支)局長あて
〔最終改正〕平成27年3月24日26林整計第858号
別表
1
技術者の資格区分
設計業務等
技術者の名称
技
師
長
主
任
技
技
師
A
技
術
経
歴
1
技術士法(昭和32年法律第124号)第14条に規定する技術士の登録
(森林部門 森林土木の登録に限る。)を受けた者
2 外注する調査等に関する専門的な知識及び技術を有し、かつ、その実務経
験が通算5箇年以上ある者で、次の各号のいずれかに該当するもの
(1) 学校教育法(昭和22年法律第26号)による大学(同法69条の2に
規定する大学(以下「短期大学」という。)を除く。)又は旧大学令(大正
7年勅令第388号)による大学において、林業又は土木に関する課程を
修めて卒業した者(以下「大学卒」という。)であって、卒業後森林土木
部門の職務に従事した期間が23年以上ある者
(2) 短期大学、学校教育法による高等専門学校又は旧専門学校令(明治36
年勅令第61号)による専門学校において、林業又は土木に関する課程を
修めて卒業した者(以下「専門学校卒」という。)であって、卒業後森林
土木部門の職務に従事した期間が27年以上ある者
(3) 学校教育法による高等学校若しくは旧中等学校令(昭和18年勅令第3
6号)による中等学校を卒業した者又はこれと同等以上の資格を有する者
のうち林業もしくは土木の知識及び技術を有していると認められる者(以
下「高等学校卒」という。)であって、卒業(上記学校の卒業と同等以上
の資格を取得した場合を含む。)後森林土木部門の職務に従事した期間が
32年以上ある者
(4) (社)日本森林技術協会が行う林業技士の登録(森林土木部門の登録に限
る。)を受けた者又はこれと同等の能力を有する技術者であって、森林土
木部門の職務に従事した期間が12年以上ある者
師
外注する調査等に関する専門的な知識及び技術を有し、かつ、その実務経
験が通算2箇年以上ある者で、次の各号のいずれかに該当するもの
(1) 大学卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が18年以
上ある者
(2) 専門学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が23
年以上ある者
(3) 高等学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が27
年以上ある者
(4) 林業技士の登録を受けた者又はこれと同等の能力を有する技術者であっ
て、森林土木部門の職務に従事した期間が8年以上ある者
外注する調査等に関する専門的な知識及び技術を有する者であって、次の
各号のいずれかに該当するもの
(1) 大学卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が13年以
上ある者
(2) 専門学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が17
年以上ある者
(3) 高等学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が20
年以上ある者
(4) 林業技士の登録を受けた者又はこれと同等の能力を有する技術者であっ
て、森林土木部門の職務に従事した期間が4年以上ある者
技術者の名称
技
術
経
歴
技
師
B
外注する調査等に関する専門的な知識及び技術を有する者であって、次の
各号のいずれかに該当するもの
(1) 大学卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が8年以上
ある者
(2) 専門学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が13
年以上ある者
(3) 高等学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が18
年以上ある者
(4) 林業技士の登録を受けた者又はこれと同等の能力を有する技術者
技
師
C
次の各号のいずれかに該当するもの
(1) 大学卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が5年以上
ある者
(2) 専門学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が8年
以上ある者
(3) 高等学校卒であって、卒業後森林土木部門の職務に従事した期間が11
年以上ある者
技
術
員
森林土木部門の職務に従事した期間が3年以上ある者又はこれと同程度以
上の知識及び技術を有する者
【 参
考 】
治山事業調査等業務標準仕様書の制定について
平成15年3月28日付け 14林整計第356号
林野庁長官より各森林管理局長(各分局長扱い)、
各都道府県知事あて
〔最終改正〕平成23年4月1日22林整計第362号
このことについて、別紙のとおり「治山事業調査等業務標準仕様書」を定めた
ので、治山事業の調査・測量・設計業務の請負等の実施に当たり、参考とされた
い。
第1編
総則
(管理技術者)
第1107条
受注者は、調査等業務における管理技術者を定め、発注者に通知しなければならない。
2 管理技術者は、契約図書等に基づき、業務の技術上の管理及び統括等を行わなければならない。
3 管理技術者の資格は、特記仕様書において定めがある場合を除き、解析等調査及び設計業務につ
いては、「治山・林道事業に係る調査・測量・設計等を外注する場合の取り扱い要領の制定につ
いて」(7林野治第1078号平成7年4月1日付け林野庁長官通達)別紙「技術者の資格区分」
における設計業務等の技術者の名称の主任技師以上の者とする。
4 管理技術者に委任できる業務は契約約款第10条第2項に規定した事項とする。なお、受注者が、
管理技術者に委任できる権限を制限する場合は発注者に書面をもって通知しない限り、管理技術
者は受注者の一切の権限(契約約款第10条第2項の規定により行使できないとされた権限を除
く)を有するものとされ、発注者及び監督職員は管理技術者に対して指示等を行えば足りるもの
とする。
5 管理技術者は、監督職員が指示する関連ある調査等業務の受注者と十分に協議のうえ、相互に協
力し業務を実施しなければならない。
6 受注者又は、管理技術者は、野外における調査等業務に際して使用人等に適宜安全対策、環境対
策、衛生管理、受注者の行うべき地元関係者に対する対応等の指導及び教育を行うとともに、調
査等業務が適正に遂行されるように管理及び監督しなければならない。
7 管理技術者は、第1108条第4項に規定する照査結果の確認を行わなければならない。
(照査技術者)
第1108条
受注者は、発注者が設計図書において定める場合は、調査等業務における照査技術者を定め、発
注者に通知するものとする。
2 照査技術者の資格は、第1107条第3項に準ずるものとする。
3 照査技術者は、照査計画を作成し調査業務計画書に記載し、照査に関する事項を定めなければな
らない。
4 照査技術者は、設計図書に定める又は監督職員が指示する業務の区切りごとにその成果の確認を
行うとともに、照査技術者自身による照査を行わなければならない。
5 照査技術者は、業務完了に伴って照査結果を照査報告書として取りまとめ、管理技術者の確認を
受けなければならない。