滝川市地域公共交通活性化協議会に 滝川市地域公共交通活性化協議

滝川市地域公共交通活性化協議会における地域公共交通確保維持改善事業の概要
滝川市地域公共交通活性化協議会に
おける地域公共交通確保維持改善事業の概要
概要
滝川市は、北海道中空知地域の中心都市として、さらには周辺市町を含む交通の
拠点として機能しており、特に路線バスは滝川市内、周辺市町住民の通学・通院・
買い物等の足として重要な役割を果たしてきた。
しかし、路線バスの利用者数は、人口減少、自家用車利用の増加により年々減少
し、また、市街地の拡大に伴い、効率的な運行が難しい状況にあるなど、今後路線
バスの維持が困難となることが予想される。
こうした状況下において、特に滝川市内線は、市内移動の基幹的な役割を果たす
とともに周辺市町と滝川市を結ぶ広域路線に接続する重要な位置づけにある。今
後さらに高齢化が進む中で、高齢者など交通弱者にとっての生活利便性を向上さ
せ、広域的な交通接続による地域の活性化を実現するため、滝川市内線の確保・
維持が必要である。
地域公共交通の現況
○JR函館本線・根室本線
(滝川駅、江部乙駅、東滝川駅)
○北海道中央バス(株)、空知中央バス(株)
(都市間バス3路線、近郊路線9路線、市内線3路
線)
○タクシー事業者4社
(三和ハイヤー、ふじ観光、北星交通、三星ハイ
ヤー)
○スクールバス(5路線)
協議会開催状況
生活交通ネットワーク計画の目標
○目標
・利用者数 年間の利用者数を前年度(221,240人)比で増加させる。
○効果
・市内移動の基幹的な公共交通を確保することで高齢者など交通弱者にとって生活
利便性が向上する。
・地域間幹線系統に接続するフィーダー系統として、人の流動を促進し地域の活性
化につながる。
5月28日 第1回協議会を開催
生活交通ネットワーク計画(案)
1月19日 第2回協議会を開催(書面協議)
平成26年度事業評価について
平成26年度事業概要
滝川市内線(東町先廻、西町先廻) 起点:滝川ターミナル、終点:滝川ターミナル
運行計画日数365日、計画運行回数5,511回
1
平成26年度事業の実施状況
1)プロセス、創意工夫
・中心商店街の取扱店で特典やサービスが受けられる「バス乗車トクトクサー
ビスカード」を配布し利用促進を図った。
・市内小学校の児童にバスを身近に感じ、バスへの興味やバスの乗り方を知っ
てもらうため、路線バス乗車体験など市内バスに関する授業を実施した。
3)利用実績
25,000人
20,000人
15,000人
10,000人
5,000人
2)運行系統
0人
4)収入実績
4,000,000円
3,500,000円
3,000,000円
2,500,000円
2,000,000円
1,500,000円
1,000,000円
500,000円
0円
2
5)事業実施の適切性
計画どおり事業は適切に実施された。
7)事業の今後の改善点
一部バス停留所の配置増設やダイヤの見直しを検討し、収
支改善と持続可能な運行を目指す。
6)目標・効果達成状況
年間利用者数を前年度(221,240人)より増やすことを目標と
し、目標を上回る結果(222,218人)となった。
8)地方運輸局及び地方航空局における二次評価結果
・自己評価のとおり、事業は適切に実施されている。
・目標は達成され、前年度の実績も上回っている。
・引き続き、利用者ニーズを把握した利便性向上に向
けた取組を実施し、更なる利用促進が図られること
を期待する。
・今後の目標の設定に当たっては、利用者の満足度を
加えるなど、複数の目標設定による多角的な取組を
期待する。
3