特集 S P E C I A L E D I T I O N 1 3 総合戦略としての3つ体系と9つの柱 ⑦ 教育や子育て支援の充実による次世代の育成 Ⅰ 若者が働きやすい、働きがいのあるしごとを創る 若者の多彩な 『しごと』 ・金物産業製品のブランド化・高付加価値化による輸出額の倍増 をめざす ・山田錦の品質向上と6次産業化による農業振興 ・空き店舗活用やマルシェ開催などによる商店街の活性化 トし、安心できる子育て環境を創出 ※2 「三木版ネウボラ」…フィンランド語で「アドバイスの場所」を意味す る。三木版においては、産前・産後・就学前、中学校卒業まで切れ目 ない子育て支援を行う制度。 ⑧ コンパクトシティ化や環境に配慮したエコタウン化の推進 ② 高速道路を活用した大型集客施設の誘致 ・若い女性が魅力を感じ働きたくなる仕事を創出し、定住を促進 ・新たに市内への人の流れをつくり中心市街地を活性化 ・小さな拠点※3として、公共施設や銀行、商店などのくらしを 守る施設を残す ・エネルギーや環境に配慮したエコタウン化を推進 ※3 小さな拠点…人口が減少しても地域で住み続けられるように買い物や 福祉などの市民生活を支える仕組。 ③ グリーンピア三木を核としたまちの活性化 ・リニューアルする施設への新たな集客力を活かし、若者や女性 の雇用を創出 魅力ある 『まち・住まい』 ④ 緑が丘をモデルとしたまちの再生 ・「生涯活躍のまち」構想※1を推進し「地方創生特区」制度など を活用するとともに、高齢者と若い世代が共生していく新たなラ イフスタイルを緑が丘をモデルとして構築 ・上記モデルを市内一円に拡めていく ※1 「生涯活躍のまち」構想…高齢者が都市から地方に移り住み、健康的な 生活を送るとともに、医療・介護を受けることができる地域づくり。 ⑨ バス・鉄道等、公共交通の活性化 ・市民の身近な移動手段であるバス交通を活性化 ・神戸電鉄粟生線を活性化し維持・存続 4 主な数値目標 総合戦略を実施するにあたり、数値目標(重要業績評価指標(KPI) )として58項目を定めました。 そのうち主なものは次のとおりです。 成 果 指 標 定住人口 2015年 79,725 人 2 0 2 0 年3 月 末 数値目標 2030年 3月末 参考値 ※4 75,000人 69,000人 合計特殊出生率 1 . 1 5(2010 年) 1.42 1.67 ・大きな公園や豊かな自然など、大都市近郊の「郊外地としての 金物製品輸出額 42億円(2014 年) 5 5 億円 85億円 魅力」を発信 ・若者向けのイベントなどで若者がくらしを楽しむ場を創出 入込客数(1日あたり) 15,158 人 20,000人 30,000人 ― 100件 300件 12.9% 15.0% 20.0% ⑤「住み心地」の向上による定住の促進 ⑥ ゴルフを核としたまちの活性化 ・三木市ゴルフ協会と市が連携を強化し、三木のゴルフをPR ・家族で楽しむスポーツツーリズムや観光ツーリズムの推進によ るゴルフ人口の増加 7 ・自立できる教育を確立するとともに、国際化に対応した英語 教育や基礎学力を向上し、生きる力を育む教育を充実 ・ 「三木版ネウボラ※2」の充実により、子育て世帯の生活をサポー ① 三木の特性を活かした既存産業の振興 Ⅱ 若者が魅力を感じるまち・住まいを創る 高い 『生活の質』 Ⅲ 人口減少・高齢社会に対応して生活の質を高める 平成28年1月号 広報みき 家賃補助件数 ごみの資源化割合 ※4 国においては2020年の数値目標が義務づけられていますが、三木市においては5年以上かけて取り組む ことで効果がでる計画があることから「参考値」として、2030年の数値目標を市独自に定めています。 ・創生計画は1月5日から実施するパブリックコメントにおいて市ホームページや各市立公民館などでお知ら せします。26ページ参照。 平成28年1月号 広報みき 6
© Copyright 2024 ExpyDoc