6・7

特集
S P E C I A L
E D I T I O N
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3 総合戦略としての3つ体系と9つの柱
⑦ 教育や子育て支援の充実による次世代の育成
Ⅰ 若者が働きやすい、働きがいのあるしごとを創る
若者の多彩な
『しごと』
・金物産業製品のブランド化・高付加価値化による輸出額の倍増
をめざす
・山田錦の品質向上と6次産業化による農業振興
・空き店舗活用やマルシェ開催などによる商店街の活性化
トし、安心できる子育て環境を創出
※2 「三木版ネウボラ」…フィンランド語で「アドバイスの場所」を意味す
る。三木版においては、産前・産後・就学前、中学校卒業まで切れ目
ない子育て支援を行う制度。
⑧ コンパクトシティ化や環境に配慮したエコタウン化の推進
② 高速道路を活用した大型集客施設の誘致
・若い女性が魅力を感じ働きたくなる仕事を創出し、定住を促進
・新たに市内への人の流れをつくり中心市街地を活性化
・小さな拠点※3として、公共施設や銀行、商店などのくらしを
守る施設を残す
・エネルギーや環境に配慮したエコタウン化を推進
※3 小さな拠点…人口が減少しても地域で住み続けられるように買い物や
福祉などの市民生活を支える仕組。
③ グリーンピア三木を核としたまちの活性化
・リニューアルする施設への新たな集客力を活かし、若者や女性
の雇用を創出
魅力ある 『まち・住まい』
④ 緑が丘をモデルとしたまちの再生
・「生涯活躍のまち」構想※1を推進し「地方創生特区」制度など
を活用するとともに、高齢者と若い世代が共生していく新たなラ
イフスタイルを緑が丘をモデルとして構築
・上記モデルを市内一円に拡めていく
※1 「生涯活躍のまち」構想…高齢者が都市から地方に移り住み、健康的な
生活を送るとともに、医療・介護を受けることができる地域づくり。
⑨ バス・鉄道等、公共交通の活性化
・市民の身近な移動手段であるバス交通を活性化
・神戸電鉄粟生線を活性化し維持・存続
4 主な数値目標
総合戦略を実施するにあたり、数値目標(重要業績評価指標(KPI)
)として58項目を定めました。
そのうち主なものは次のとおりです。
成 果 指 標
定住人口
2015年
79,725 人
2 0 2 0 年3 月 末
数値目標
2030年 3月末
参考値 ※4
75,000人
69,000人
合計特殊出生率
1 . 1 5(2010 年)
1.42
1.67
・大きな公園や豊かな自然など、大都市近郊の「郊外地としての
金物製品輸出額
42億円(2014 年)
5 5 億円
85億円
魅力」を発信
・若者向けのイベントなどで若者がくらしを楽しむ場を創出
入込客数(1日あたり)
15,158 人
20,000人
30,000人
―
100件
300件
12.9%
15.0%
20.0%
⑤「住み心地」の向上による定住の促進
⑥ ゴルフを核としたまちの活性化
・三木市ゴルフ協会と市が連携を強化し、三木のゴルフをPR
・家族で楽しむスポーツツーリズムや観光ツーリズムの推進によ
るゴルフ人口の増加
7
・自立できる教育を確立するとともに、国際化に対応した英語
教育や基礎学力を向上し、生きる力を育む教育を充実
・
「三木版ネウボラ※2」の充実により、子育て世帯の生活をサポー
① 三木の特性を活かした既存産業の振興
Ⅱ 若者が魅力を感じるまち・住まいを創る
高い
『生活の質』
Ⅲ 人口減少・高齢社会に対応して生活の質を高める
平成28年1月号 広報みき
家賃補助件数
ごみの資源化割合
※4 国においては2020年の数値目標が義務づけられていますが、三木市においては5年以上かけて取り組む
ことで効果がでる計画があることから「参考値」として、2030年の数値目標を市独自に定めています。
・創生計画は1月5日から実施するパブリックコメントにおいて市ホームページや各市立公民館などでお知ら
せします。26ページ参照。
平成28年1月号 広報みき
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