「沖縄県統合宛名システム開発等委託業務」 公募型プロポーザル実施要領 1 事業趣旨 社会保障・税番号制度(以下「番号制度」という 。)に係る「行政手続における特定の 個人を識別するための番号の利用等に関する法律 」(以下「番号法」という 。)が平成25 年5月に可決・成立し、平成28年1月から個人番号の利用開始、平成29年1月から国の機 関間の連携を開始し、同年7月を目途に地方公共団体においても連携を行う予定となって いる。 この番号制度の導入にあたり、統一的な宛名管理システム(以下「本システム」という。) を整備することが必要である。 本委託業務では、平成26年度に実施した「沖縄県統合宛名システム設計等委託業務」で 作成された基本設計書、詳細設計書を元に本システムを開発する業務委託である。 また 、「沖縄県統合宛名システム設計等委託業務」を受注した者が、本事業から排除され るものではない。 2 企画応募の趣旨 この公募型プロポーザルでは、民間事業者の高度な技術や専門的な知識を得ることによ り効果的かつ効率的なシステム調達を行うため、企画提案を広く募集し、本県に設置する 「沖縄県統合宛名システム開発等委託業務優先交渉権者選定委員会」 (以下「 選定委員会」 という。)において提案内容の評価を行い、最も優れた企画提案者を選定する。 なお、公募事業については、国の補助金の内容等に応じて事業の変更があり得る。 3 公募の実施者及び連絡先 ⑴ 実施者 沖縄県知事 ⑵ 連絡先 沖縄県企画部総合情報政策課番号制度推進班 〒900-8570 那覇市泉崎1-2-2(沖縄県庁14階) TEL:098-866-2036 FAX:098-867-2998 電子メール:[email protected] 4 委託業務の内容 ⑴ 委 託 業 務 名:沖縄県統合宛名システム開発等委託業務 ⑵ 契約の履行期間:契約締結の日から平成28年3月10日まで(予定) ただし、事業終了後も追跡調査・評価に協力いただく場合がある。 ⑶ 成 果 物 の 体 裁:「 沖縄県統合宛名システム開発等委託業務 - 1 - 仕様書」に定める。 5 経費見積及び経費限度額 価格提案については、平成27年度から31年度に係る金額(消費税抜き)を「企画提案書 作成要領」で定める様式( 提要第2号)及び様式(提要第3号)に記載し、提案すること。 ただし、平成27年度の経費限度額は運用・保守費を除いた18,308,000円(消費税を含む) とし、平成27年度の提案価格に当該金額の100分の8に相当する額を加算した金額(当該金 額に1円未満の端数があるときは、その端数を切り捨てるものとする。)が当該経費限度 額を超えた場合は失格とする。なお、当該経費限度額は企画提案のために設定した金額で あり、契約時の予定価格を示すものではない。 6 応募資格等 次に掲げる要件を満たす法人又は複数の法人からなるコンソーシアムとする。なお、コ ンソーシアムで参加する場合は、以下の要件を満たしている必要がある。 ① 全ての構成員が次の⑴から⑹の要件を満たしていること。 ② 構成員の1社以上が次の⑺から⑻の要件を満たしていること。 ③ 各構成員の役割分担が明確であること。 ④ 構成員が、他のコンソーシアムの構成員として、又は単独で本公募手続に参加し ていないこと。 ⑴ 地方自治法施行令(昭和22年政令第16号)第167条の4第1項の規定に該当しない こと。 ⑵ 会社更生法(平成14年法律第154号)に基づく更生手続開始、民事再生法(平成11 年法律第225号)に基づく再生手続開始又は破産法(平成16年法律第75号)に基づく 破産手続開始の申立てをし、又は申立てがなされている者及びこれらの手続中である 者でないこと。 ⑶ 沖縄県が賦課徴収する税又は地方消費税を滞納している者でないこと。 ⑷ 参加資格認定の日において、現に沖縄県及び沖縄県内市町村から指名停止及び指名 回避の措置の対象となっていない者であること。 ⑸ 暴力団員(暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第77号) 第2条第6号に規定する暴力団員をいう。以下同じ。)又は暴力団員と密接な関係を 有する者でないこと。 ⑹ 地方自治法、地方財政法、補助金適正化法及び沖縄県財務規則による制約が課せら れ、この様式による事務が要求され、責任義務等が生じる旨を了承できること。 ⑺ 過去3年以内に、本システムと同規模以上のシステムの設計、開発若しくはサービ スを提供した実績を有すること。 ⑻ 次のいずれかの認定等を有していること。または平成27年5月12日(火)までに取 得見込みであること。 ⑼ ① 情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS適合性評価制度認証) ② プライバシーマーク コンソーシアムの場合は、コンソーシアムの中に管理法人を置くものとする。 管理法人は、本事業の運営管理、コンソーシアム構成員相互の調整、財産管理等の 事務的管理を主体的に行う母体としての機関とする。 - 2 - 管理法人は、以下の要件を満たすことを必須とする。 ① 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な経営基盤を有すること。 ② 当該委託業務を円滑に遂行するために必要な管理能力を有すること。 ③ 当該委託業務終了後においても、コンソーシアムを代表して事業評価等に責任を もって対応することができること。 7 優先交渉権者決定までの手続き及びスケジュール ※各期間の事務取扱については、沖縄県の休日を定める条例(平成3年沖縄県条例第15 号)第1条に規定する県の休日を除き、時間帯は午前9時から午後5時までとする。 ⑴ 応募に係る各種様式、仕様書等の配布 ① 配布期間 平成27年4月17日(金)から同年4月24日(金)まで ② 配布場所 沖縄県企画部総合情報政策課ホームページにて掲載する。なお、仕様書について は沖縄県企画部総合情報政策課内で配布する。 ⑵ 公募説明会 当該委託業務の調達に関する説明会を次のとおり開催する。 説明会への参加は、前日の午後5時までに沖縄県電子申請システムにより申込みを 行うこと。 ① 日時 平成27年4月24日(金)午後2時から ② 場所 沖縄県庁14階 ⑶ OA研修室 参加表明書の提出及び参加資格の審査 ①参加表明書の作成について ア イ 提出書類 (ア) 参加表明書(様式(プ要第1号))及び企業概要票(様式(プ要第2号)) (イ) 同種の業務等の実績調書(様式(プ要第3号)) (ウ) 主たる技術者の経歴書(様式(プ要第4号)) (エ) コンソーシアム構成書(様式(プ要第5号))※コンソーシアムの場合のみ (オ) 委任状(様式(プ要第6号))※コンソーシアムの場合のみ (カ) 商業登記簿謄本(原本) (キ) 最近2事業年度の決算書 (ク) ISMSまたはPマークの取得が証明できるもの 提出部数 2部(正1部、副(正のコピー)1部) ウ 提出方法 持参又は郵送により提出すること。郵送の場合にあっては、到着確認が可能な手 - 3 - 段をとるものとし、提出期限内に到達するようにすること。 エ 提出場所 沖縄県企画部総合情報政策課番号制度推進班 〒900-8570 那覇市泉崎1-2-2(沖縄県庁14階) 電話番号098-866-2036 オ FAX番号098-867-2998 提出期限 平成27年5月12日(火) 午後5時まで(必着) 提出物の再提出は、上記期限内に限り認める。なお、提出書類の部分的な差替え は認めない。 ② 参加表明書等に関する質問 ア 質問書の提出方法 質問書については、沖縄県電子申請システム(様式(プ要第7号))により提出 すること。 イ 提出期限 平成27年5月11日(月) ウ 午後5時まで(必着) 回答方法 期限までの全ての質問事項について平成27年5月12日(火)までに、沖縄県企画 部総合情報政策課ホームページにて掲載する。 ③ 参加資格の認定 ア 資格審査結果の通知 参加表明書及び附属書類により、参加資格の認定を行い、その結果を平成27年5 月18日(予定)までに参加表明者に電子メールにより通知する。 イ 非認定理由に関する事項 ①により非認定の通知を受けた者は、通知を受けた日の翌日から起算して7日( 休 日を除く)以内に、契約担当者に書面により非認定理由について説明を求めること ができる。 ウ 非認定理由の説明に関する回答 契約担当者は、②の非認定理由の説明を求められたときは、説明を求めることが できる最終日の翌日から起算して10日以内(休日を除く)に書面により回答する。 ⑷ 企画提案書の提出 ① 企画提案書の提出方法 ア 作成方法 企画提案書作成要領に従って作成すること。 イ 提出方法 持参又は郵送により提出すること。郵送の場合にあっては、到着確認が可能な手 段をとるものとし、提出期限内に到達するようにすること。 ウ 提出部数 12部(正1部、副(正のコピー)11部)及び電子媒体1部 エ 提出場所 - 4 - 沖縄県企画部総合情報政策課番号制度推進班 〒900-8570 那覇市泉崎1-2-2(沖縄県庁14階) 電話番号098-866-2036 オ 提出期限 平成27年5月22日(金) カ FAX番号098-867-2998 正午まで(必着) 企画提案書の再提出 企画提案書の再提出は、上記期限内に限り認める。なお、企画提案書の部分的な 差替えは認めない キ 企画提案書等の取下げ 提案書等を取下げる場合は、取下げ願い書(様式任意)を提出するものとする。 なお、取下げ願い書の提出があった場合でも、提出された書類は返却しない。 ⑸ 優先交渉権者の選定 ① 選定方法 審査は、選定委員会において、優先交渉権者を選定する。 なお、提案者の審査(書類審査)に加え、提案内容のプレゼンテーション及び提案 内容についてのヒアリング(質疑)による審査を実施する。その日程等は概ね以下の とおりとし、詳細は提案書等の提出期限後に別途通知する。 ア 日 時:平成27年5月27日(水) イ 場 所:沖縄県庁舎内 ウ 時 間:参加者1者あたりの説明時間は20分から30分程度を予定 エ その他:(ア) (イ) 審査会場の入室は3名までとする。 プレゼンテーションの内容は、提出した企画提案書等の内容とし、 追加提案の説明や追加資料の配付は認めない。プロジェクター、スク リーンは県で用意する。パソコン等については参加者で用意すること (ウ) ② 正当な理由なく、審査に参加しなかった者の提案は無効とする。 結果の通知 優先交渉権者の選定は、平成27年5月下旬までに行い、全ての提案者に対し、書面 にて選定順位を通知する。なお、結果の通知は優先交渉権者選定後、概ね10日程度を 予定する。 評価の内容、審査の経過については公表しない。また個別の問合せには応じない。 ③ 審査対象外とする提案書 次のアからエのいずれかに該当する提案書は審査の対象から除外する。 ア プロポーザルへの参加資格がない者からの提出された企画提案書 イ 同一の提案者から提出された内容の異なる複数の企画提案書 ウ 上記5に示した経費限度額を上回る提案をした企画提案書 エ 定められた提出方法、提出場所、提出期限等に適合しない企画提案書 - 5 - 8 委託契約 ⑴ 契約の対象者 本事業に係る委託契約は、選定された優先交渉権者と沖縄県との間で、契約内容の 協議を行い、契約を締結する。ただし、採択条件として企画提案書における事業計画、 事業実施体制等及び積算の見直しを求めることがあり、沖縄県と優先交渉権者との間 で、委託に関して必要な協議が合意に至らなかった場合は、次点者と協議の上、契約 を締結する場合がある。なお、提出のあったいずれの企画内容も妥当でないと判断し た場合は、再公募を行うことがある。 また、コンソーシアムの場合は契約時に各構成員間で協定締結し、その協定書を契 約書に添付することとする。この場合の協定書の内容には以下の項目を含むものとす る。 ⑵ ① 目的 ② 名称 ③ 構成員の住所及び名称 ④ 代表企業及び代表者 ⑤ 代表者の権限 ⑥ 構成員の連帯責任 ⑦ 取引金融機関 ⑧ 構成員の個別責任 ⑨ 瑕疵担保責任 ⑩ 協議事項等 契約締結予定時期 平成27年6月上旬 ⑶ 契約金額 契約金額は、価格提案書に記載された金額に当該金額の100分の8を加算した額( 当 該金額に1円未満の端数があるときは、その端数金額を切捨てた金額)を基に沖縄県 と優先交渉権者の間で協議の上決定する。 ⑷ 契約保証金 契約を締結しようとする者は、沖縄県財務規則第101条の定めるところにより、契 約保証金を納めなければならない。ただし、沖縄県財務規則第101条第2項第1号か ら第3号に該当するときは免除することができる。 9 留意事項 ⑴ 本委託業務のプロポーザルに係る手続きにおいて使用する言語及び通貨は日本語及 び日本国通貨とする。 ⑵ 提出書類等の作成、その他質疑やプレゼンテーションへの出席等に要する費用は、 提案者の負担とする。また、提出書類等は返却しない。 ⑶ 提出書類、審査内容、審査経過については公表しない。 ⑷ 委託期間中及び委託期間終了後の検査等において、委託業務の実施に関し経費の虚 偽申告及び過大請求などによる不正受給又は事業内容で盗用といった不正行為等が発 - 6 - 見された場合、県は委託先に対し、委託費の一部若しくは全部の返還、新規契約の停 止、委託先名及び不正内容の公表、刑事告訴等の厳しい措置をとる場合がある。 ⑸ 本委託業務の事務処理については、委託契約書の定めるものの他、別添「委託業務 経理処理手引き」により行うものとする。 ⑹ 本プロポーザルについては、本業務に係る国庫補助金の交付決定を前提とした準備 手続きであり、交付決定後に効力を生じるものである。したがって、本業務に係る補 助金の交付決定がなされなかった場合は、契約を締結しないことがあるほか、交付決 定額に変更があった場合は、交付決定額の範囲内で契約を締結することがある。 - 7 -
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