図書館の管理運営についての比較事項・ポイント 資料 6

図書館の管理運営についての比較事項・ポイント
比較事項
直営
受託主体
法的性格
-
直
業務委託
限定なし
営
資料 6-3
指定管理者制度
法人その他団体(民間
企業も可能)法人格は
必要でないが、個人は
不可である。
「管理代行」指定(行
「私法上の契約関係」
政処分の一種)により
契約に基づく個別の
公施設の管理権限を
事務または業務の執
指定を受けた者に委
行の委託である。
任するものである。
公施設の
管理権限
設置者の市が有する。 設置者の市が有する。 指定管理者が有する。
施設の
使用許可
市が行う。
市が行う。
指定管理者が行う。
利用条件
の設定
市が行う。
市が行う。
条例で定めるため指
定管理者はできない。
決
定
議会の議決不要であ 議会の議決不要であ 議会の議決が必要で
る。
る。
ある。
図書館の管理運営についての検討のポイント
・図書館についての目的や方向性、管理の基準を明確にする必要がある。図書館
の役割は何か。
・図書館の管理運営についての主導権は市が持っていなければならない。そのた
めには、認識・能力を高め創意工夫が必要である。
・図書館は専門的なサービスを行う。そのため司書の確保と育成及び適正な処遇
に努め、サービスの質及び継続性の確保が必要である。
・サービス向上や創意工夫の意欲が沸くような仕組みを設ける必要がある。
・経費縮減により雇用形態の柔軟性を失いサービス低下になることがないように
する必要がある。
・分館の管理運営も含めて十分な検討が必要である。