いわき市震災メモリアル事業に関する調査・検討業務委託に係る 公募型

いわき市震災メモリアル事業に関する調査・検討業務委託に係る
公募型プロポーザル実施要領
1.目的
東日本大震災により被災した市内の構造物等を保存・利活用し、震災の記憶や教訓を風化さ
せることなく確実に後世に伝えていくことを目的に、市内各地区における自発的な関連活動
を含めた市全体としての「震災メモリアルネットワーク」を構築する観点に立ち、ハード及
びソフトの各施策を一体的に展開するための調査や検討を行うことから、業務内容について
の専門性や経験、提案内容の独自性等を有する事業者を委託先として選定するため、公募型
プロポーザルを実施するものである。
2.業務委託の内容
(1) 業務名
いわき市震災メモリアル事業に関する調査・検討業務
(2) 業務内容
[別紙1]「いわき市震災メモリアル事業に関する調査・検討業務委託仕様書」のとおり
(3) 業務期間
契約締結日から平成 28 年 3 月 31 日(木)まで
(4) 委託料上限額
19,720 千円(消費税及び地方消費税を含む)
3.参加資格
プロポーザルへの参加資格を有する者は、次の各号の要件を全て満たす者とする。
(1) 平成 27 年度いわき市入札参加有資格者名簿に登録してある者であること。
(2) 地方自治法施行令(昭和 22 年政令第 16 号)第 167 条の4の規定に該当する者で
ないこと。
(3) 団体の構成員の中に、いわき市暴力団排除条例(平成 24 年いわき市条例第 41 号)
第2条に規定する暴力団又は社会的非難関係者に該当する者が含まれないこと。
(4) 公募開始日から契約締結日までの間に、いわき市工事等に係る指名競争入札参加者の
資格審査及び指名等基準に関する要綱(昭和 52 年3月 28 日制定)に基づく入札参加
者選定基準による指名排除措置を受けていない者及び指名停止基準による指名停止を
受けていない者であること。
(5) 平成 17 年度以後に受託した業務において、展示面積 1,000 ㎡以上の国又は地方自
治体等が発注する人文系展示施設の調査、構想、基本計画、展示設計業務の受託実績を
元請で有する者であること。
(6) 会社更生法(平成 14 年法律第 154 号)及び民事再生法(平成 11 年法律第 225
号)に基づき、更生手続き開始の申立てがなされている者でないこと。
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4.委託候補者選定までの実施手順
内容
期間等
■プロポーザル募集開始日
〔プロポーザル実施要領・仕様書等の公表〕
平成 27 年 4 月 17 日(金)
■質問書・参加意思表明書・提案書類 受付開始
■質問書 提出期限
平成 27 年 4 月 24 日(金) 正午
■質問書 回答
平成 27 年 4 月 27 日(月)
■提案書類 提出期限
平成 27 年 5 月 11 日(月) 午後 5 時
■書類審査(第一次審査)
平成 27 年 5 月 13 日(水)
■選考審査会(第二次審査)
〔業者プレゼンテーション等・業務委託候補者選定〕
平成 27 年 5 月 19 日(火)
■業務委託候補者選定結果 通知
平成 27 年 5 月 20 日(水)
■契約締結
平成 27 年 5 月 25 日(月) 予定
5.実施要領等に関する質問の受付及び回答
本プロポーザル実施要領等に関する質問等は、
【様式1】
「質問書」に記入の上、次のとおり
受け付けることとする。
(口頭による質問は一切受け付けない。
)
(1) 提出方法
電子メールにより提出すること(ただし、電子メールにより難い場合は、FAX も可とす
る。なお、提出に際しては、電話にて必ず受信確認を行うこと。)
。
また、電子メールの件名は「いわき市震災メモリアル事業に関する質問(業者名)」と入
力すること。
(2) 提出期限
平成 27 年 4 月 17 日(金)から平成 27 年 4 月 24 日(金)正午まで
(3) 提出先
「11.問合せ及び書類提出先」のとおり
(4) 質問に対する回答
質問に対する回答は、競争上の地位その他正当な利益を害するおそれのあるものを除き、
市公式ホームページに掲載する。なお、質問の回答については、この要領の追加、補足
又は訂正とみなすこととする。
6.参加申込方法
本プロポーザルに参加する場合は、提出期限までに、
【様式2】「プロポーザル参加意思表
明書」及び(3)の提案書類を持参又は郵送で提出すること。
なお、参加意思を表明した者であっても参加資格を満たしていないことが判明した場合に
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は、本プロポーザルに参加することが出来ないものする。
(1) 提出期限
平成 27 年 5 月 11 日(月)午後 5 時まで(当日必着)
(2) 提案書類及び提案書類電子データ提出部数
① 提案書類
12 部
② 電子データ PDF 化のうえ、CD-R にて 1 枚
(3) 提案書類内容
任意様式の提案書類については、A4 判(縦・横問わず)で作成する。
ただし、提案内容説明上 A3 判とした方が提案しやすい場合は、A3 判横の使用を可と
する。
① 会社概要書【様式3】
様式内の項目に従って記載すること。
② 主要業務実績【様式4】
平成 17 年度以後に受託した展示面積 1,000 ㎡以上の人文系展示施設又は施工業務
を記載すること。また、記載する業務は 5 件までとし、国公立施設の展示設計業務を
優先して記載すること。
③ 業務推進体制書【様式5】
様式内の項目に従って記載すること。
④ 提案書[任意様式(5 枚以内。ただし A3 判横を使用する場合は 2 枚以内)]
次の 4 項目に留意し、提案すること。
ア 業務にあたっての基本方針や展開例、また本事業に係るアイデアや提案等につ
いて記載する。
イ
文章による表現を原則とし、基本的な考え方を簡素に記述する。
ウ
視覚的表現は、文章を補完するうえで必要な範囲においてのみ認める。
エ
具体的な設計図、模型、透視図、パースの使用は認めない。
⑤ 業務実施計画[任意様式]
本業務に係る作業計画、作業内容、作業スケジュール等について記載すること。
⑥ 参考見積書[任意様式]
本事業に係る費用が適切に見積られていることを確認するためのものであり、提示した
金額を上限とする。
※ 上記①~⑥の書類に、任意の表紙をつけ、ホチキス止めやファイル等でまとめて提出
すること。
(4) 提出方法
持参又は郵送(当日必着)
(5) 提出先
「11.問合せ及び書類提出先」のとおり
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(6) その他
提案書類が、次のいずれかの条件に該当する場合は、無効とすることがある。
① 提出方法、提出先、提出期限に適合しないもの。
② 指定する様式及び記載上の留意事項に示された条件に適合しないもの。
③ 記載すべき事項の全部又は一部が記載されていないもの。
④ 記載すべき事項以外の内容が記載されているもの。
⑤ 許容された表現方法以外の表現方法が用いられているもの。
7.業務委託候補者の選定方法
(1) 審査方法
① 書類審査(第一次審査)
提案書類により、参加資格等について書類審査を行い、第一次審査通過者を選定する。
② 選考審査会(第二次審査)
第一次審査通過者によるプレゼンテーション及び質疑応答により第二次審査を行う。
なお、当日のプレゼンテーションの順番は、提案書類の届け出の遅い業者から行うこと
とする。
(2) 選定方法
審査項目ごとに評価し、評価点数が最も高い提案者を委託事業の最優先委託候補者とし
て選定する。
なお、評価点数が最も高い提案者が複数ある場合は、選考審査会で協議のうえ 1 提案
者を選定する。また、最優先委託候補者との契約が成立しなかった際には、次点の提案
者と協議を行う。
※ 提案者が1者の場合でも当該企画競争は成立するものとするが、当該提案者から提出さ
れた提案書類について、審査基準に基づき審査を行い、その結果、最低基準点(評価配
点の上限点(満点)に審査員数を乗じた評価配点合計の 60%)以上の点数を得られなか
った場合は、業務委託候補者として選定しない。
(3) 選考審査会(第二次審査)の開催
① 日程及び場所
・平成 27 年 5 月 19 日(火)午後 1 時 30 分~
・いわき市生涯学習プラザ 大会議室1
住所:〒970-8026 福島県いわき市平字一町目 1 ティーワンビル(4階)
② 審査体制
本市職員により構成する「いわき市震災メモリアル事業に関する調査・検討業務委託業
者選考審査会(以下「選考審査会」という。)」が行う。
③ 開催方法
ア
提案者の選考審査会への出席は 3 名以内とする。
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イ
選考審査会の内容は、提案書類の説明(プレゼンテーション)とし、それに基づく審
査員からの質疑応答とする。
ウ
1提案者あたり 30 分の持ち時間とし、プレゼンテーションが 20 分以内、その後の
質疑応答については 10 分以内として実施する。
エ
説明に際して用いることができる資料は、提案書類以外にマイクロソフト・パワーポ
イント等のプレゼンテーションソフトを利用することも可とするが、次の条件を満た
すこととする。
・ パワーポイント等で作成する資料は、提案書類の内容を基本とし、提案書類に記載の
ないものを盛り込むことはできない。
(提案書に記載のないものについて説明があった
場合は、当該説明部分については審査の対象外とする。
)
・ 選考審査会当日に、説明で用いるパワーポイント等のスライドを印刷した資料を 12
部提出すること。
・ プレゼンテーションで用いるパソコンは提案者側で準備すること。
また、プロジェクター、スクリーン及び接続用ケーブルについては市で用意するが、
持ち込むパソコン等の機器との確実な接続が保証できないことから、映写の確実性を
求める場合は、提案者側で必要な備品等を持参すること。
(4) 審査結果
審査結果は、参加者全てに書面にて通知する。なお、電話等による問い合わせには応じな
い。
8.失格事項
参加者が次のいずれかに該当すると市が判断した場合は、失格とする。
(1) 参加資格要件を満たさない場合
(2) 本要領を遵守しない場合
(3) 提案書類等に虚偽の内容が記載されている場合
(4) 審査結果に影響を与える工作など、不正行為が行われた場合
(5) 会社更生法及び民事再生法の適用を申請するなど、契約の履行が困難と認められる場合
(6) その他本要領に違反すると認められる場合
9.契約締結
選考審査会が業務委託候補者として選定した者と契約手続きを行う。
なお、具体的な契約内容及び委託金額は、市と協議したうえで決定し、地方自治法施行令
第 167 条の2第1項第2号の規定に基づく随意契約により、本業務の委託契約を締結する。
10.その他の留意事項
(1) 本プロポーザルに係る費用は、すべて参加者の負担とする。
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(2) 提案書類提出後の内容修正又は変更は認めない。ただし、やむを得ない理由により修正
又は変更が生じた場合、市が承諾したものについては、この限りではない。
(3) 提案書類等の返却は行わない。また、必要に応じて補足資料等を求める場合がある。
(4) 提案書類等に記載された情報は、本業務以外の用途には使用しない。
(5) 参加申込後に辞退する場合は、参加申込辞退書(任意様式)を提出すること。
(6) 委託契約の締結にあたり、業務委託候補者と協議を行い、必要に応じて仕様書の修正、
追加等を行う場合がある。
(7) 受託者は、業務の全部を一括して第三者に委任又は請け負わせることはできない。
11.問合せ及び書類提出先
〒970-8686 いわき市平字梅本 21 番地(いわき市役所1階)
いわき市行政経営部 秘書室 ふるさと再生課 被災者支援グループ
電話:0246-22-7437(直通)
FAX:0246-22-7468
E メール:[email protected]
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