気仙沼市創造的産業復興支援事業費補助金事業者募集について

記者会見資料
平成27年4月17日
産業部産業再生戦略課
鈴木,梅内,菅原
(内線528)
気仙沼市創造的産業復興支援事業費補助金事業者募集について
市では,地方創生に向けた起業支援や新商品開発,販路開拓事業のひとつとして,雇用の創出に資す
る新規創業や地域資源などを活用する新たな事業展開を行う事業者に対し,その費用の一部を補助する
ため,以下により事業者を募集します。
なお,平成24年度にも同様の募集を行い10件を採択しており,いずれの事業者も現在当該事業を
展開しています。
(裏面参照)
1
補助対象者事業者
気仙沼市内において新規起業又は地域資源等を活用し新商品開発,販路開拓など新たな事業展開を行
う法人若しくは個人で,次のすべてに該当する方。
(1)中小企業信用保険法(昭和25年法律第264号)第2条第1項第1号及び第1号の2に規
定する方(宮城県信用保証協会の保証対象外業種を除く)
(2)市税に未納がない方
(3)この要綱による補助金を受けようとする事業に対し,国,県又は市の他の補助金の交付を受け
ない者
2
補助対象事業の実施期間
補助金交付決定(平成27年5月下旬を予定)から平成28年3月31日まで
3
補助対象経費
新規起業又は地域資源等を活用し新商品開発,販路開拓など新たな事業展開に要する次の経費。
ただし,交付決定通知を受けた日以後に発生するものに限る。
謝金
専門家謝金
旅費
専門家旅費 一般旅費
直接経費
設備費
料
機械装置
印刷製本費
工具器具費 構築物費(敷地整備費を除く。) 会議費 会場借
資料購入費
通信運搬費
広告宣伝費
消耗品費
雑役務費
会
場整備費 借損料 仕入・景品費 原材料費 デザイン料 インターネット関連費
委託費
調査・分析委託費 作業委託費
※消費税及び地方消費税に相当する額を除く
4 補
助
率
5 補助限度額
3/4以内
1事業者につき 上限1,000万円
下限
6
予
算
額
7 応 募 書 類
100万円
3,000万円
(1)創造的産業復興支援事業費補助金交付申請書
(2)事業計画書
(3)収支予算書
(4)市税の納税証明書
8 募 集 期 間
平成27年4月20日(月)~平成27年5月18日(月)
9 そ
補助金交付事業者の選考は,
「補助金交付事業者選考委員会」で行います。また,
の
他
事業実施期間中に,進捗について中間報告をお願いする場合があります。
10 応募・問い合わせ先
市産業再生戦略課(ワンテン庁舎1階)
電話 0226-22-6600(内線 528)
参考:平成24年度補助事業者の状況
№
事業実施者名
1 移動販売丸功魚店
2 株式会社カネダイ
3 気仙沼もうかの星本舗
4 虹の森
事 業 名
移動販売 丸功魚店
事 業 状 況
平成25年1月10日より店舗販売及び巡回移動販売については計画通り実施しており、順調に事業を進め
ている。仮設入居の高齢者等への利便性等が向上していると自負している。また,当初は地元水揚げの
魚介類及び水産加工品を取り扱っていたが、利用者からの要望を受け、少しずつではあるが、惣菜も扱
うようになった。現在、アルバイトを1名雇用しており,今後の事業展開次第で雇用創出に繋げる。
弊社オンリーワン食材「まるズワイ
平成25年2月に,約15か所で販売を実施。全国的なPR活動を展開し,注目度も上がり,マスコミへの出演
ガニ」と気仙沼地域資源との融合に
多数。当初、復興商店街に店舗を出していたが、現在は海の市に店舗を移して販売を行っている。今後
よる雇用の創出と気仙沼市並びに
も首都圏を中心に販路拡大を図っていく。
宮城県の新しい名産品の創造
気仙沼ならではの食材,もうかサメの心臓・メカジキの背ビレ下部を材料とし,お弁当,加工品,冷凍品な
もうかの星(気仙沼港水揚げ)生鮮 どを製造委託販売を行った他,インターネット上販売も実施。気仙沼の特産品,高級食材としてもうかサメ
の心臓(=もうかの星),メカジキのハモニカを気仙沼以外にも認知させることができた。希少な部位を取
及び調理品製造販売事業
り扱うため手作りにこだわっている。今後、新商品を開発し、首都圏への販路拡大を図りたい。
気仙沼産のさんまやほや,かき,わかめ,フカヒレなどを使ったベーグルや焼き菓子を開発し販売。その
海産物を使った焼き菓子とベーグ 他の商品開発も継続しており、順調に事業を進めている。当初30代女性をメインターゲットとしていた
が,20代後半から60代女性まで幅広い層が利用している。多くの地元の人や観光客が訪れており、通
ル製造販売
信販売についても現在準備中。
インターネットによる集客支援を実施。自然検索した際に上位に表示するSEOやリスティング広告等の運
用、集客を行う前のWebサイトのアクセス解析を受託し、売上を上げている。成果が見えやすくまた計測
可能な施策を中心に行っており、気仙沼を中心とした三陸地方のプレスリリースサイト
http://www.sanriku-press.jpを作成。同サイトの運用を地元雇用へ繋げていく。
5 株式会社スタビライザー
インターネットによる集客支援・雇
用創出
6 岩手佳代子
フカコラーゲン使用美容食品「フカコラ美人」の商品開発に成功。サメの軟骨を使用した健康保全食品の
気仙沼から“キレイ”を発信!「フカ
開発に着手,商品ラインナップの拡充により、順調に事業を展開。今後、百貨店「高島屋」や「藤崎」での
コラ美人」プロジェクト
販売を予定。今後は,台湾等の海外での事業展開も検討している。
気仙沼の木を使おう!薪ボイラー
7 気仙沼地域エネルギー開発株式会社
並びに薪燃料利用推進事業
木質バイオマスの利活用という,これまでにない新規事業にチャレンジし,薪ストーブの販売やリースを
行うとともに,薪燃料を製造,乾燥のうえ販売している。これまで未利用であった間伐材や端材を燃料とし
て活用するという供給体制と需要創出の基盤作りができ,雇用も5名創出しているほか,間接的な効果と
して個人林業者の所得向上や本事業に従事を希望するIターン者が出てきている。
震災復興に必要な地域の情報発信の手段として,“気仙沼帆布のブランド化”,“気仙沼食材のスモーク
気仙沼市新物産品創出事業 企画 商品”のプロジェクトを展開。“気仙沼帆布のブランド化”は,㈱ベネッセコーポレーションとのコラボ商品の
8 GANBAARE株式会社
製作・販売,仙台エアポートサービス㈱,東急ハンズへの納入,日本郵便のギフトの製作・販売を実施し
製造販売
た。今後も事業を継続し、気仙沼地域の活性化と雇用創出を図る。
予想以上の全国的な支持を得ることができており,ネット販売と卸を中心に事業を展開。現在の雇用状
梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ株式 梅村マルティナ気仙沼FSアトリエ株
9
況は、正社員とパート合わせて10名。ネット販売での売上が比重的に大きいが、編み物セミナーを定期
会社
式会社
的に開催するなどして、新しい顧客獲得に力を入れたい。
シーカヤックを入り口に、農業体験などの体験型観光事業を展開。体験者へは気仙沼の普段見慣れない
場所からの観光で感激していただいた。ツアー予約も年々増加傾向にある他,リピーター増加にも繋がっ
10 千葉 正樹
ラグーンガイドツアーズ
てきている。また,体験者には気仙沼の物産販売も行っており,物産拡販にも繋がっている。今後はガイ
ドの数を増やし多くの人に楽しんでいただく体制にしたい。