税理士法人 ツチダ会計

【相続税の大改正】
①基礎控除額の引き下げ
基礎控除 … 相続税の計算上、遺産総額から差し引ける金額です。遺産総額が基礎控
除額以下であれば、相続税はかかりません。
【生命保険加入による効果】
相続及び税金対策として、生命保険を活用される方も多くいらっしゃいます。生命保険
により期待出来る効果は次の通りです。
①相続税対策
【現行】 5,000万円 +
1,000万円 × 法定相続人の数
【改正】 3,000万円 +
600万円 × 法定相続人の数
相続税の計算上、死亡保険金は、
500万円 × 法定相続人の数 まで 非課税とされます。
例えば、相続人が配偶者と子2人の計3人の場合は、1,500万円までは死亡保
険金が給付されても計算上は0円となります。
②税率の引き上げ
現行では課税遺産額を6段階に分けて税率が設定されていますが、改正後は8段階
になり、最高税率は50%から55%に引き上がります。
平成27年1月1日以降の相続より課税対象者の拡大と納税額の増加が見込まれま
す。尚、財務省の試算では、亡くなった人のうち相続税のかかる人の割合が現状4%
のところ、改正後は1.5倍にあたる6%になると予想しています。
※平成25年12月現在の内容です。
仮に同じ金額の相続財産でも、預貯金としてではなく、死亡保険金として受け取る
ことで、相続税の負担は大きく変わります。
②納税資金の確保
相続税は原則、現金納付になります。遺産の多くを不動産が占め、現預金が少ないよ
うな場合は相続人固有の現預金がない限り、納税資金を捻出する為に不動産を売却しな
ければならない可能性もあります。
将来発生し得る相続税の納税資金を生命保険により準備しておけば、いざ、相続が発
生した場合でも残された遺族が頭を悩ませることはありません。
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「先ずは相続財産の現状を把握したい」という方は、当社がご提案する
【簡易相続税シミュレーション】を是非ご利用下さい。
③争続の回避
生命保険は生前に保険金と受取人を指定出来ますので、遺言によく似ています。生前
に「相続」が「争続」とならないように、配慮することが出来ます。
①相続財産の把握が出来ます。
財産がどのくらいあるのかを生前に把握することが出来ます。相続が発生し、ご遺
族が財産を調査する際に役立ちます。
生命保険において「一時払終身保険」というものがあります。
(別紙参照)これらの問題
を未然に防ぐ為にも、是非ご検討下さい。尚、加入するにあたり、一定の条件もございま
すので、ご注意下さい。
」
②相続税発生の有無と税額が把握出来ます。
相続税がかかるのか、また、かかるとすればどのくらいの納付税額になるのかを生
前に把握することが出来ます。
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税理士法人
ツチダ会計
代表社員:土田 茂博
③早期に生前対策を打つことが出来ます。
相続に関する悩みや抱えている問題は、そのご家庭により異なるものです。相続財
産の種類や相続税発生の有無、家族構成等に基づき、そのご家庭の事情に見合った対
策を打つことが出来ます。
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