開催趣意書 - kek

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2011 年 7月
KEK サマーチャレンジ物質・生命コース開催にあたって
北海道大学触媒化学研究センター教授朝倉清高
東京大学大学院工学系研究科教授
尾嶋正治
九州大学先導物質化学研究所教授
高原淳 京都大学大学院理学研究科教授
三木邦夫
KEK 物質構造科学研究所教授 足立伸一
KEK 物質構造科学研究所准教授
五十嵐教之
KEK 物質構造科学研究所教授 伊藤健二
KEK 物質構造科学研究所准教授
中尾裕則
素粒子・原子核の研究分野では、我が国の将来を担う若者、特に大学生を対象と
した KEK サマーチャレンジ(KEK-SC)を 2007 年から毎年 8 月後半にコミュニティ
ーを挙げて実施しています。演習主体の 9 日間のサマースクールで、学生は数名毎
の約 10 の演習グループに分かれ、大学・KEK スタッフおよび大学院生(TA)による
指導を受けながら、装置の組み立て、実験、データ整理、発表会、レポート作成な
どを行います。そのほか、講義、見学、交流など様々なプログラムが盛り込まれて
います。これまでの KEK-SC の修了生のほとんどが、その後理工系の大学院に進学
しており、第 1 回、2回に参加した学生が、1昨年、昨年には TA として KEK-SC に
戻ってきて後輩学生の指導を行っている例もあると聞いています。このように、素
粒子・原子核の研究分野では KEK-SC の若手の研究者育成という成果が着実に上が
っています。
物質科学・生命科学の研究分野でも、若手を育てることは重要な課題です。高エ
ネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所(IMSS)では、大学共同利用
機関として、大型加速器から得られる放射光、中性子、ミュオン、低速陽電子を用
いた物質科学、生命科学の研究を推進しています。最近の物質科学、生命科学の研
究分野の発展における、これら4つのツールの役割はますます大きくなっており、
最近の大きな研究成果のほとんどが何らかの形で大型研究施設を活用していると
言っても過言ではありません。米国や EU など世界各国では基礎科学のみならず応
用研究にとっても重要であるとの認識で積極的に計画を推進しており、日本学術会
議も 2010 年 3 月に「学術の大型施設計画・大規模研究計画」という提言をしてい
ます。大学で勉学研鑚を積む学生、特に理工系学部に進学した大学生が進路を決め
る前に、例えば KEK の巨大加速器を利用した研究施設に触れて感動し、また世界一
流の物質科学・生命科学研究の存在を知ってわくわくすることは極めて意義深いと
考えています。こうした背景から大学および IMSS スタッフが協力できる若手育成
プログラムとして、昨年(2010 年)初めて、この KEK-SC に参画することとなりま
した。素粒子・原子核関連および物質・生命関連コミュニティーの強力なサポート
のもと、物質・生命コースを無事遂行することができました。6 日間の短縮コース
でしたが、参加した学生の KEK-SC における真摯な姿勢、修了式での満足な表情か
ら、大学および IMSS スタッフは KEK-SC に大いなる手ごたえを感じることができま
した。その結果、2011 年以降も物質・生命コースを継続的に開催して行くこととな
りました。2011 年から、素粒子・原子核コースと同じく、9 日間行うとともに、昨
年は断念した量子ビームを使った演習を取り入れていくこととなりました。具体的
には、8 月末の 9 日間は、量子ビームを使用しない演習および講義を中心に実施し
て、秋に 2 日程度の量子ビームを使った実習を行うことで、KEK ならではの最先端
の研究を体験できるプログラム構成としました。
最後に、ここで提案している KEK-SC の物質・生命コースが有効な若手育成プロ
グラムとして定着していくことを強く期待します。