PDF のダウンロード - CA Support

CA Network Flow Analysis
リリース ノート
リリース 9.2.0
このドキュメント(組み込みヘルプ システムおよび電子的に配布される資料を含む、以下「本ドキュメント」)は、
お客様への情報提供のみを目的としたもので、日本 CA 株式会社(以下「CA」)により随時、変更または撤回される
ことがあります。
CA の事前の書面による承諾を受けずに本ドキュメントの全部または一部を複写、譲渡、開示、変更、複本することは
できません。 本ドキュメントは、CA が知的財産権を有する機密情報です。ユーザは本ドキュメントを開示したり、
(i)本ドキュメントが関係する CA ソフトウェアの使用について CA とユーザとの間で別途締結される契約または (ii)
CA とユーザとの間で別途締結される機密保持契約により許可された目的以外に、本ドキュメントを使用することはで
きません。
上記にかかわらず、本ドキュメントで言及されている CA ソフトウェア製品のライセンスを受けたユーザは、社内で
ユーザおよび従業員が使用する場合に限り、当該ソフトウェアに関連する本ドキュメントのコピーを妥当な部数だけ
作成できます。ただし CA のすべての著作権表示およびその説明を当該複製に添付することを条件とします。
本ドキュメントを印刷するまたはコピーを作成する上記の権利は、当該ソフトウェアのライセンスが完全に有効と
なっている期間内に限定されます。 いかなる理由であれ、上記のライセンスが終了した場合には、お客様は本ドキュ
メントの全部または一部と、それらを複製したコピーのすべてを破棄したことを、CA に文書で証明する責任を負いま
す。
準拠法により認められる限り、CA は本ドキュメントを現状有姿のまま提供し、商品性、特定の使用目的に対する適合
性、他者の権利に対して侵害のないことについて、黙示の保証も含めいかなる保証もしません。 また、本ドキュメン
トの使用に起因して、逸失利益、投資損失、業務の中断、営業権の喪失、情報の喪失等、いかなる損害(直接損害か
間接損害かを問いません)が発生しても、CA はお客様または第三者に対し責任を負いません。CA がかかる損害の発
生の可能性について事前に明示に通告されていた場合も同様とします。
本ドキュメントで参照されているすべてのソフトウェア製品の使用には、該当するライセンス契約が適用され、当該
ライセンス契約はこの通知の条件によっていかなる変更も行われません。
本ドキュメントの制作者は CA です。
「制限された権利」のもとでの提供:アメリカ合衆国政府が使用、複製、開示する場合は、FAR Sections 12.212、52.227-14
及び 52.227-19(c)(1)及び(2)、ならびに DFARS Section252.227-7014(b)(3) または、これらの後継の条項に規定される該当
する制限に従うものとします。
Copyright © 2013 CA. All rights reserved. 本書に記載された全ての製品名、サービス名、商号およびロゴは各社のそれぞ
れの商標またはサービスマークです。
CA への連絡先
テクニカル サポートの詳細については、弊社テクニカル サポートの Web
サイト(http://www.ca.com/jp/support/)をご覧ください。
目次
第 1 章: はじめに
7
製品ドキュメント ...................................................................................................................................................... 8
サードパーティ ソフトウェアに関する通知と使用許諾契約 ............................................................................. 8
第 2 章: システム要件
9
展開オプション .......................................................................................................................................................... 9
アップグレードがサポートされているソフトウェア バージョン.................................................................... 10
Windows システム要件および推奨事項 ................................................................................................................ 11
Linux システム要件および推奨事項 ....................................................................................................................... 13
言語サポート ............................................................................................................................................................ 15
第 3 章: 新機能と拡張機能
17
アップグレードのサポート .................................................................................................................................... 17
コンソールでの NBAR2 アプリケーション マッピングの設定 .......................................................................... 18
アプリケーション マッピング ルールのインポート .......................................................................................... 19
NBAR2 通信セッション レポート ........................................................................................................................... 20
アプリケーション レスポンス時間レポート ....................................................................................................... 21
WAAS セグメント レポート .................................................................................................................................... 22
第 4 章: 既知の問題に関する情報の検索
25
目次 5
第 1 章: はじめに
CA Network Flow Analysis 9.2.0 へようこそ。CA Network Flow Analysis ソフト
ウェアをインストールまたはアップグレードする前に、これらの注意事項
を確認します。
このドキュメントには、以下のトピックを含む重要な情報が記載されてい
ます。
■
製品マニュアルの入手方法
■
システムの仕様
■
展開オプション
■
ソフトウェア バージョン互換性
■
新しい機能および拡張機能
■
バージョンの互換性
■
既知の問題に関する情報を見つける方法
■
サードパーティ製品の使用条件およびライセンス契約について
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
製品ドキュメント (P. 8)
サードパーティ ソフトウェアに関する通知と使用許諾契約 (P. 8)
第 1 章: はじめに 7
製品ドキュメント
製品ドキュメント
CA は、CA Network Flow Analysis のマニュアル選択メニュー(Bookshelf)で、
技術関連ドキュメントの包括的なセットを提供しています。 これらのガ
イドは、マニュアル選択メニューから PDF および HTML の形式で開くこと
ができます。 マニュアル選択メニューは、CA Network Flow Analysis または
CA Performance Center のユーザ インターフェースの[ヘルプ]メニューか
らアクセスします。 CA サポートから表示およびダウンロードすることも
できます。
このドキュメントは、リリース後に更新されている可能性があります。最新の CA Network Flow
Analysis ドキュメントの更新およびローカライズ版ドキュメントを入手するには、CA サポート
からマニュアル選択メニューおよび Readme ファイルをダウンロードします。
Readme には、既知の問題とその回避策の最新のリストが含まれています。
ローカライゼーション ステータス Readme は、製品ドキュメントおよび
ユーザ インターフェースについて英語版とローカライズ版の間の差異を
特定します。
PDF ファイルのドキュメントを表示するには、Adobe Reader がインストー
ルされている必要があります。
サードパーティ ソフトウェアに関する通知と使用許諾契約
CA Network Flow Analysis の作成には、サードパーティ ソフトウェアが使用
されています。 すべてのサードパーティ ソフトウェアは、該当の使用許
諾契約に規定されているとおりに、使用、複製、および配布に関する条件
に従って使用されています。
サードパーティ使用許諾契約に関する情報は、CA Network Flow Analysis ソ
フトウェアとともに自動的にインストールされる次のドキュメントで提
供されます。
<install_path>¥ThirdPartyContent¥ThirdPartyLicenseInfo.rtf
8 リリース ノート
第 2 章: システム要件
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
展開オプション (P. 9)
アップグレードがサポートされているソフトウェア バージョン (P. 10)
Windows システム要件および推奨事項 (P. 11)
Linux システム要件および推奨事項 (P. 13)
言語サポート (P. 15)
展開オプション
すべての CA Network Flow Analysis コンポーネントをスタンドアロン シス
テムにインストールするか、または複数のサーバ間にコンポーネントを分
散できます。
■
スタンドアロン システムは、NFA Console と Harvester ソフトウェアの
両方をインストールするために使用される単一の専用サーバまたは仮
想マシンで構成されます。
■
2 層分散展開では、NFA Console および 1 つ以上の Harvester を個別の専
用サーバまたは仮想マシンにインストールします。
■
3 層分散展開では、NFA Console、1 つ以上の Harvester、および 1 つ以
上の データ ストレージ アプライアンス(DSA)を個別の専用サーバま
たは仮想マシンにインストールします。
CA Network Flow Analysis の現在のバージョンは、以下のオペレーティング
システムをサポートします。
■
Microsoft Windows Server 2008 R2、Standard Edition(64 ビット プロセッ
サ) -- インストール サーバ上
■
Red Hat Enterprise Linux 5.5 または 5.6 (64 ビット プロセッサ) -- 分散
展開における Harvester サーバ上
■
英語、中国語(簡体字)、フランス語(フランス)、または日本語
第 2 章: システム要件 9
アップグレードがサポートされているソフトウェア バージョン
アップグレードがサポートされているソフトウェア バージョン
CA Network Flow Analysis 9.2.0 は、以下のバージョンから最新設定へのアッ
プグレードをサポートします。
■
CA Network Flow Analysis 9.2.0
■
CA Performance Center 2.3.x または CA NetQoS Performance Center
6.1.205 SP2/6.1.194
■
(オプション) AD 9.2.0.
アップグレード前
アップグレード後
NFA 9.1.2 (以下と連係)
CA PC 2.2.x
NFA 9.2.0 (以下と連係)
CA PC 2.3.x
NFA 9.1.3 (以下と連係)
CA PC 2.2.x または 2.3.x
NFA 9.2.0 (以下と連係)
CA PC 2.3.x
NFA 9.1.3 (以下と連係)
NPC 6.1.194
NFA 9.2.0 (以下と連係)
NPC 6.1.205 SP2/6.1.194
以下のアーキテクチャがアップグレードに対してサポートされています。
■
スタンドアロン 2 層からスタンドアロン 2 層
■
分散 2 層から分散 2 層
■
分散 3 層から分散 3 層
CA Network Flow Analysis 9.1.2 は直接アップグレードできる最小のソフト
ウェア バージョンです。 以前のバージョンがある場合は、続行する前に
バージョン 9.1.3 にアップグレードしてください(「CA Network Flow
Analysis 9.1.3 アップグレード ガイド」を参照)。
注:
10 リリース ノート
■
CA Performance Center を使用する場合は、CA Performance Center を
アップグレードする前に CA Network Flow Analysis をアップグレードし
ます。
■
CA NetQoS Performance Center を使用する場合は、CA Network Flow
Analysis をアップグレードした後にアップグレードします(特に同じ
サーバにインストールされている場合)。
Windows システム要件および推奨事項
■
CA NetQoS Performance Center から CA Performance Center 2.3.x に切り
替えるには、アップグレードの前にバインドを解除し、アップグレー
ドの後に CA Performance Center にバインドします。
注: CA Performance Center および CA Network Flow Analysis は同じサー
バにインストールできません。
■
Single Sign-On ツールの現行のリリースでは、Windows NT Lan Manager
(NTLM)はサポートされていません。
Windows システム要件および推奨事項
CA からサーバを購入した場合、サーバにはソフトウェアがすでにインス
トールされています。ソフトウェアのみを購入した場合は、お使いのハー
ドウェアが「CA Network Flow Analysis インストール ガイド」と「CA Network
Flow Analysis アップグレード ガイド」に記載された仕様(以下参照)を満
たしていることを確認します。 ドキュメントの最新のバージョンについ
ては、CA サポート オンラインを参照してください。
設定またはコンポーネン 説明
ト
オペレーティング シ
ステム
Microsoft Windows Server 2008 Standard エディション(64 ビット プロ
セッサ)
言語
英語、中国語(簡体字)、フランス語(フランス)、または日本語
ローカライズされた展開には、適切な言語パックが必要です。
オペレーティング シ
ステムの更新
最新のサービス パックとすべての重要な更新がインストールされてい
ること。
重要な Windows 更新プログラムおよびサービス パックのみをインス
トールしてください。 サポートされていない Web ブラウザはインス
トールしないでください。
第 2 章: システム要件 11
Windows システム要件および推奨事項
設定またはコンポーネン 説明
ト
ディスク容量
オペレーティング システム用に 40 GB の空き容量がある C ドライブ
CA Network Flow Analysis は、CA Network Flow Analysis 専用の個別のドラ
イブにインストールすることをお勧めします。 ドライブに以下の空き
ディスク容量が含まれていることを確認します。
CPU
メモリ
ハード ドライブ
■
インストール/アップグレード ファイル用に 41 GB
■
NFA Console またはスタンドアロン サーバ: データ用に 200 GB 以
上の空き容量
■
Harvester または DSA サーバ: データ用に 1 TB の空き容量
■
NFA Console またはスタンドアロン サーバ: 1 つの 2.26GHz クアッ
ド コア プロセッサ
■
Harvester または DSA サーバ: 2 つの 2.26 GHz クアッド コア プロ
セッサ
■
NFA Console またはスタンドアロン サーバ: 3 GB の RAM
■
Harvester または DSA サーバ: 12 GB の RAM
■
NFA Console またはスタンドアロン サーバ: 3 つの 146-GB
10,000-RPM SAS ハード ドライブによる RAID 5 構成
■
Harvester または DSA サーバ: 6 つの 300-GB 10,000-RPM SAS ハード
ドライブによる RAID 5 構成
ポート
1-Gb イーサネット ポート
画面の解像度
1024x768 (XGA)以上のディスプレイ解像度
12 リリース ノート
Linux システム要件および推奨事項
設定またはコンポーネン 説明
ト
Web ブラウザ
Microsoft Internet Explorer バージョン 8
■
NFA Console またはスタンドアロン サーバ: (ブラウザはオプショ
ンです)
■
NFA Console にログインするクライアント:(ブラウザは必須です)
その他の一部ブラウザまたはブラウザ バージョンは、クライアン
トからのログインで動作する可能性がありますがテストされてい
ません。
注: 他のブラウザ バージョンにおける既知の問題に関する追加の情報
については、Readme を参照してください。
CA Performance Center Console の場合は、Internet Explorer を互換表示を
オフにして使用します。 NFA Console の場合は、Internet Explorer は互
換表示をオンまたはオフのどちらでも使用できます。
現在のセッションに対して互換表示オプションを変更する方法:
Internet Explorer 開発ツールがインストールされている場合は、キー
ボードで F12 キーを押します。 互換表示(Compatibility View)という
用語を含まないオプションを選択します。
機能、設定、その他ソ ■
フトウェア
.NET Framework 3.5 SP1。
■
<jar> (CA サポートからの ISO のファイルに含まれています)
■
「インストール ガイド」または「アップグレード ガイド」で説明
されているとおりに設定されたオペレーティング システム
Linux システム要件および推奨事項
Harvester ソフトウェアを Linux システムにインストールするには、お使い
のハードウェアが「CA Network Flow Analysis インストール ガイド」と「CA
Network Flow Analysis アップグレード ガイド」に記載された推奨事項と要
件を満たしていることを確認します。 ドキュメントの最新のバージョン
については、CA サポートを参照してください。
設定またはコンポーネ
ント
説明
オペレーティング シ
ステム
64 ビット プロセッサ上の Red Hat Enterprise Linux 5.5 または 5.6
第 2 章: システム要件 13
Linux システム要件および推奨事項
設定またはコンポーネ
ント
説明
言語
英語、中国語(簡体字)、フランス語(フランス)、または日本語
ローカライズされた展開には、適切な言語パックが必要です。
ディスク容量
40 GB の空き容量があるルート パーティション
以下の空き容量がある CA Network Flow Analysis 用パーティション:
■
インストール ファイル用に 41 GB
■
データ用に 1 TB
CPU
2 つの 2.26 GHz クアッド コア プロセッサ
メモリ
12 GB RAM
ハード ドライブ
6 つの 300-GB 10,000-RPM SAS ハード ドライブによる RAID5 構成
/tmp ディレクトリに十分な空き容量がなく、設定できない場合は、ディ
レクトリの場所を変更します。 IATEMPDIR 環境変数をエクスポートし
て(Install Anywhere 一時ディレクトリ用)新しい場所を設定し、十分
な空き容量のあるディレクトリを選択します。
ポート
1-Gb イーサネット ポート
画面の解像度
1024x768 (XGA)以上のディスプレイ解像度
機能、設定、その他ソ ■
フトウェア
■
14 リリース ノート
Java Runtime Engine (JRE) 1.6u41 がインストール済み
「インストール ガイド」および「アップグレード ガイド」で説明
されているとおりに設定されたシステム
言語サポート
言語サポート
CA Network Flow Analysis の現在のバージョンでは以下のロケールをサ
ポートしています。
■
中国語(簡体字)
■
英語(米国)
■
フランス語(フランス)
■
日本語
その他の言語は今後サポートされる場合があります。
既知の言語サポートの問題に関する詳細については、「ローカライゼー
ション ステータス Readme」を参照してください。これは、CA サポート製
品ページの[Recommended Reading]に提供されています。CA Network Flow
Analysis マニュアル選択メニューのローカライズ版も CA サポート製品
ページで提供されています。
第 2 章: システム要件 15
第 3 章: 新機能と拡張機能
CA Network Flow Analysis 9.2.0 は以下の新機能を備えています。
このセクションには、以下のトピックが含まれています。
アップグレードのサポート (P. 17)
コンソールでの NBAR2 アプリケーション マッピングの設定 (P. 18)
アプリケーション マッピング ルールのインポート (P. 19)
NBAR2 通信セッション レポート (P. 20)
アプリケーション レスポンス時間レポート (P. 21)
WAAS セグメント レポート (P. 22)
アップグレードのサポート
CA Network Flow Analysis 9.2.0 は、CA Performance Center または CA NetQoS
Performance Center のいずれかを使用する展開に対してアップグレードを
サポートします。
CA Network Flow Analysis 9.2.0 の更新バージョンが今後リリースされた場
合、既存のソフトウェアをアンインストールせずに、更新されたソフト
ウェアをインストールできます。 これまでと同様、ソフトウェアを変更
した場合は、お使いのデータ ファイルと設定ファイルのバックアップを
最初に実行してください(「CA Network Flow Analysis アップグレード ガイ
ド」を参照)。
以下のリストは、アップグレードに対してサポートされているオプション
の一部を示しています。
■
■
オペレーティング システム
–
Windows Server 2008 R2 Standard エディション(インストール サー
バ)
–
Red Hat Enterprise Linux 5.5 または 5.6 (Harvester サーバ)
CA Performance Center 2.3.x または CA NetQoS Performance Center
6.1.205 SP2/6.1.194 での操作
アップグレード サポートの詳細については、「バージョンの互換性」を
参照してください。
第 3 章: 新機能と拡張機能 17
コンソールでの NBAR2 アプリケーション マッピングの設定
コンソールでの NBAR2 アプリケーション マッピングの設定
CA Network Flow Analysis 9.2.0 は、Cisco の NBAR2 (Next Generation
Network-Based Application Recognition)トラフィック用のアプリケーション
マッピングをサポートします。 NBAR2 アプリケーション マッピング ルー
ルは、NFA Console で作成、編集、削除できます。 NBAR2 アプリケーショ
ン トラフィックを特定する、複数のアプリケーションのトラフィックを
結合する、または他のトラフィックから NBAR2 トラフィックを分離する
ためにルールを設定できます。
そのためには、[アプリケーション定義]ページでアプリケーション マッ
ピング ルールを作成し、ルール タイプとして NBAR2 を選択します。 標準
の Cisco NBAR2 エンジンによる定義に従って、NBAR2 アプリケーション ID
を指定します。
ルール名は、マップされたトラフィックのラベルとして使用されます。こ
れは以下のレポートで表示できます。
■
[企業の概要]ページ: トップ プロトコル レポート
■
[インターフェース]ページ: プロトコル データ表示するすべてのレ
ポート
■
[カスタム レポート]ページおよび[分析]ページ: プロトコル イ
ンデックス(新規または編集されたレポートに対するフィルタを選択
するために使用可能)
NBAR2 データを表示する方法の詳細については、以下も参照してください。
18 リリース ノート
■
NBAR2 通信セッション レポート
■
アプリケーション マッピング ルールのインポート
アプリケーション マッピング ルールのインポート
アプリケーション マッピング ルールのインポート
CA Network Flow Analysis 9.2.0 では、アプリケーション マッピング ルール
(新規ルールまたは既存ルールの更新)をインポートできます。 ルール
をインポートするオプションには有益な点がいくつかあります。 たとえ
ば、ルール セットに広範な変更を加える、ある時点において有効なルー
ルの記録をとる、新しいサーバにソフトウェアを移動した場合にルールを
リストアする、などの場合にインポート ファイルが役立ちます。
アプリケーション マッピング ルールをインポートするには、コマンド ラ
インで racmd ユーティリティを使用し、ルール タイプに対してフォー
マットされた .csv ファイルをインポートします。実行できるルールのイン
ポートには、以下の種類があります。
■
カスタムのアプリケーション マッピング ルール
正しくフォーマットされた .csv ファイルのインポートにより、カスタ
ム アプリケーション マッピング ルールを作成できます。 必要なアプ
リケーション マッピング ルールのタイプごとに .csv ファイルをセッ
トアップします。サンプル ファイルをガイドラインとして使用できま
す。
■
既存のアプリケーション マッピング ルールの更新
既存のルールを更新するには、インポート ファイルにルール ID が含ま
れている必要があります。 racmd エクスポート コマンドを使用して、
現在のルール ID をエクスポートできます。このタイプのインポート用
の手順およびサンプルの形式に従ってください。
■
NBAR2 デフォルト アプリケーション マッピング ルール セット
標準ルールをインポートしてデフォルトの NBAR2 アプリケーション
マッピング ルールの完全なセットを追加するために使用できる
nbar2.csv ファイルが提供されています。デフォルトのルール セットに
は、標準の NBAR2 エンジンが現在定義している NBAR2 アプリケーショ
ンがすべて含まれます。
インポートの後、新しいルールまたは更新されたルールは NFA Console の
[アプリケーション定義]ページに表示されます。 ルールは、ユーザ イ
ンターフェースで表示、追加、削除、編集できます。
第 3 章: 新機能と拡張機能 19
NBAR2 通信セッション レポート
以下のレポートには、新しいルールまたは更新されたルールの影響が表示
されます。
■
[企業の概要]ページ: トップ プロトコル レポート
■
[インターフェース]ページ: プロトコル データ表示するすべてのレ
ポート
■
[カスタム レポート]ページと[分析]ページ: プロトコル インデッ
クス(新規または編集されたレポートをフィルタするためのプロトコ
ルの選択に使用)
注: フロー監視は、アプリケーション マッピングを使用せずに、使用可能
な生の NBAR2 データをすべて表示できます。詳細については、「NBAR2 通
信セッション レポート」を参照してください。
レポートには、レポート期間中に有効なすべてのアプリケーション マッ
ピング ルールの影響が表示されます。 レポート期間にインポート イベン
トが含まれていた場合、トラフィックが表示される方法が劇的に変化する
可能性があります。
NBAR2 通信セッション レポート
NBAR2 データフロー監視レポートで参照するには、[フロー監視]ページ
で新しいレポートを作成し、レポート タイプとして「通信セッション」
(NBAR2)を選択します。
通信セッション(NBAR2)レポートには以下の情報が含まれます。
20 リリース ノート
■
データを送信したルータの IP アドレス
■
データを受信したインターフェース
■
データの IP プロトコル
■
ソースと宛先のホストの IP アドレスおよびポート
■
サービスのタイプ
■
合計トラフィックのボリューム
■
トラフィック レート(毎秒バイトおよび毎秒パケット)
■
このデータが表す合計トラフィックの割合
■
フロー数およびパケット数
アプリケーション レスポンス時間レポート
■
フローの合計期間
■
このデータが表す合計パケットの割合
■
フローを分類した NBAR2 エンジンの名前(および ID)
■
NBAR2 アプリケーションの名前
NBAR2 データをグループ化するために、エンジンまたはアプリケーション
列でテーブルを並べ替えることができます。 また、ルータ アドレス フィ
ルタを追加して NBAR2 データのエクスポートが設定されたルータのみを
表示することもできます。
新しい NBAR2 レポートの詳細については、以下を参照してください。
■
アプリケーション マッピング ルールのインポート
■
コンソールでの NBAR2 アプリケーション マッピングの設定 (P. 18)
アプリケーション レスポンス時間レポート
新しい[アプリケーション レスポンス時間]レポートは、フロー監視で
使用可能です。 これらのレポートには、Cisco アプリケーション レスポン
ス時間(ART)メトリックが有効になっているルータからの IPFIX フローに
対して、Cisco の ART メトリックが表示されます。
3 つの ART レポート タイプが追加されました。
■
■
アプリケーション メトリック レポート: 以下の値を含む ART メト
リックのサマリ:
–
データを送信したルータの IP アドレス
–
NBAR2 アプリケーション名
–
トランザクション、遅延レスポンス、およびパケット再送信の数
–
合計のトランザクション時間の平均(フロー レコード データから
計算)
クライアント側メトリック レポート: 以下の値を含むクライアント側
ART メトリック
–
データを送信したルータの IP アドレス
–
NBAR2 アプリケーション名
–
クライアントおよびサーバの IP アドレス
第 3 章: 新機能と拡張機能 21
WAAS セグメント レポート
■
–
新規接続数
–
平均クライアント ネットワーク遅延
サーバ側メトリック レポート:以下の値を含むサーバ側 ART メトリッ
ク
–
データを送信したルータの IP アドレス
–
NBAR2 アプリケーション名
–
新規接続数
–
平均サーバ ネットワーク遅延
–
平均レスポンス時間(クライアントからサーバへのネットワーク
時間およびサーバ レスポンス時間を含む)
–
平均アプリケーション遅延
アプリケーション レスポンス時間レポートを参照するには、[フロー監
視]ページで新しいレポートを作成し、[アプリケーション レスポンス
時間]グループ レポートの 1 つを選択します。
WAAS セグメント レポート
新しい WAAS (Wide Area Application Service)セグメント レポートは、フ
ロー監視で使用可能です。 このレポートは、レポートされたデータに対
する WAAS セグメント番号およびパススルー理由を特定します。 パスス
ルーの理由がわかると、なぜ指定されたフローが最適化されていないのか
判断するのに役立ちます。
WAAS セグメント レポートには以下の値が含まれます。
22 リリース ノート
■
データを送信したルータの IP アドレス
■
アプリケーション名(NBAR2 アプリケーション名および ID)
■
クライアントおよびサーバの IP アドレス
■
WAAS セグメント: WAAS データ ソースのタイプ
■
WAAS パススルー理由
WAAS セグメント レポート
WAAS セグメント レポートを参照するには、[フロー監視]ページで新し
いレポートを作成し、レポートタイプとして WAAS セグメントを選択しま
す。 レポートするルータに WAAS が設定されており、Cisco Performance
Agent が WAAS トラフィックを監視する場合、このレポートには有益な
データが表示されます。
第 3 章: 新機能と拡張機能 23
第 4 章: 既知の問題に関する情報の検索
CA Network Flow Analysis の現行バージョンの既知の問題は、インストール
ディレクトリに格納されている Readme に記載されています。
言語サポートの問題に関する詳細情報については、「ローカライゼーショ
ン ステータス Readme」を参照してください。
最新の CA Network Flow Analysis ドキュメントの更新およびローカライズ
版ドキュメントを入手するには、CA サポートからマニュアル選択メ
ニューおよび Readme ファイルをダウンロードします。
第 4 章: 既知の問題に関する情報の検索 25