設置機材(【 】は、設置機材例であり、同等以上であれば他社の

市民工房設置業務及びデジタル工作機械活用講習会企画運営業務委託仕様書
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業務名
市民工房設置業務及びデジタル工作機械活用講習会企画運営業務
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業務の目的
デジタル工作機械を使い、自由に、能動的に参加者が互いにものづくりを学び深める
ことができる市民工房の設置、及びこうした機材をこれから使えるようになる講座を開
催し、これからのものづくりに必要な能力を身につけ、自分のアイデアを形にできる人
材の育成、文化・産業の振興、交流人口創出を目的とする。
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業務期間
契約の日から平成 28 年 3 月 31 日(木)まで
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業務の内容
(1)市民工房の設置
ア)以下に示す 5 種のデジタル工作機械を設置、
利用することができる環境を整え、
市民自ら学ぶことができる場所を開設すること。なお、機材が故障した場合に
は、その原因が使用者の故意又は重大な過失によるものでない限り、受託者が
負担すること。
設置機材(【
】は、設置機材例であり、同等以上であれば他社の機材でも可)
・レーザーカッター【Epilog 社 Epilog
mini 】
・デジタルミシン【JANOME 社 NS1】
・モデラ(切削加工機)
【Roland 社
monoFab】
*なお、3Dプリンタ【MakerBot 社 Replicator(5th G)】及びペーパーカッター
【グラフテック社
シルエットカメオ】は市が保有しているので、手配は不要
イ)各機材のメンテナンスや利用者が繰り返して学びに来ることができるような
サポートスタッフを整えること。
ウ)総開設時間は、契約期間中において1日当り7時間、100日間の時間とす
る。なお、開設日程については、契約締結後事業提案を参考に別途協議をし
て指定するものとする。また利用状況によっては総開設時間の範囲内におい
て事前協議の上途中変更することもある。
エ)工房の見学はできる限り幅広く受け入れる体制をとること。ただし、機材利
用者は、機材について知識を有する以下のものに限ること。
なお市は、機材利用者に対して、材料の負担を求めるものとする。具体的
な負担方法については、別途協議の上決定する。機材使用料としての負担は
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求めない。
・平成 26 年度に山口市が実施した初級及び上級者プログラム受講生
・本委託事業で実施する講座の受講生
・その他市が指定する者
オ)機材利用者間で混乱が生じないよう適切な措置をとること
カ)開設日1日当りの平均利用者数(見学者含む)を10人以上を目標とするの
で、市民工房の活用の可能性が広がる環境づくりや広報等の工夫に努めるこ
と。
(2)デジタル工作機械入門プログラムの企画・運営
ア)上記5機種を使って自作するのに必要な基礎的な利用法を習得できる講座の
企画・運営をすること。
① 参加対象者:制限なし
② 内容:工房に設置する 5 種の機材の基礎的な利用法を習得するもの
③ 開催回数:各 1 回 全 5 回
④ 日時:市民工房開設から平成 27 年 7 月 31 日(金)までの期間で各回 2 時
間程度。
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定員:各回 5 名程度
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受講料:1,000 円程度(ただし、市が収入)
イ)参加募集については、市及び受託者で行う。
ウ)参加申込受付は、受託者が行う。
(3)広報活動
市が開設している facebook や tumbler を活用するほか、市民工房や入門講座の利
用者、受講生の募集や、事業の効果的な情報発信を実施すること。
(4)アンケートの実施及び事業実施報告書の作成
本委託事業に参加した者に対してアンケートを実施し、集計、分析を踏まえた事
業実施報告書を提出すること。アンケート内容については、協議の上決定する。
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提案にあたって
上記(1)から(4)の掲げる内容についての具体的な提案並びに、設置機材の製品
名及び市民工房の場所を明記すること。
(様式第 3~4 号及び必要に応じて任意様式)
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実施体制
提案に基づく事業の受託者は、委託契約の全部または事業内容の決定、事業運営方針
の決定、進行管理等、本事業の根幹に係る業務を一括して委託又は請け負わせてはなら
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ない。ただし、合理的と認められる業務については事業の一部を委託し、又は、請け負
わせることができる。
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成果物
事業実施後すみやかに事業実施報告書を印刷物 1 部及びデータで提出する。
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その他
(1)業務内容、データ内容その他この契約履行により知り得た事項を第三者に漏らし又
は委託の範囲を超えて利用してはならない。
(2)個人情報については、山口市個人情報保護条例に基づき適正な取扱いを行うこと。
(3)本業務の委託料は、業務完了後、受託者からの請求により支払うものとする。
(4)成果品に誤りや不備が発見された場合は、委託期間終了後であっても受託者の責任
において無償で訂正を行うものとする。
(5)本仕様書に定めのない事項や業務の遂行に当たって疑義が生じた場合については、
山口市と受託者が協議の上、決定するものとする。
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