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平成27年度
熊本時習館私学支援事業補助金Q&A
※ 申請前に必ずお読みください。
【共通事項】
Q1 補助金の申請者は誰になりますか。
補助金の申請者は、県内所在の私立中学高等学校の設置者(学校法人理事長)に
なります。学校長及び教職員個人では補助金の申請はできません。
Q2 補助金の交付申請は事業毎に行なう必要がありますか。
補助金の交付申請は、交付申請書を事業毎に作成のうえ、申請してください。
申請書類は以下のサイトでダウンロードできます。
【熊本県ホームページ】
トップページ > 組織から探す > 総務部 > 私学振興課
【くまもと私学情報サイト】URL http://www.jishukan.jp/
トップページ >熊本県の事業・施策
Q3 いつまでに申請すればいいですか。
申請期間は平成27年4月10日から平成27年5月11日までとなっていま
す。原則として交付決定日以降の支出が補助金の対象となりますが、中高生学習支
援事業、教職員指導力向上事業及び教職員国内留学派遣事業(大学や大学院博士前
期(修士)課程の入試合格後4月1日から事実発生する履修に限る)については、
4月1日からの事業実施であっても、審査のうえ適切であると認められる場合に限
り、補助金の対象となります。その場合も、4月30日までに申請を行ってくださ
い。ただし、交付決定以前に着手した事業が補助金の対象となるのは、今年度は今
回限りです。
なお、予算に余裕があれば、追加募集を行い、随時申請を受け付けますが、その
場合は、事業実施前に申請をする必要があり、交付決定日以降の支出が補助金の対
象となります。その際、申請書の審査等、事務手続きに時間を要するので、申請書
提出は事業実施(開始)日の2週間前までに提出してください。
また、補助対象の適否、申請に必要な書類の確認を事前に行うことで、申請手続
きが円滑になるので、事業の企画検討段階でご相談願います。
(事前にメール、FAX
等のやり取りで申請書類のチェックを行っておくと、書類の出し直し等の手間も減
ります。
)
Q4 申請書は持参する必要がありますか。
事前にメール等で申請書類の内容等について、県担当が確認していれば、申請書
の提出は郵送でも構いません。その場合、郵便事故等を避けるため、発送について
連絡するか、到着について確認をしてください。
また、申請書類に誤り、不足がなく完備していることが受付の条件になります。
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Q5 申請は何度でもできるのですか。
予算に余裕があれば、1校あたり複数回申請することができます。
Q6 補助金の申請額の算出方法を教えてください。
「補助対象経費」に補助率を乗じ、「補助基準額」と比較して少ない方の額(た
だし、千円未満切り捨て)になります。
Q7 事業の実施期間はいつからいつまでになりますか。
事業の開始は、原則として補助金の交付決定後になります。事業の完了は実績報
告書の提出期限である平成28年3月25日までになります。
ただし、中高生学習支援事業、教職員指導力向上事業及び教職員国内留学派遣事
業(大学や大学院博士前期(修士)課程の入試合格後4月1日から事実発生する履
修に限る)については、4月1日からの事業実施であっても、補助金の対象としま
す。
また、実績報告書の提出期限までに支払も含め、事業が完了しなければ、補助金
の交付はできません。
Q8 申請すれば必ず補助金の交付を受けることができますか。
事業内容等が適切か審査し、予算の範囲内で交付決定を行いますので、申請すれ
ば必ず交付を受けることができるわけではありません。
事業内容等が補助金の交付目的や条件に合わない場合や、他に申請された事業へ
の交付決定等により予算が不足する場合は、予算(残額)の範囲内での交付、ある
いは不交付になることも考えられますので、あらかじめ御了承ください。
Q9 申請書の添付資料について教えてください。
申請時の添付書類となる「その他参考となる資料」は、以下のとおりです。
① 学習支援員の活動時間が記載された時間割
② 学習支援員の年間の活動時間が分かる書類
③ 事業目標及び目標達成までの手立てが記載
中高生学習支援事業
された個別の指導計画(氏名部分を消した
もの)等の写し
※必要に応じ別添参考様式を御活用ください。
① 実施企画書
大学進学支援事業
② 生徒への配付資料(開催案内、チラシ等)
等の写し
教職員指導力向上事業
① 研修日程表等の写し
教職員国内留学派遣事業
① 募集要項、開催案内等の写し
Q10 補助金の交付決定はどのようにして分かりますか。
交付決定、不交付どちらの場合でも、申請者に郵送で通知します。
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Q11 事業が計画どおりに進められなかったときは、どのようになりますか。
補助対象経費に変更がある場合又はやむを得ず事業内容を一部変更する場合は、
必ず事前に御相談ください。
① 補助対象事業の主要部分(事業内容・講師等)の変更
② 補助対象経費が30%以上の増減となる変更
に該当する場合は変更申請の手続きが必要です。変更申請の手続きが必要であるに
も関わらず、手続きを行わなかった場合、補助金の交付ができないことがあります
ので、十分御注意ください。
なお、原則として、補助金の増額は行いません。
ただし、中高生学習支援事業については、やむを得ない事情がある場合に限り増
額を認める場合がありますので、必ず事前の御相談をお願いします。事前の御相談
がない場合、原則どおり補助金の増額は認めません。
Q12 事業が完了したとき、どのような手続きが必要ですか。
事業が完了した日から30日以内、又は平成28年3月25日のいずれか早い日
までに、実績報告書を提出してください。実績報告書を基に、補助金額の確定を行
いますが、事業経費は実績報告までに支払いが完了していなければなりません。
収支精算書の確認のため、領収書等の支払を証明する書類の写しを添付願いま
す。
実績報告書添付書類の「その他参考となる資料」は、以下のとおりです。
① 学習支援員の出勤簿
② 支援の内容、結果及び評価が記載された個
中高生学習支援事業
別の指導計画等の写し
※必要に応じ適宜参考様式を御活用ください。
① カリキュラム
② 教材等の当日配付資料
大学進学支援事業
③ 写真(私学情報サイト等への転載が可能な
もの)
教職員指導力向上事業
① 講師の出勤簿(通年実施の場合)
② 受講者の報告書等の写し
① 修了証、成績証明書、復命書等の研修完了
教職員国内留学派遣事業
を証明する書類の写し
Q13 支払を証明する書類には、領収書以外に何がありますか。
支払を証明する書類としては、
①現金手渡しの場合 領収書の写し
②口座振込の場合
本人の署名押印済の給与明細書の写し
又は受領印押印済の払込受領証
等を添付することになります。
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Q14 口座振込で支払う場合、事務処理の都合で翌月払いとなり、実績報告書の提
出期限の3月25日までに事業経費の支払が完了しない場合は、どのように対
応すべきですか。
通年で実施する事業などで報償費(給与)や旅費の支払いを翌月払いにしている
場合、例えば、口座振り込み等で3月分を4月に支払うと、その分は補助金の対象
になりません。
未払い分については、事業完了時点に現金で即日払いにするなど、実績報告書の
提出期限までに支払いが完了するような対応をお願いします。
Q15 補助金が交付されるのはいつですか。
原則として、補助金の交付は事業終了後の精算払となります。補助金交付確定後、
補助金交付請求書を提出していただいたうえで、交付します。
ただし、事業完了前にある程度のまとまった金額の支払いが必要となることも予
想されますので、概算払も可能としています。概算払請求書の提出前に、私学振興
課へ御相談ください。
Q16 事業終了後、精算額が概算払いで受領した額を下回った場合は、どうなるか。
差額は県に返納していただくことになります。
Q12 の実績報告書の提出により、精算額が概算払いでの補助金の受領額を下回っ
たことが確認できれば、県から納入通知書を送付しますので、差額を返納してくだ
さい。
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【中高生学習支援事業】
Q1 補助金の対象となる事業は具体的にどのようなものですか。
私立中学高等学校が生徒の学習習慣や基礎学力の定着、卒業や進級のために必要
な単位の取得を促すために、個別の指導計画等を踏まえながら、退職教員や教育ボ
ランティア等の学習支援員を活用して学習支援を実施した場合、補助対象事業とし
ます。
具体的には、
①生徒の理解を支援するための授業補助
・授業を担当する教員の説明の補足
・問題の解き方の助言
・板書箇所の指示等、ノートの取り方の助言
・実験・実習・実技の際の目配り・見守り・手伝い等
・担当教員への報告・引き継ぎ・打合せ
・個別指導計画作成等に必要な観察・チェック・メモ
・支援会議への参加・報告・意見交換等
②教室で学習することが困難な生徒に対する別室学習の支援
・見守り、声かけ
・課題学習の質問に答える
・生徒からの相談に対する助言
・担当教員への報告・引き継ぎ・打合せ
・個別指導計画作成等に必要な観察・チェック・メモ
・支援会議への参加・報告・意見交換等
③授業以外の補習
・見守り、声かけ
・課題学習の質問に答える
・生徒からの相談に対する助言
・担当教員への報告・引き継ぎ・打合せ
・個別指導計画作成等に必要な観察・チェック・メモ
・支援会議への参加・報告・意見交換等
が、対象となります。
Q2 どのような生徒が学習支援事業の対象となりますか。
学習支援の対象となる生徒は、通常の授業を受けるだけでは、進級又は卒業のた
めに必要な単位取得が困難な、特別な配慮、支援が必要な生徒であり、以下を想定
しています。
① 発達障がい等により教室で授業を受ける際になんらかの支援が必要な生徒
② 教室で学習することが難しい別室登校の生徒
③ 出席日数が不足するなど、進級又は卒業のために補習が必要な生徒
④ その他、進級、卒業のために支援が必要な生徒
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Q3 学習支援を行う場合は、
「個別の指導計画」を必ず作らなければなりませんか。
学習支援の対象となる生徒は、特別な配慮、支援が必要な生徒であるため、生徒
の特性、課題を踏まえた支援を行うために「個別の指導計画」の作成が必要と思わ
れます。
「個別の指導計画」を作成しない場合であっても、中高生学習支援事業を
活用するにあたり、以下の点をまとめる必要があります。
① 申請書提出時
・事業の目標
…PLAN
・目標達成のための手立て …PLAN
② 実績報告書提出時
・支援の内容
…DO
・支援の結果
…CHECK
・全体の評価
…ACTION
対象生徒の能力向上に資する支援を、PDCAサイクルに則って計画的且つ効果
的に行ってください。
※ なお、どのような方針で事業を実施し、事業効果を高めるかについての概要を
把握することが目的なので、提出にあたり事業内容を詳細に記載する必要はあ
りません(要点のみ箇条書きで結構です)。
※ 個別指導計画の具体的な記入方法や個別指導計画を用いた具体的な支援方法に
ついては、私学特別支援相談員に御相談ください。
Q4 種類の異なる学習支援を組み合わせて実施することができますか。
支援の必要な生徒それぞれの特性に応じて授業補助や別室学習を併用したり、生
徒の状況の変化に応じて、別室学習(別室登校)から授業補助(教室登校)に徐々
に移行するなど、柔軟に対応することもあり得ます。補助金を申請する際には、こ
れらを踏まえた事業計画を作ることが必要です。
事業の実施内容が当初の事業計画と異なる可能性が生じた場合は、変更申請が必
要になることもあるので、事前に相談してください。
Q5 学習支援を担う方はどういった方ですか。教員の免許が必要ですか。
学習支援員は、
①退職した教職員、非常勤職員、教員免許所持者等
②大学生
③その他の専門職など
が、考えられます。特に退職した教職員や大学生が学校OBであれば、学校と連携
しやすいなどのメリットもあると思われます。その他の専門職としては、臨床心理
士や看護師等も考えられますが、必ずしも有資格者である必要はありません。
また、生徒の支援を行う学習支援員は教員免許所持者でなくても構いません。た
だし、学校が教員免許の有無によって異なる報償費を設定することはあり得ます。
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Q6 学習支援員の報償費及び旅費の算定に決まりがありますか。
報償費のうち補助対象となる額は、週何時間かのパートタイム、常勤雇用並み
のフルタイム、いずれの場合も、単価(1時間当たり)×活動実績時間で算定した
額とします。その際、1時間あたりの単価は、有償ボランティア程度の額にしてく
ださい。
また、この補助金は経常費助成の算定基準として人数を報告していただく、本
務教員や常勤教職員の人件費を対象としたものではありません。
旅費については、実費相当分又は校内規程旅費に準じてください。ただし、非常
勤講師が学習支援員になる場合は、担当授業がある日の旅費は、補助対象となりま
せん。
Q7 非常勤講師に授業時間外に学習支援員として対応してもらう場合の単価は、
どのように設定すべきですか。
単価は、1時間当たり1,000円を上限としています。その範囲内であれば
単価設定は学校裁量にお任せしますが、学習支援員はいわゆる有償ボランティアを
想定しており、あくまでも教科担当教員を補助する立場のため、通常の非常勤講師
の報酬を支払うことは適切ではありません。非常勤講師が担当授業以外の時間で学
習支援を行う場合でも、有償ボランティア程度の時間単価での算定とします。
なお、同じ学習支援員であっても、有資格者(教員免許等)と無資格者におい
ては、単価に差があっても構いません。
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【大学進学支援事業】
Q1 補助金の対象となる事業は具体的にどのようなものですか。
県内所在の私立高等学校が他の高等学校(原則私立高校、場合によっては公立高
校も可)と連携し、大学への進学を目指す生徒を対象として、外部講師を招き、学
力向上を図るために共同で実施する特別授業を補助対象事業とします。
大学受験対策のための教科対策、AO 入試対策、小論文対策などの特別授業や集
中講義等が対象となります。
Q2 学校で大学入試対策の特別授業を実施するにあたり、他校へも受講者の参加
を呼びかければ、補助対象事業となりますか?
実質、単独校開催の特別授業で、他校に受講者の参加者を呼びかけただけでは、
補助対象とはなりません。
複数校での企画・立案により、連携、共同で実施することが条件となります。
Q3 「外部講師」とは具体的にどのような方が対象になるのですか。
補助対象事業を実施する連携校の教員(非常勤講師等含む)以外の方が対象とな
ります。
例えば、
①進学塾、予備校の講師
②補助対象事業を実施する連携校以外の教員
③ その他、県が外部講師として認める者
といった大学進学のための学力向上を達成するに足りる指導力を有する方になり
ます。
Q4 前年度まで自校に在籍していた教員(非常勤講師等含む)を、退職後に外部
講師として招いて補助対象事業を実施することは可能ですか。
「補助対象事業を実施する連携校以外の教員」として取り扱いますので、可能で
す。
Q5 補助対象事業の実施にあたり、外部施設での合宿等の形態を予定しています
が、会場の使用料や参加生徒の宿泊料等も補助対象となりますか。
補助対象とはなりません。
補助対象となる経費は、招聘する外部講師への報償費及び旅費(宿泊料含む)の
みとなります。
Q6 講師報償費及び旅費の算定に決まりがありますか。
講師の報償費は所属団体で支払われている時間単価等と比較して、適当と考えら
れる額にしてください。旅費については、実費相当分又は校内規程旅費に準じてく
ださい。
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Q7 補助対象事業の実施にあたり、実施期間、招聘する外部講師の人数等の制限
はありますか。
実施期間及び外部講師の人数などの制限はありません。また、実施する事業の規
模(参加する受講者の人数等)の制限もありません。
Q8 1事業とはどのように考えるものなのですか。
1事業(講座)とは、
・ ある一定の連続する期間で実施される事業であること
・ 目的及び対象者、日程等を同一とする事業であること
を基準として、判断することとしています。申請の前に事前にご相談ください。
Q9 小論文対策の講座として、春、夏、秋の3回を予定しています。
1事業(講座)としての申請となりますか、それとも3回の事業(講座)申
請となりますか。
目的、対象者、内容、日程等を基に判断することになります。それぞれ3事業(講
座)としての申請が適当なケース、1事業(講座)としての申請が適当なケースが
想定されますので、事前にご相談ください。
Q10 予備校等を会場として実施する特別授業は、補助対象となりますか。
原則として、私立学校を会場として実施するものが補助対象となります。
ただし、教室が使用できないなど、学校外での実施がやむを得ないと判断される
事情があるときは、補助対象となる場合があります。必ず事前にご相談ください。
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【教職員指導力向上事業】
Q1 補助金の対象となる事業は具体的にどのようなものですか。
教職員の資質及び指導力向上のため、経験豊富な非常勤講師や進学塾講師等、専
門的な知識及び技能を有する指導講師による授業評価、模範授業、助言等を補助対
象事業とします。
Q2 指導講師を担う方はどういった方ですか。
教職員を指導する講師は、
①非常勤講師(退職教員など指導経験豊富な教員OB)
②進学塾・予備校講師
を想定しています。
Q3 指導講師の報償費及び旅費の算定に決まりがありますか。
指導講師の報償費は、所属団体で支払われている時間単価等と比較して、適当と
考えられる額にしてください。
旅費については、実費相当分又は校内規程旅費に準じてください。ただし、非常
勤講師が学習支援員になる場合、担当授業がある日は旅費の対象となりません。
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【教職員国内留学派遣事業】
Q1 補助金の対象となる研修は具体的にどのようなものですか。
具体的には、研修期間(延べ日数)が10日以上、又は連続して2週間以上に及
ぶ次の項目に該当するものが対象となります。
① 大学及び大学院博士前期(修士)課程への就学(入学から卒業までの履修
を含む)
② 大学及び大学院における科目履修及び聴講
③ 国、地方公共団体及び独立行政法人が実施する研修
④ ①~③に準じるもので知事が認める研修
なお、教員免許更新制に係る研修及び(所属する学校との)同一法人が実施する
研修は対象となりません。
Q2 大学院博士前期(修士)課程への入学を希望しています。教員個人での補助
金の交付申請は可能ですか。
できません。当該補助事業は、私立学校の設置者に対して補助金を交付するもの
ですので、学校法人理事長の申請となります。
Q3 今年度、大学院博士前期(修士)課程への出願を希望しています。いつ申請
を行う必要があるのですか。
補助金は年度毎の対象経費の補助となりますので、入学金や1年目の授業料など
は入学年度に申請していただく必要があります。
大学院博士前期(修士)課程での2年間の履修など、複数年度にわたり実施され
る研修への補助を希望される場合、2年目の授業などは次年度に改めて申請してい
ただくこととなります。
Q4 入学する前年度に受講者本人が支払う必要のある入学金及び授業料について
は、どの年度の補助対象経費となるのですか。
入学年度の補助金として申請することになりますので、入学年度の補助対象経費
となります。ただし、学校法人が交付決定前に支払った場合は対象外となりますの
でご注意ください。
Q5 常勤又は非常勤講師等の正規の教職員ではない者が受講する場合でも、補助
金の対象になりますか。
大学及び大学院博士前期(修士)課程への入学においては、正規職員だけを対象
とします。それ以外の研修は正規職員ではない講師も対象となります。
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Q6 県外への長期研修参加の場合、必要になる滞在費や交通費も補助の対象とな
りますか。
県外への旅費は一往復分の旅費が対象となりますので、現地での参加(通学)に
係る費用は対象とはなりません。
また、滞在に係る宿泊費は5,000円/日を限度としています。ただし、募集
要項等で滞在に係る宿泊先を指定してある場合で、その額が5,000円/日より
安価な場合は、その額を優先します。
Q7 実際に研修を受講する教職員個人が直接、補助金の交付を受けることは可能
ですか。
できません。学校設置者に対しての補助事業ですので、法人理事長に対して補助
金の交付を行うこととなります。
Q8 研修の途中で履修等ができなくなった場合、又は研修の目的を達成できなか
った(大学又は大学院博士前期(修士)課程を卒業できなかった又は、単位を
取得できなかった等の)場合、既に、概算払いで一部受給していた補助金の取
扱いはどうなりますか。
受給していた補助金の全額、又は一部を返還していただく場合もあります。
健康問題等の諸理由で、履修や受講等の継続が困難な場合もあると思いますの
で、早めに私学振興課に相談してください。
Q9 科目履修生として大学に在籍していますが、当初予定していた科目を履修す
ることができなくなりました。その際も変更申請が必要になるのでしょうか?
事業の主要部分に該当するため、変更申請が必要になります。履修することがで
きなくなった時点で私学振興課まで御相談ください。
Q10 教職員国内留学派遣事業において、大学院博士前期(修士)課程へ進学しま
した。単位取得のための課題を全て終了し、単位の取得も確実なのですが、大
学院側の都合で3月25日までに正式な修了証が発行されません。このような
場合補助対象となるのでしょうか?
大学院が発行する正式な修了証の提出を原則としますが、大学院側の都合で3月
25日までに正式な修了証が発行されない場合でも、単位取得のための課題を全て
終了し、確実に単位取得できる場合に限り、補助対象とします。
ただし、正式な修了証の代わりとなる書類(単位取得が確実に見込まれることを
大学院側が証明する書類)の提出が補助対象の条件となります。
なお、その場合でも正式な修了証が発行され次第、速やかに修了証を提出する必
要があります。
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