佐渡木匠塾 今年度の活動内容

今年度の活動内容
佐渡木匠塾
Reg.4-16
木を活かす活動部門
参加人数:35人
2 枚目
場所:新潟県佐渡市相川
期間:8 月1日∼ 8 月14日
このテイスティングルームには試飲用の
テーブルの他、お酒をディスプレイでき
るカウンターも合わせて制作している。
天板にはアテビと呼ばれる佐渡特有のヒ
ノキの一枚板を使用し、見た目にも遊び
心を加えたものに仕上げている。
このカウンターは酒蔵の販売所にあった既存のカウンターに
被せるように作っている。そのため修理に際には上部だけ外
せるため修理がしやすいものになっている。
カウンター作りに注意を払ったのは天板が反らないようにす
ることであった。そのため上面を木裏にし、また本実にする
ことで反りを抑える工夫をしている。
カウンター
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「学校蔵」と呼ばれる学校を酒蔵にコ
ンバージョンしたものに新たにテイ
スティングルームを増設するため試
飲用のテーブルの制作を行った。
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仕口部分はダボやビスケットを用い
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て金具を使わない仕上げをしている。
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テーブルの柄は柿渋に松煙、弁柄を
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混ぜたものを使い、色を変えている。
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来年度はこれに合わせた椅子の制作
を考えている。
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テーブル
カウンター
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今回の一番大きなプロジェクトであった。外壁修復は既存の壁に新
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たに板を打ち付ける予定であったが調査において壁の内部、基礎が
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ひどい状態であったため、躯体からの改修という形をとった。
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躯体からの改修であったため、まず基礎から打ち直し、養生が完了
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したのち、柱、貫などを入れ直した。一部の柱は根継ぎを行ってい
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る。そして防水シートを貼り、下見板と目板で打ち直した。
塗装には柿渋を使用している。柿渋は防水・防虫・防腐に優れた天
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然素材である。この神社は海近くに面し、風化が激しいため塗装は
入念に行った。
酒蔵の作業室の内装下地が外から見え
てしまうため、その目隠し、美観向上
にため窓格子の設置を行った。
桟加工は鋸、鑿を使い手刻みで仕上げ
に柿渋を塗装することで外壁との色合
いをそろえた。
窓格子
北野神社
外壁改修
正面左側の改修を行ったがまだ正面、正面右側、内装とまだ直すべ
きところがあるためこれから数年かけて徐々に改修を行っていく。
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