台東区男女平等推進行動計画 はばたきプラン21【概要版】(PDF:640KB)

概要版
台東区男女平等推進行動計画
はばたきプラン21
平成27(2015)年3月
台
東
区
誰もが自分らしく生きる
基本目標
1
平あ
等ら
参ゆ
画る
の分
促野
進へ
の
男
女
2
男
女
平
等
の
意
識
を
つ
く
る
施
重点課題
(1)意思決定過程への
男女平等参画の推進
①審議会等への男女平等参画の促進
②職員に対する男女平等参画の意識啓発
の充実
③区民が立案・参画する機会の増加
(2)社会・地域活動への
男女平等参画の促進
①区民の社会・地域活動への参加の促進
(3)男女平等参画の視点に
立った防災・復興対策
の推進
①女性の視点に立った防災対策の推進
②復興対策の推進
(4)男女平等参画の意識
づくり
①男女平等参画を推進する広報・啓発活動
の充実
(5)年代別の意識啓発の
取組みの推進
①幼
②学
③成
④高
(6)男性への男女平等参
画の取組みの推進
①男性に対する男女平等参画を支援する
取組みの推進
3
す人
す権
め尊
る重
の
視
点
で
男
女
平
等
を
児
校
人
齢
期
期
期
期
①配偶者等からの暴力の防止のための
取組み
②被害者の安全の確保と自立支援
③相談業務の充実と関係機関との連携
(7)男女平等参画を阻害
する暴力への取組み
の推進
④セクシュアル・ハラスメント防止の
ための意識啓発
⑤ストーカー行為を防止するための意識
啓発
⑥性暴力等を防止するための意識啓発
⑦ネットワーク社会における女性への
人権侵害を防止するための取組み
①女性の人生の各ステージに対応した
健康支援の充実
②生涯を通じた健康づくりの推進
③発達段階に応じた性及び自己尊重教育
(8)生涯を通じた男女の
健康支援
◎
策
部分は「配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護のための施策の実施に関する基本計画」
に相当
1
ための男女平等社会の実現
充
実
す
る
基本目標
施
重点課題
(9)ワーク・ライフ・
バランス実現の
ための支援
①ワーク・ライフ・バランスに関する意識
啓発の推進
②事業者に対するワーク・ライフ・バラン
スの推進
③出産、育児に対する職場の理解の促進
④保育サービス、介護サービスの充実
⑤女性の就労・チャレンジ支援の推進
(10)子育て世代への支援
①多様な子育て支援サービス・保育サービ
スの充実
②子育てに関連する支援者の育成
③子育て世代の居場所づくり、ネットワー
クの支援
④男性の育児参加への支援
(11)高齢者・介護者への
支援
①高齢者等の地域生活を支える支援
②介護サービスの充実と介護者への支援
(12)男女平等参画の
総合的推進
①全庁的な推進体制
②施策・事業を推進するための評価体制
づくり
4
を
を男
充女
実平
す等
る参
画
へ
の
社
会
的
支
援
5
プ
ラ
ン
を
積
極
的
に
す
す
め
る
策
①区民との協働による活力ある運営
②男女平等参画社会を実現するための
今日的課題への取組み
③DV被害者の支援体制の構築
④相談事業の充実
⑤防災・復興時における拠点としての
機能の充実
(13)男女平等推進プラザ
における男女平等の
推進
①国と東京都等への積極的な働きかけと
連携
②企業・NPO等の事業者との連携
(14)国・東京都・企業・
NPO等との連携
2
計画改定の趣旨
台東区では、すべての区民が、性別にかかわりなく個人として尊重され、男女が対等
な立場であらゆる活動に参画し、喜びと責任を分かち合う男女平等参画社会の実現を目
指すことを目的とした「台東区男女平等推進行動計画 はばたきプラン21」に基づい
て、区の施策を総合的・計画的に進めてきました。
平成27(2015)年1月には、区における男女平等の推進について基本となる事項を
定めた「東京都台東区男女平等推進基本条例」が施行されました。
このような状況から、平成22年度に改定した現行計画を踏まえ、引き続き積極的に
取り組むべき課題や社会情勢の変化などにより生じている新たな課題に対応するために、
行動計画を改定します。
新たな行動計画は、区の長期総合計画の計画期間や社会情勢の変化などを勘案し、5
年間の計画期間とします。
そして、今後5年間に取り組むべき重点課題を明らかにするとともに、重点課題ごと
に評価指標を設定し、全庁的に施策を推進していきます。
計画期間は、平成27(2015)年度から平成31(2019)年度までの5年間です。
計画の基本理念
誰もが自分らしく生きるための男女平等社会の実現
この行動計画では、誰もがいきいきと自分らしく生きていける男女平等な社会の実現
を目指しています。
男性や女性といった性別や性別に基づく役割意識にかかわりなく、一人ひとりの個
性・人権・能力・価値観・ライフスタイル・バックグラウンドなどを尊重し、仕事・家
庭・地域社会における活動を自らの希望に沿ったかたちで行うことができ、お互いに支
え合える社会を目指します。
計画の基本目標
基本理念のもと、次の5つの基本目標を設定し、積極的に施策を推進します。
1
あらゆる分野への男女平等参画の促進
2
男女平等の意識をつくる
3
人権尊重の視点で男女平等をすすめる
4
男女平等参画への社会的支援を充実する
5
プランを積極的にすすめる
3
計画の内容
基本目標1
あらゆる分野への男女平等参画の促進
重点課題(1)意思決定過程への男女平等参画の推進
男女平等参画社会の実現のためには、政策・方針決定の過程に男女が共に参画するこ
とが重要です。
男女が共に政策・方針決定過程に参画し、多様な意見が施策に公平・公正に反映され
るために、女性委員の積極的登用に努めていきます。
評価指標名
現状
計画目標
(平成31年度)
24.8%
30%
根拠となるデータ
審議会等における女性委員 審議会等への女性の
の割合
参画状況調査
施策
計画事業
①審議会等への男女平  審議会等への女性の積極的登用
等参画の促進
 ガイドラインの活用
 女性委員の参画状況調査
②職員に対する男女平  研修、講座等の実施
等参画の意識啓発の  採用及び職域の拡大にあたっての男女平等の推進
充実
 管理職選考の受験の奨励
③区民が立案・参画す  審議会等への女性の積極的登用(再掲)
る機会の増加
 男女平等推進プラザの各種委員会への参画(再掲)
重点課題(2)社会・地域活動への男女平等参画の促進
誰もが暮らしやすく、活力のある地域づくりを進めるためには、福祉、教育、防災や
まちづくりなど、それぞれの分野に、性別や年齢等にかかわらず、さまざまな区民の視
点や意見が反映されることが重要です。
男女が共にさまざまな地域活動に参加できるよう、参加のきっかけづくりや支援を進
めます。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
地域活動に参加している人
の割合
男女平等に関する
台東区民意識調査
52.6%
増加
施策
計画事業
①区民の社会・地域活  さまざまな分野への女性の参画の推進
動への参加の促進
 シニア世代の地域活動支援
 市民活動参加への支援と意識啓発
 いきがいづくりと社会参加への支援
4
重点課題(3)男女平等参画の視点に立った防災・復興対策の推進
東日本大震災等の過去の震災の反省から、災害予防、被災時、被災後、復興等のすべ
ての場面において、女性の視点を取り入れた対応をしていくことが重要です。
防災・復興に関わる対策の企画・立案から決定に至る意思決定の過程に、女性の視点
に立った対策が立てられるよう、地域防災分野における女性の参画を進めるとともに、
災害時にリーダーシップを発揮できる女性の人材を育成します。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
女性の視点を取り入れた
防災対策が行われていると
感じる人の割合
-
-
30%
施策
計画事業
①女性の視点に立った  防災分野における男女平等参画の推進(新規事業)
防災対策の推進
 女性の視点を取り入れた防災対策の推進(新規事業)
 防災分野における女性リーダーの育成(新規事業)
②復興対策の推進
 災害復興時における拠点施設としての機能の充実(新規事業)
 配偶者暴力相談支援センター機能の整備(再掲)
5
基本目標2
男女平等の意識をつくる
重点課題(4)男女平等参画の意識づくり
男女平等参画社会を実現していくためには、長い年月をかけて形づくられてきた性別
に基づく固定的な役割に気づき、解消していく必要があります。
固定的な役割意識は、徍々に変わりつつありますが、意識されにくいため、社会のさ
まざまな分野に男女平等参画を進めるために、法律・制度の理解促進や、社会教育・生
涯学習における男女平等参画をテーマとする活動を推進するなど、意識啓発の取組みを
一層進めていきます。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
男女が「平等である」と
思う人の割合
男女平等に関する
台東区民意識調査
24.7%
増加
施策
計画事業
①男女平等参画を推進  男女平等の視点を取り入れた刊行物等の作成と情報提供
する広報・啓発活動  法律や制度の理解の促進
の充実
 男女平等を進める講座の実施(再掲)
 意識調査の実施(再掲)
重点課題(5)年代別の意識啓発の取組みの推進
男女の平等意識は、その時代の社会の枠組みや置かれている環境などの影響を受けな
がら、小さい頃から発達の段階を追って徍々に形成されていくものです。
平等意識の形成に教育の果たす役割はきわめて大きなものがあり、学校や家庭と協力
し、幼児期、学校期から高齢期まで、各年代に応じた意識啓発の取組みを進めていきま
す。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
「男性は仕事、女性は家庭」
という考え方を否定する人
の割合
男女平等に関する
台東区民意識調査
69.0%
増加
施策
計画事業
①幼児期
 男女平等を進める幼児教育の推進
 男女平等を進める家庭教育の推進(再掲)
 教職員研修の実施
②学校期
 男女平等を進める人権教育の推進
 進路指導の充実
 男女平等を進める啓発の推進
 男女平等を進める家庭教育の推進(再掲)
 教職員研修の実施(再掲)
6
施策
計画事業
③成人期
 男女平等を進める家庭教育の推進
 男女平等を進める講座の実施(再掲)
 男女平等推進プラザの各種委員会への参画(再掲)
 男性の育児への参画に向けた取組み(再掲)
④高齢期
 シニア世代の地域活動支援(再掲)
 男女平等を進める講座の実施(再掲)
 男女平等推進プラザの各種委員会への参画(再掲)
 男女平等を進める家庭教育の推進(再掲)
 男性の介護への参画に向けた取組み(再掲)
重点課題(6)男性への男女平等参画の取組みの推進
女性の社会的な地位の向上や社会進出の促進等、女性のエンパワーメントへの取組み
が議論され、進められる一方で、男性に対する男女平等参画を支援する取組みが見過ご
されていた側面があります。
一人ひとりの価値観やライフスタイルが尊重されながら、男女が共に、家庭、地域社
会、仕事の場で、その喜びと責任を分かち合っていくために、これまで以上に男性の家
庭、地域社会での参画を支援する取組みを進めていきます。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
「男性は仕事、女性は家庭」
という考え方を否定する
男性の割合
男女平等に関する
台東区民意識調査
63.2%
増加
施策
計画事業
①男性に対する男女平  男性の育児への参画に向けた取組み
等参画を支援する取  男性の介護への参画に向けた取組み
組みの推進
 シニア世代の地域活動支援(再掲)
 市民活動参加への支援と意識啓発(再掲)
 男女平等を進める講座の実施(再掲)
7
基本目標3
人権尊重の視点で男女平等をすすめる
重点課題(7)男女平等参画を阻害する暴力への取組みの推進
配偶者等からの暴力、セクシュアル・ハラスメント、ストーカー行為等は、決して許
されない行為であり、個人としての尊厳を傷つけるばかりでなく、男女平等参画社会の
実現を妨げるものです。
配偶者等からの暴力の防止に向けては、男女平等推進プラザを中心に、配偶者暴力相
談支援センター機能を整備することにより、相談から自立への支援まで、総合的な取組
みを行っていきます。
また、女性に対する暴力の防止や、ネットワーク社会における女性への人権侵害を防
止するための取組みを進めていきます。
◎施策①から施策③の部分は、配偶者暴力防止法に規定する「配偶者からの暴力の防止
及び被害者の保護のための施策の実施に関する基本計画」に相当します。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
DV(ドメスティック・バ
イオレンス)の被害経験が
ある人の割合
男女平等に関する
台東区民意識調査
24.3%
根絶を目指す
施策
計画事業
①配偶者等からの暴力  配偶者等からの暴力(デートDVを含む)に関する情報の収集
の防止のための取組
と提供
み
 配偶者等からの暴力(デートDVを含む)に関する講座の実施
 児童虐待防止に関する取組み
 高齢者虐待防止に関する取組み
 障害者虐待防止に関する取組み(新規事業)
②被害者の安全の確保  被害者に対する安全の確保
と自立支援
 被害者の自立のための支援
 被害者支援に関するマニュアルの充実
 被害者支援のための庁内連携及び関係機関との連携の強化
 職員に対する研修の充実
③相談業務の充実と関  相談事業の充実
係機関との連携
 相談体制の充実
 配偶者暴力相談支援センター機能の整備
④セクシュアル・ハラ  セクシュアル・ハラスメント防止のための意識啓発と情報提供
スメント防止のため  研修、講座の実施
の意識啓発
 男女平等推進プラザにおける相談事業の充実(再掲)
⑤ストーカー行為を防  ストーカー行為を防止するための意識啓発と情報提供
止するための意識啓  研修、講座の実施
発
 男女平等推進プラザにおける相談事業の充実(再掲)
⑥性暴力等を防止する  性暴力等を防止するための意識啓発と情報提供
ための意識啓発
 研修、講座の実施(再掲)
 男女平等推進プラザにおける相談事業の充実(再掲)
⑦ネットワーク社会に  メディア・リテラシー※の普及(新規事業)
おける女性への人権  男女平等を進める講座の実施(再掲)
侵害を防止するため ※メディアが伝える様々な情報を、主体的に取捨選択し、客観的に活用する能
の取組み
力のことをいいます。また、メディアを適切に選択し発信する能力のことを
いいます。
8
重点課題(8)生涯を通じた男女の健康支援
生涯を通じて健康な生活を送ることは、すべての人々の願いであり、男女がその健康
状態に応じて、適切に自己管理を行うことができるようにすることが必要です。そのた
めに男性も女性も、心身ともに健康でいきいきと暮らせるよう、各年代に応じた健康の
維持・向上に関する施策を充実させていきます。
また、セクシュアル・マイノリティ(性的尐数者)についての理解を含め、発達段階
に応じて男女の性の違いや性の多様性を理解、尊重し、自分や他の人の体を大切に扱っ
ていくために、性や人間尊重の心を育む教育を行います。
評価指標名
根拠となるデータ
乳がん・子宮がん検診の
受診率 ※
平成25年度
検診実績
現状
計画目標
(平成31年度)
乳がん検診:
25.8%
子宮がん検診:
26.5%
増加
※受診率は、区の乳がん・子宮がん検診対象者のうち、実際に検診を受けた者の割合
(2年に1回の受診として算定)
施策
計画事業
①女性の人生の各ステ  エイズ等感染症予防の正しい知識の普及啓発
ージに対応した健康  出産・育児準備期の健康支援
支援の充実
 女性の生涯を通じた健康づくり
 健康相談の実施(再掲)
②生涯を通じた健康づ  各種健診と指導の充実
くりの推進
 高齢者の健康づくりへの支援
 女性の生涯を通じた健康づくり(再掲)
 こころとからだの健康学習の推進
 健康相談の実施
 男女平等推進プラザにおける相談事業の充実(再掲)
 障害者相談支援の充実
③発達段階に応じた性  発達段階に応じた性及び自己の尊重のための教育
及び自己尊重教育
9
基本目標4
男女平等参画への社会的支援を充実する
重点課題(9)ワーク・ライフ・バランス実現のための支援
ワーク・ライフ・バランスを実現するために、個人の自覚と取組み、企業等の意識改
革に加えて、制度の整備・充実、企業に対する優遇措置の導入に向けた取組みを行って
いきます。また、育児や介護が女性や男性の生活の負担とならないよう、保育サービス、
介護サービスや介護の担い手への支援等を充実させていきます。
また、結婚や出産などの理由で離職した女性の再就職や、自分の能力を発揮できる仕
事にチャレンジするための支援及び職場における出産、育児に対する理解促進のための
取組みを進めます。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
仕事、家庭生活、個人の
生活の調和がとれていると
考える人の割合
男女平等に関する
台東区民意識調査
8.6%
30%
施策
計画事業
①ワーク・ライフ・バ  ワーク・ライフ・バランスに関する情報の収集と提供
ランスに関する意識  ワーク・ライフ・バランス推進のための講座の実施
啓発の推進
 男性の育児への参画に向けた取組み(再掲)
 男性の介護への参画に向けた取組み(再掲)
②事業者に対するワー  次世代育成支援対策推進法に基づく「一般事業主行動計画」等
ク・ライフ・バラン
についての周知・啓発
スの推進
 企業への育児・介護休業制度の普及促進
 企業における両立支援事業の紹介
 ワーク・ライフ・バランスを推進するための取組み(新規事業)
③出産、育児に対する  次世代育成支援対策推進法に基づく「一般事業主行動計画」等
職場の理解の促進
についての周知・啓発(再掲)
 企業への育児・介護休業制度の普及促進(再掲)
 男女平等推進プラザにおける相談事業の充実(再掲)
④保育サービス、介護  保育・子育て支援サービスの充実(再掲)
サービスの充実
 認可保育園の整備(再掲)
 介護サービスの充実と質の向上(再掲)
⑤女性の就労・チャレ  女性のための就労支援
ンジ支援の推進
 起業家・若手経営者支援
 雇用・就業相談
 障害者の就労支援の充実
重点課題(10)子育て世代への支援
家庭生活と社会生活を両立するためには、子どもを産み育てたいと望む人々が不安や
孤立感を抱えずに、安心して子どもを産み、健やかに育てることができる環境を整備す
ることが重要です。
妊娠・出産時から子どもの成長段階に応じた継続的な支援を行うとともに、多様な要
望に応じることのできる子育て支援のサービスや保育サービスをさらに充実していきま
す。また、子育て中の人々の居場所づくり、ネットワークづくり、男性の育児参加の支
援を進めます。
10
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
子育てのための区の取組み
についての満足度
台東区区民満足度調査
44.8%
60%
施策
計画事業
①多様な子育て支援サ  保育・子育て支援サービスの充実
ービス・保育サービ  男性の育児への参画に向けた取組み(再掲)
スの充実
 認可保育園の整備
 配慮を要する子どもや家庭への支援
 子育て支援に関する情報提供の充実
 子育て相談の充実
 児童虐待防止に関する取組み(再掲)
②子育てに関する支援  家庭教育の振興
者の育成
③子育て世代の居場所  子育て支援に関する情報提供の充実(再掲)
づくり、ネットワー  保育・子育て支援サービスの充実(再掲)
クの支援
 男性の育児への参画に向けた取組み(再掲)
 男女平等を進める講座の実施(再掲)
 男女平等を進める家庭教育の推進(再掲)
④男性の育児参加への  男性の育児への参画に向けた取組み(再掲)
支援
 子育て支援に関する情報提供の充実(再掲)
重点課題(11)高齢者・介護者への支援
高齢者の尊厳が守られ、高齢者が地域の中でいきいきと安心して暮らし続けるために
は、高齢者への支援と介護サービスの充実が求められています。
また、
女性が介護の担い手になっている傾向が見られるため、男女が共に介護と家庭、
仕事との両立ができるよう、支援をしていくことが必要です。
高齢者の多様な社会参加の促進などにより、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮ら
せるよう、支援を進めます。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
福祉のための区の取り組み
についての満足度
台東区区民満足度調査
34.9%
50%
施策
計画事業
①高齢者等の地域生活  高齢者の健康づくりへの支援(再掲)
を支える支援
 ひとり暮らし高齢者と高齢者のみ世帯への支援
 シニア世代の地域活動支援(再掲)
 男性の介護への参画に向けた取組み(再掲)
 いきがいづくりと社会参加への支援(再掲)
 施設のユニバーサルデザイン化への取組み
 高齢者の総合的相談の実施
②介護サービスの充実  介護サービスの充実と質の向上
と介護者への支援
 男性の介護への参画に向けた取組み(再掲)
 高齢者の健康づくりへの支援(再掲)
 高齢者虐待防止に関する取組み(再掲)
11
基本目標5
プランを積極的にすすめる
重点課題(12)男女平等参画の総合的推進
男女平等参画社会を実現するための施策は、保健、福祉、教育、まちづくり、防災等、
すべての分野にわたっており、その施策を総合的かつ効果的に展開していくためには、
全庁的な取組みが必要です。
区には男女平等参画社会の実現に向けて先導的な役割を果たすことが求められます。
平成26(2014)年12月に東京都台東区男女平等推進基本条例が制定され、平成27
(2015)年1月に施行されました。本条例に基づき、計画を着実に推進していきます。
評価指標名
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
台東区男女平等推進行動
計画「はばたきプラン21」
の認知度
男女平等に関する
台東区民意識調査
31.3%
増加
施策
①全庁的な推進体制
計画事業
 全庁的な推進体制の充実
 庁内における男女平等の推進
②施策・事業を推進す  「はばたきプラン21」推進会議の運営
るための評価体制づ  行動計画事業の推進
くり
 意識調査の実施
重点課題(13)男女平等推進プラザにおける男女平等の推進
男女平等推進プラザは、男女平等参画社会に関する情報の収集、整理、発信から、各
種講座の実施等、幅広い事業に取り組んできました。また、各種事業の企画立案や運営
にあたっては、
区民の意見や発想を活かしながら、区民と協力して取り組んできました。
男女平等推進プラザの存在を広く区民に周知するため、あらゆる媒体を活用した各種
の広報活動に力を入れるとともに、区民の様々なニーズに的確に対応した事業を展開し
ていきます。
また、相談を必要とする人が適切な相談を受けられるよう、相談事業や相談窓口の周
知に努めるとともに、相談内容の多様化に適切に対応できるように、相談機能の充実を
図っていきます。
評価指標名
男女平等意識啓発講演会
参加者の満足度
根拠となるデータ
講演会での
アンケート調査
施策
現状
計画目標
(平成31年度)
74.4%
80%
計画事業
①区民との協働による  男女平等推進プラザの各種委員会への参画
活力ある運営
 男女平等を推進する人材の育成
②男女平等参画社会を  男女平等に関する情報の収集と提供
実現するための今日  男女平等を進める講座の実施
的課題への取組み
 男女平等推進プラザにおける相談事業の充実
12
施策
計画事業
③DV被害者の支援体  相談体制の充実(再掲)
制の構築
 配偶者暴力相談支援センター機能の整備(再掲)
④相談事業の充実
 男女平等推進プラザにおける相談事業の充実(再掲)
 相談体制の充実(再掲)
⑤防災・復興時におけ  災害復興時における拠点施設としての機能の充実(再掲)
る拠点としての機能  配偶者暴力相談支援センター機能の整備(再掲)
の充実
重点課題(14)国・東京都・企業・NPO等との連携
区独自では解決できない課題解決に向けては、国や東京都に要望するとともに、広域
で行う必要のあるものについては国や東京都、他の自治体と積極的に連携していきます。
また、企業やNPO等市民活動団体と連携・協働した方が効果的に進むものについて
は、連携・協働を図っていきます。
評価指標名
男女平等推進団体登録数
根拠となるデータ
現状
計画目標
(平成31年度)
平成25年度実績
32団体
増加
施策
計画事業
①国と東京都等への積  国・東京都等への要望と連携
極的な働きかけと連
携
②企業・NPO等の事  企業、NPO等市民活動団体との連携
業者との連携
13
台東区男女平等参画推進体制
台東区長
「はばたきプラン21」推進会議
構成員:学識経験者
職域及び関係団体等の有識者
台東区立男女平等推進プラザ
運営委員会委員
公募区民
台東区人権・男女共同参画推進
委員会
委員長:副区長
委 員:教育長
部長(部長相当職含む)
事務局
幹事会
総務部人権・男女共同参画課
幹事長:総務部長
幹 事:関係課長(設置要綱による)
男女平等推進プラザ
関係各課
連携
連携
区民・団体・企業・NPO等
国 東京都
区市町村 関係機関
「はばたき21」台東区立男女平等推進プラザ
学習の場の提供
男女平等社会の実現に向けた各種講座や、講演会などを企画・実施しています。
情報資料の
収集と提供
女性問題・ジェンダー問題に関する図書や資料を収集し、提供しています。
活動・交流支援
相談事業
男女平等の推進に関わる活動をしている個人・グループの活動支援や、交流
の場の提供をしています。
専門相談員による「こころと生きかた なんでも相談」と女性弁護士による
女性のための「法律相談」を実施しています。
男女平等推進プラザ
(生涯学習センター4階)
<施設利用については>
〒111-8621
東京都台東区西浅草3-25-16
台東区生涯学習センター4階
開館時間:9:00~22:00
休館日:第1、第3、第5月曜日
(祝日にあたる場合はその翌日)
年末年始(12月28日~1月4
日)
14
台東区男女平等推進行動計画 はばたきプラン21
(概要版)
発
行 平成27年3月(26年度登録第79-1号)
企画・編集 台東区総務部人権・男女共同参画課
〒110-8615 東京都台東区東上野4-5-6
TEL 03(5246)1116