別紙 金融研究センター特別研究員公募 研究プロジェクト一覧 ※プロジェクト毎に任期が異なります。 【論文等執筆方式】 <任期:6ヶ月> 1.HFT(高頻度取引)を含むアルゴリズム取引に関する諸外国の規制動向、 市場構造及び処分事例に関する研究 市場構造の変化(具体的には、アルゴリズム取引(HFT を含む) 、PTS、ダークプ ールを利用した取引の増加)を踏まえ、米国、欧州、シンガポール、香港を対象と して、①アルゴリズム取引、PTS、ダークプールを含めた規制動向(業規制や取引 所等のシステムの健全性に関連する事項を含む)、市場構造の比較研究及び②各国 当局、自主規制機関、取引所が行った HFT を利用した取引に関する処分の比較研究 を行う。 <任期:1年> 1.金融分野におけるサイバーセキュリティ対策向上に向けた諸問題の調査・ 研究 当局及び金融機関等のサイバーセキュリティ対策に関連して、以下の項目につ いての調査・研究。 ・金融分野におけるサイバーセキュリティの脅威となり得る手口及びその対策 ・海外(特に米・英)の金融機関における取組みレベルの調査及び、国内金融機関 とのギャップの有無等(特に、サイバー攻撃対策の外注・内製化の考え方の違い やリソース配分の違いの背景の分析) ・海外(特に米・英)の金融監督当局における監督・検査の目線及び、演習その他 の効果的施策等の整理 ・金融分野におけるサイバー攻撃に係る効率的・効果的な演習のあり方についての 検討 2.与信集中リスクに係る計測のあり方 バーゼル合意において、金融機関は、自己資本等について最低水準として求めら れるものの他に、潜在的なリスクに対応できるだけの十分な資本等を自ら備えるこ ととされている。また、監督当局は、それが十分であるか検証を行うとともに、必 要に応じて、監督上の対応を行うこととされている。そのような潜在的なリスクの 1 つである与信集中リスクに係る計測のあり方について、調査・研究を行う。 (以 上)
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